安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

沙沙貴神社で杜(もり)遊び

2018年04月29日 | まちの話題
☆4月29日、日曜日。

☆安土町常楽寺1番地の沙沙貴神社の「初夏の風物詩」、ナンジャモンジャの花が例年より早く咲き始めました。花は、まだ、クリーム色でしたが、大型連休後半には、真っ白な雪がタップリ積もった絵になる光景になりますね。

☆そんな沙沙貴神社の表参道で、本日、『沙沙貴杜遊』のマルシェ(市場)が開催されました
☆沙沙貴神社を中心に地域活性化につながる取り組みをしたいという思いで、実行委員会が、昨年、9月24日のプレイベントに続いて企画されました。
☆前回も好評だったのと、今回は火器を使用して調理できるようになったと云う事もあり、出店数は前回の倍の46店舗となっていました。

☆午前11時前に様子を見に行きました。

☆何という事でしょう神社の東側からL字型に伸びる表参道が・・・、

☆人でいっぱいです。しかも、前回と同様、若い家族がすごく多いです。
☆地元民だけでなく、近隣市町からも沢山、来場されているように思われました。(食べ物は人を集めますね)
☆これと云った「催し物」もないのに、こんなに大勢の人が来られるとは
☆「他」の「たくさん予算を使ってしているイベント」がに思えてしまいます。

☆出店者は、「マルシェ専門家」が多いのでしょう、こだわりの手作り品や飲食品などを、見栄えのする陳列で販売しています。
☆「安土・・祭」や「昔懐かしい文化祭」の出店とは、レベルが違い上品で上手いです。勉強になります。
☆なお、店舗の配置も、万が一の火災から神社を守る為か、「火器を使用する店」は楼門から遠い位置にするなど、配慮がありました。
☆私も関係者であります「安土楽市楽座館」のブースも出店し、「六角うどん」や朝採れ野菜を、元気なオジサンたちが、大声で販売していました

☆境内に入ってみましょう
☆楼門の外の喧騒(そんなに騒々しくはないのですが・・・)がウソのように長閑な時間が流れていました。
☆境内のあちこちに参拝・見学する人々の姿がありました。

☆市場の奥に「神社」が鎮座している。このロケーションが人々を集める要素の一つになっているのは間違いないでしょう。

廻廊西側の絵馬殿には、今春完成した『常楽寺ふるさと絵屏風』のレプリカが展示されていました。
☆絵屏風のメインテーマとして「沙沙貴祭り大松明奉納神事」が描かれていますので、グッドタイミングだったと思います。

☆楼門から境内に入った人は自然と本殿の方へと向かわれます。
☆本殿前には参拝される方の行列が出来ていました。お正月の様な光景ですね

☆好天にも恵まれ、イベントの成功、おめでとうございます

☆実行委員会、駐車場係等のスタッフの皆様、大変、お疲れ様でございました。ではまた。

繖山・桑実寺の春

2018年04月23日 | まち歩き
☆4月23日、火曜日。

☆長い間、工事中でした、近江八幡市安土町・繖山の「桑実寺防災計画」による「消防道路」が完成しました。
☆来たる、5月12日には、『開通法要式』が執り行われます。

☆当日、山中の桑実寺本堂・庫裡で使用されるガスコンロの具合を見てほしいとの、ご依頼がありました。
☆特別に許可を得て、進入禁止であります「消防道路」を登りました。

☆折角ですから、桑実寺本堂に参拝させていただきました。随分、久しぶりです。

☆周囲の山々の新緑が綺麗です向かいの山中のフジの花が美しいです

☆帰り道、林道途中からの景色です。安土山と西の湖が良く見えますね

大松明、無事、奉納。

2018年04月07日 | まちの話題
☆4月7日、。随分、寒い・・・。

☆今日は、沙沙貴まつり初日。安土町の常楽寺区が沙沙貴神社へ大松明を奉納する日です。
☆午前8時、常楽寺区事務所(常楽寺地下)の倉庫から、巡行のスタート地点であります、橋本町の金刀比羅神社へ大松明が大松明役員(満寿)さんの手により引き出されてきました

☆午前9時半、奉納・巡行の無事を祈念して、沙沙貴神社の岳宮司により「清め祓い式」が執り行われました。
☆金刀比羅神社のソメイヨシノ。昨年は、まだ、桜が咲いていなかったのに、今年は、殆んど散ってしまっています。
☆その後、満寿さん24名は、最後の打ち合せをし、身支度の為、一度、解散。
☆正午より、地下の「常楽寺老人憩いの家」にて、満寿さんの出立ちの酒宴があり・・・、

