読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2018年12月の読書記録

2018-12-31 | その他
読んだ本の数:26
読んだページ数:7703244


貧乏お嬢さまのクリスマス (コージーブックス)貧乏お嬢さまのクリスマス (コージーブックス)感想
このシリーズを読むのは初めてなのだが、読友さんからクリスマスの雰囲気が良いと聞いて。クリスマスまで寝かせておくつもりがうっかりクリスマス過ぎてしまったというお粗末。クリスティ風に作りたかったのだろうが、力量が違ったかな。時代的にもマギー・ホープのシリーズに似たテイスト。原題はThe Twelve Clues at Christmasで、少なくとも英語圏ではもっとわかりやすかったはず。
読了日:12月30日 著者:リース ボウエン
錠前破り、銀太 首魁 (講談社文庫)錠前破り、銀太 首魁 (講談社文庫)感想
思いつきはいいんだけど、筋が続けられない田牧さん。これも大風呂敷を広げたのに尻すぼみで終わらせるのか。なんだかなぁ。
読了日:12月29日 著者:田牧 大和
グアムの探偵 2 (角川文庫)グアムの探偵 2 (角川文庫)感想
快調に第2弾。どうしてこうも急に軽いけど面白いものが書けるようになったのでしょうね。来月すぐ3が出るみたい♪
読了日:12月28日 著者:松岡 圭祐
吉原花魁 (角川文庫)吉原花魁 (角川文庫)感想
縄田さん選出の吉原ものアンソロジー。吉原で明るくなりようもないということはわかっていたが、それにしても暗く、重かった。隆さんのものは既読。堺へ帰ってこの先どう暮らしたのでしょうね。
読了日:12月27日 著者:藤沢 周平,隆 慶一郎,山田 風太郎,平岩 弓枝,杉本 章子,宇江佐 真理,松井 今朝子,南原 幹雄
江戸萬古の瑞雲 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫)江戸萬古の瑞雲 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫)感想
シリーズ3作目。尻上がりに良くなっている(えらそうに)。萬古焼といえば三重県の赤っぽいというイメージで齟齬を感じていたのだけど、最後にきちんと説明があって親切。普茶料理の丁寧な説明も。
読了日:12月26日 著者:鳴神 響一
クマのプーさんとぼくクマのプーさんとぼく感想
図書館で新着本のコーナーに並んでいたので。クマのプーさんの著者による詩集『Now We are Six』を訳したもの。原題で分かる通り邦題のようにプーさんは表には出てこない。
読了日:12月26日 著者:A・A・ミルン
夏の戻り船 くらまし屋稼業夏の戻り船 くらまし屋稼業感想
なかなか迫力もあり、面白く読んだ。
読了日:12月26日 著者:
芙蓉の干城 (単行本)芙蓉の干城 (単行本)感想
推理小説としても時代小説としても歌舞伎を舞台にした小説としても面白かった。もう少し密度が低い方が一般受けはするかもしれないが。
読了日:12月25日 著者:松井 今朝子
書店猫ハムレットの挨拶 (創元推理文庫)書店猫ハムレットの挨拶 (創元推理文庫)感想
最終巻ということで少し寝かせていたのだけど、読み出せば楽しく読了。なぜこれを終わらなければならないのかなと思うのだけど、本国では不人気? あまりにもシャム猫ココの亜流?
読了日:12月24日 著者:アリ・ブランドン
日本の同時代小説 (岩波新書)日本の同時代小説 (岩波新書)感想
同時代以前に明治期からの概説というか概観が前提として書かれていてそこは面白かったのだが、肝腎の1960年代以降、私が興味も関心も持てない、題名すら知らない小説の羅列で、読み終えるのが苦痛だった。私が読んでいるものはそんなに異端なのだろうか。だからと言って残り少ない人生、世間的に評価が高いという理由で関心も持てない小説を読むつもりはない。
読了日:12月22日 著者:斎藤 美奈子
灰の轍 警視庁文書捜査官 (角川文庫)灰の轍 警視庁文書捜査官 (角川文庫)感想
題に惹かれて読み始めて、師匠が出て来て初めてこれは前の作を読んだことがあると気づく・・・シリーズ4作目だった。印象&記憶に残る登場人物が師匠だけだったということだ。こんなに簡単にヒトって殺人に行き着くのだろうか。文書捜査のネタを作るのは難しいようだ。
読了日:12月22日 著者:麻見 和史
決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍感想
設楽原ってどこ?から始まるくらい知識のない戦だったのだが7人の視点から見て、多少わかったつもりになった。
読了日:12月21日 著者:赤神 諒,佐藤 巖太郎,砂原 浩太朗,武川 佑,簑輪 諒,宮本 昌孝,山口 昌志
関西の神社をめぐる本 (エルマガMOOK)関西の神社をめぐる本 (エルマガMOOK)感想
信心する気持ちの足りない私ではあるけれど、なかなか興味深かった。お寺は仏像というセールスポイントがあるのだなと妙なことに感心。
