咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

NHKBS金曜時代劇に・・・「小藤次」が帰って来る

2013-05-30 22:10:50 | レビュー
 今年のNHK正月時代劇として放送された「御鑓拝借~酔いどれ小藤次留書~」、主君の汚名を雪(そそ)がんとして、忠義を全うし多くの感動を与えてくれた「赤目小藤次」。

 主君に拝謁することなどまかり通らない厩番(うまやばん)の下級武士。あることが切っかけで主君の尊顔を拝し、主君の涙を垣間見た小藤次。その主人公が、命を賭して立ち上がった・・・ドラマのクライマックスでは、思わず当方も涙が止まらなかった。

 「大切な人、その涙を雪(そそ)ぐため、

           たったひとりで大名行列に立ち向かう。

                   こんな男、見たことない


 と、キャッチコピーで始まったこのドラマ、正月早々から面白く、さらに主君への忠義立てに感動。

 主人公赤目小藤次とは、

 「元豊後森藩江戸下屋敷の厩番(うまやばん)。五尺一寸(約153センチ)の矮躯に大顔、大目玉、大耳、団子鼻、禿げ上がった額が特徴の初老の侍。無類の大酒飲み。父・伊蔵に鍛えられた一子相伝の秘剣・来島水軍流の達人。来島水軍流は船上の戦いを想定した極度に実践的な流派で、基本技は正剣十手・脇剣七手」

 と、表現されている。

 さて、役者さんであれば・・・誰だろう。番組スタッフは、最適の役者さんを抜擢している。その役者さんとは「竹中直人」さん。視聴者の当方らでも、まさに適役そのものと思えるから、原作の佐伯泰秀氏も絶賛とか。

 正月時代劇として放送された際、小藤次(竹中直人)が今では時代劇の大御所の高橋英樹さんを馬上から河の中に突き落とす場面、これは良かった。思わぬ事態に楽しくなった。

 愛嬌があって、ユーモラスな面もある主人公の小藤次。風采の方は「五尺一寸(約153センチ)の矮躯に大顔、大目玉、大耳、団子鼻、禿げ上がった額が特徴」とあり、さらに埃で汚れ破れた衣装・・・実にいい。

 この主人公が、剣の達人とくるから、そのギャップがさらにいい。義を重んじる熱き心の武士であり、何度か感涙を覚えざるを得ないかも・・・。

 ところで、先週まで放送されていた「妻は、くノ一」。これまでの市川染五郎さんとは違った新たな面がだされており、我が家では欠かさず見ていた。女忍びの瀧本美織さんのアクションシーン、最終回の母娘 徳川お庭番との殺陣がとても見ごたえがあった。

 そして、その番組の後続として「酔いどれ小藤次留書」が用意されているとのこと。

 6月21日(金)、金曜時代劇として帰ってくるとか・・・楽しみなこと。(夫)



参考資料:NHK公式HP、幻冬舎時代小説文庫「酔いどれ小藤次留書」公式HP

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