咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

NHKBSドラマ「Wの悲劇」・・・

2019-11-28 21:58:00 | レビュー

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 眠い目をこすりながらも見ていたこのドラマ、
 和辻家別荘に集まっていた一族。
 時が経ち、二階の踊り場から和辻摩子(土屋太鳳)が「私、大伯父(与兵衛・大和田伸也)様を刺しました」と。
 全員で直ちに大伯父の部屋に向かった。
 主治医・間崎(吉田栄作)が生死の確認をすると、既に息絶えていると告げる。

 ここからこのドラマの異様さと共に物語が次々と展開。
 皆が可愛がっている摩子(土屋太鳳)を守るため、主治医・間崎の助言も得ながら死亡推定時刻を遅らせる工作をはじめる。
 さらに部外者による物取りに見せかけるなど、隠蔽工作を行った後の翌朝に警察へ通報。
 鑑識をはじめ多くの警察官や刑事たちがやって来た。
 その中に居たベテラン刑事・中里右京(渡辺いっけい)が、後日再び現場を確認へやって来ると不可思議な事実を発見。
 
 和辻家別荘を舞台に一族それぞれの人間模様が描かれる。
 そして、物語が展開するにつれて、大伯父の与兵衛(大和田伸也)を殺害したのは、別の人物と思わぬことになってくる。
 視聴者を次々と惑わすように複雑な人間模様が描かれるから、視聴者の心が鷲づかみされる。
 
 NHKスタッフが制作している昨今の多くの作品群、どれも映画を見るような雰囲気に作り上げられている。
 視聴者にとっては、見ごたえもタップリで嬉しくなってくる。
 今回の作品もウマく出来上がっており、眠い目をこすりながらも満足のひと時であった。(夫)

[追 記]~あらすじ~
 和辻家別荘で開かれたパーティーで、和辻摩子(土屋太鳳)が大伯父の与兵衛(大和田伸也)を刺し殺すという事件が起きた。摩子の母・淑枝(中山美穂)は娘の正当防衛だと訴え、集まった一族に事件の隠ぺいを頼み込む。摩子の父・道彦(岡本健一)や与兵衛の主治医・間崎(吉田栄作)、与兵衛の弟・繁(鶴見辰吾)らが強盗殺人に見せかけた隠ぺい工作を始める。招待客だった摩子の先輩・春生(美村里江)もその片棒を担ぐことになってしまう。
(出典:NHK公式HP 抜粋)


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