読了日:12月20日 著者:
ギャラリーフェイク (34) (ビッグコミックス)ギャラリーフェイク (34) (ビッグコミックス)感想
カラバッジョについて書かれていると知ったので読んでみた。他の章も面白かった。マリー・アントワネットがハプスブルク家特有の顔をしていないのがふしぎだったが、そうだったか。ベラスケスに描かせたかった。このシリーズを読むのは初めてなのだが、真偽についてはどういう評価になっているのだろうな。
読了日:12月18日 著者:細野 不二彦
イラストでわかる 超訳 百人一首 (中経の文庫)イラストでわかる 超訳 百人一首 (中経の文庫)感想
リアル書店で目についたので。高1の冬休みの宿題の定番といえば「百人一首を覚えること」だが、私は覚えきらなかった。それはわかっていても知らない歌が多いのはどうしたものだか・・・(・・;) 作者、背景等周辺情報を得ながら読むとまた別の味わい。
読了日:12月16日 著者:
幽霊人命救助隊 (文春文庫)幽霊人命救助隊 (文春文庫)感想
珍しくリアル書店で平積みされていたのに気付いて購入。これを書こうと思った高野さんの動機というかきっかけが気になった。この4人の赤ちゃんはどういう人生を歩むのでしょうね。
読了日:12月16日 著者:高野 和明
恋牡丹 (創元推理文庫)恋牡丹 (創元推理文庫)感想
現代ミステリーの定石を時代小説に落とし込もうという試み。惜しげもなく時間を進めているのだが、読者はかえって戸惑い、短編なのに無駄に時間を使う。努力は買うといったところか。
読了日:12月15日 著者:戸田 義長
天下一の軽口男天下一の軽口男感想
この彦八を駿河太郎(鶴瓶の息子さん)で舞台化するということで読んでみた。まぁ、面白く読了。筋の運びに初恋の人をいちいち使うのは安直だし、大阪のにおいがしないのが残念。
読了日:12月15日 著者:木下 昌輝
トッカン 徴収ロワイヤルトッカン 徴収ロワイヤル感想
お久しぶりのトッカン。けっこう設定とか記憶していたのには自分でも驚いた。初の短編集で全6篇。とりあえず楽しい。
読了日:12月14日 著者:高殿 円
レシピを見ないで作れるようになりましょう。レシピを見ないで作れるようになりましょう。感想
図書館の本。こういうので出版できるなんていい時代。この手のことは家でお手伝いをしてるうちに自然に身につくというか。土井さんといい、当たり前のことを当たり前に言ってるだけだと思いますが、それを正面切って言える、それをありがたがる・・・いい時代。
読了日:12月14日 著者:有元 葉子
「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫)「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫)感想
膨大な「御宿かわせみ」の中から大矢博子さんがミステリ色の強い7編を選んだ作品集。解説も著者との対談も掲載。短編なのでするっと読めて、苦笑を誘う作品もあり面白かった。「御宿かわせみ」はたぶん読んだことはないはず。
読了日:12月14日 著者:大矢 博子,平岩 弓枝
日経おとなのOFF 2019年 1 月号日経おとなのOFF 2019年 1 月号感想
この号だけは毎年購入。来年もいろいろ楽しみとにんまり。
読了日:12月13日 著者:
超訳百人一首 うた恋い。2超訳百人一首 うた恋い。2感想
『逢坂の六人』を読んだので再読。のっけに喜撰法師が老人で登場して驚いたが、よって立つ説が変わると変わってくるのだね。面白い。(『逢坂の六人』では喜撰法師=紀貫之説)
読了日:12月11日 著者:杉田 圭
逢坂の六人 (集英社文庫)逢坂の六人 (集英社文庫)感想
古今集の六歌仙は何故この六人なのか、子ども時代の紀貫之の目線を通すことでふんわりと語られる。史実がこうであったかはさておき、楽しい読書時間であった。周防版土佐日記が読みたい。
読了日:12月09日 著者:周防 柳
狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
火事の描写にすぐれているのはもう十分わかった。もっと政治がらみの、あるいは長谷川平蔵がらみの深さに持っていってもらえるとありがたい。
読了日:12月05日 著者:今村翔吾
メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス (角川文庫)メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス (角川文庫)感想
ドラマ化されていることに気付き、読んでみた。特に好きでも嫌いでもない。どの人がどの俳優さんなのかは確認していないが、ドラマで見る方が面白いだろうと思う。その程度の文章だということになるのかな。
読了日:12月01日 著者:加藤 実秋



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