読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年10月の読書記録

2017-10-31 | その他
読んだ本の数:22
読んだページ数:7600

印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書)印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書)感想
『名画で読み解く イギリス王家12の物語』を読んで、過去に中野さんのどの本を読んでいたかなと探して読み直し。数年前に読んだのだがほぼ忘れていたのには驚いたが、まぁ常識的なラインからは外れていない。怖い絵は嫌いなので(=ヘタレ)読んでいない。
読了日:10月31日 著者:中野 京子
駄犬道中こんぴら埋蔵金駄犬道中こんぴら埋蔵金感想
前作よりパワーアップ。続編はあり?
読了日:10月31日 著者:土橋 章宏
名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)感想
UKのややこしい歴史を名画を通しておおざっぱに理解できてとても面白かった。特に著者の辛辣なもの言いが(笑)昔のことはいざ知らず、ヴィクトリア女王が家庭内ではドイツ語で通していたこと、王家は第1次世界大戦終結時までドイツ文化で暮らしていたこと、それを一掃したのがジョージ5世(現エリザベス女王のたった2代前)だったとは知らなかった。あまりに近い過去で驚く。ジョージ5世とロマノフ王朝の最後のニコライ二世が余りにそっくり(それもそのはず従兄弟)ということを知るのも名画のおかげ。シリーズを遡りたい。
読了日:10月30日 著者:中野 京子
生きている理由 (講談社文庫)生きている理由 (講談社文庫)感想
わかっている事実が少ない場合、如何様につなごうともそれは著者の自由なのだろうが、それにしてもリアリティーが薄く、逆に衝撃を受けた。あの時代に男装の麗人として名をはせた川島芳子のことを少しでも知りたいと思ったのだが。
読了日:10月29日 著者:松岡 圭祐
ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)感想
『泣いたらアカンで通天閣』の坂井さんが時代小説に手を出していると知って図書館にあったので読書。ん~、おいしそうな居酒屋。大きな筋がなさそうなのが残念かな。
読了日:10月26日 著者:坂井希久子
見知らぬ乗客 (河出文庫)見知らぬ乗客 (河出文庫)感想
"不朽の傑作"の新訳が出たというので、読んでみた。交換殺人がテーマのはずなのだが、どんどんおかしな方向へ進んでいき・・・これはミステリーではなかったんだと気づいた次第。心理描写は素晴らしいけれど、私の好む類ではない。後に『太陽がいっぱい』を書いた人だと知り、納得。(アラン・ドロンはステキだったけど)
読了日:10月24日 著者:パトリシア・ハイスミス
ガイコツと探偵をする方法 (創元推理文庫)ガイコツと探偵をする方法 (創元推理文庫)感想
これは文句なしにコージー好きにおすすめ!次作も楽しみ♪
読了日:10月23日 著者:レイ・ペリー
内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)感想
地球の話じゃなくなったので、退屈。
読了日:10月22日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
雪と毒杯 (創元推理文庫)雪と毒杯 (創元推理文庫)感想
「雪に閉ざされた村のホテルにたどり着いた八人の男女。クリスマス・イブに殺人が」(帯)とあると読んでみたくなるのが本格ファンの性。1960年著の本作が初邦訳というのはどうかと思うが、カドフェルシリーズが当たったのでこれも光があたったのかな。古きよき時代の本格のようで(犯人はすぐわかるにせよ)楽しむことができてよかった。
読了日:10月22日 著者:エリス・ピーターズ
絵が殺した (創元推理文庫)絵が殺した (創元推理文庫)感想
ミステリーというか推理は特段なんてことないが、絵の贋作のあれこれととにかく会話で面白く読んだ。
読了日:10月21日 著者:黒川 博行
巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))感想
三部作読了。本書1981年の作品で至極楽観的な見通しが時代だなぁと思う。SWの初期を思い起こした。三部作はもともとの構想だったようだが、やはり面白かったのは1作目『星を継ぐもの』。その落穂ひろいで2,3というところかな。構想外の4がある。さて。
読了日:10月17日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
マル暴甘糟 (実業之日本社文庫)マル暴甘糟 (実業之日本社文庫)感想
今野さんには大好きなシリーズとそうじゃないシリーズがあって、これはそうじゃない方に分類された(シリーズになるんでしょ?)甘糟がどうにも共感できないし、ユーモアも感じられない。マル暴関係なら黒川さんが面白い。私が関西人だからなのかもしれないが。
読了日:10月15日 著者:今野 敏
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)感想
前作『星を継ぐもの』のようなキャッチーなネタ(月面に5万年前の死体が⁇)はないが、優しい巨人たちでよかった。ダンチェッカーが前にも増していい味。本シリーズを楽しめるのはもともと5万年前のホモサピエンスの進化に胡乱さを感じているからなのだろうと思う。
読了日:10月14日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
この世の春 下この世の春 下感想
三島屋のおちかちゃんが聞いていそうなお話を長編に。自然によかったなと思えて、読み終えてうれしい。
読了日:10月11日 著者:宮部 みゆき
この世の春 上この世の春 上感想
感想は下巻へ
読了日:10月11日 著者:宮部 みゆき
星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)感想
何度目かの正直で読了。いろいろなことに説明がついていて、面白かった。本書1980年の出版で、何度か読もうと思って購入しては積読の山の中で見失うことを繰り返し・・・。でもおよそ40年後のいま読んで、科学の発達が末端の私などにも落ちてきて、読みやすかったのかもしれない。
読了日:10月10日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
サーベル警視庁サーベル警視庁感想
今野さん、初めての明治。あまりうまく明治時代の空気を著しているとは思えないし、現在から評価しての明治だと思うが、今野さんが描きたいと思われた動機についてはしっかり伝わった。有名人が多数登場するのはちょっと笑ってしまうが。
読了日:10月08日 著者:今野敏
絢爛たる奔流絢爛たる奔流感想
角倉了以という名前は知っていても、何をした人なのか全く記憶がなかったのだが、知らなかったことに驚いた。一豪商にこれだけのことをさせてしまう幕府も幕府。本書で与一として通される長男は素庵という名前で嵯峨本でおなじみ。時は関ケ原の後。人物がつながっていくのが面白い。
読了日:10月07日 著者:岩井 三四二
弘法大師空海と出会う (岩波新書)弘法大師空海と出会う (岩波新書)感想
ブラタモリの高野山行きに影響されて高野山に行こうかと思うので予習。高野山に"行く"と書くところがすでに私の宗教心を示していると思う。丁寧に説明してくださっているのだが、どうも私の中は滑って行っただけのような気が・・・。すみません。
読了日:10月07日 著者:川崎 一洋
おばちゃんたちのいるところ - Where the Wild Ladies Areおばちゃんたちのいるところ - Where the Wild Ladies Are感想
なんとなく題名に魅かれて。私が好むテイストではないなと思いながら読んでいくと、それぞれがつながっていき、なかなか面白かった。
読了日:10月07日 著者:松田 青子
禁断の魔術 (文春文庫)禁断の魔術 (文春文庫)感想
なぜか未読だったことに気づいて遅まきながら。鉄板の面白さ。福山さんと柴咲さんで脳内変換。
読了日:10月01日 著者:東野 圭吾
盤上の向日葵盤上の向日葵感想
圧倒のページターナー。こういうふうに終わらせてしまうんだと少々残念。将棋の駒の動かし方も知らないのは多々残念。
読了日:10月01日 著者:柚月 裕子





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