☆午後3時。いよいよ、出発です。
☆先ず、最初に大松明に乗るのは、今年、「神明縄(竹の子)」を勤められる間宮 泰樹さんです。

☆神明縄さんの後ろに、常楽寺区小字8町のの駕与丁さんが「乗車」出発です
☆満寿に成られたばかりの4名による「手桶踊り」を5回披露し、大松明は、勢いよく、動きだしました
☆引き手が足りないとか云う事でしたので、私も、急きょ、「駕与丁」スタイルになり、1時間程、手伝いました。

☆翌日の「京都新聞」には、重野酒店前で「手桶踊り」を披露する、南 康弘さんと石畑 隆徳さんがバッチリ写っていました

謎の「お花見」

2018年04月03日 | まち歩き
☆4月3日。
☆午後にあった、滋賀県LPガス協会・近江八幡支部の会議を終え、帰社の途中、午後7時前に弊社近くの、金刀比羅神社横を通ると・・・、

☆神社の道沿いに「紅白幕」が張られ、「投光器」で桜がライトアップされています
夜桜が美しいです
 (そう言えば、昔は、安土山の「江藤の丘」は桜の名所で、学生の頃は仲間と一升瓶だけ持って、夜桜見物に行きましたね今は見る影もありませんね。)

☆紅白幕の中から、人の声がします。
覗いてみると、金刀比羅神社を管理している橋本町の宮係の皆さんでした。
☆8日の『沙沙貴まつり・常の浜神事』で神輿の渡御があり、その打ち合せを兼ねての懇親会をしておられるのでした
☆良い事です私も仲間に入れてほしかったですねご苦労様です

大松明結い

2018年04月01日 | まちの話題
☆4月1日。日曜日。
☆来週7日、8日は、沙沙貴まつりです。
☆初日、7日は、常楽寺区が沙沙貴神社へ大松明を奉納する日です。
☆その大松明巡行の出発地点であります、(小字)橋本町の「金刀比羅神社」の桜がほぼ満開となってしまいました(とても、来週まで持ちそうにありません。)

☆その金刀比羅神社に程近い、常楽寺区倉庫では、大松明の製作が、早朝より行われていました。

☆私が覗きに行った時は、ちょうど「5巻目」を巻くところでした。

☆巻き終わったときに、直径が約100センチになるようにします。まだ、これぐらいのサイズでは松明の左右の人員の顔が見えるので、しっかりと作れると思うのですが・・・、

☆出来あがりを横からみると・・・、美しい直線ではなく、前後が「すぼんだ」、和太鼓のような形になってしまいました。
・・・次、ガンバロー

☆続いて、先週作っておいた「三つ縄」と呼ばれる太いワラ縄を巻きます。
☆完成時、引き綱をこの縄に固定することになります。
☆ですから、とても重要な作業です。(少しゆるいかな?)

・・・・・私は、この後、別の行事があり、現場を離れました。・・・・・


☆☆次に、戻ってみると、「7巻目」を巻き終わり、「小ケラ」「大ケラ」と呼ばれる十数本ずつ束にした長い綺麗な葭「化粧葭」を順番に固定していました。(埃っぽい過酷な労働です。)

☆出来あがりは、こんな感じです。ことしの「化粧葭」はかなり長いです。
☆大松明前方の「杯」が隠れてしまっています。(う~む。)

☆それと並行して、倉庫の前では、大松明の中心に「輪棒」を打ち込む準備をしていました。

☆「輪棒」が打ち込まれると、8割ぐらい完成した気分になってきます。(作業は、まだまだ、あるのですが・・・)

☆その後、先週作っておいた「化粧縄」を巻いていきます。大きな縄で「架子結び」「おとこ結び」という結び方を大松明の上に乗って結びます。(大変な作業です。)

☆数年前までは、この作業をする頃は、すっかり、日が沈んでいたのですが・・・、今日は、まだまだ、明るいです。
☆化粧縄が巻き終わると、台座の上に乗せて倉庫内で本番まで保管します。
☆全ての作業が終わった後、となりの建物で食事が振舞われ(慰労の宴)、区長の前で「手桶踊り」の披露がありました。
 ではまた