安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

大松明結い

2018年04月01日 | まちの話題
☆4月1日。日曜日。
☆来週7日、8日は、沙沙貴まつりです。
☆初日、7日は、常楽寺区が沙沙貴神社へ大松明を奉納する日です。
☆その大松明巡行の出発地点であります、(小字)橋本町の「金刀比羅神社」の桜がほぼ満開となってしまいました(とても、来週まで持ちそうにありません。)

☆その金刀比羅神社に程近い、常楽寺区倉庫では、大松明の製作が、早朝より行われていました。

☆私が覗きに行った時は、ちょうど「5巻目」を巻くところでした。

☆巻き終わったときに、直径が約100センチになるようにします。まだ、これぐらいのサイズでは松明の左右の人員の顔が見えるので、しっかりと作れると思うのですが・・・、

☆出来あがりを横からみると・・・、美しい直線ではなく、前後が「すぼんだ」、和太鼓のような形になってしまいました。
・・・次、ガンバロー

☆続いて、先週作っておいた「三つ縄」と呼ばれる太いワラ縄を巻きます。
☆完成時、引き綱をこの縄に固定することになります。
☆ですから、とても重要な作業です。(少しゆるいかな?)

・・・・・私は、この後、別の行事があり、現場を離れました。・・・・・


☆☆次に、戻ってみると、「7巻目」を巻き終わり、「小ケラ」「大ケラ」と呼ばれる十数本ずつ束にした長い綺麗な葭「化粧葭」を順番に固定していました。(埃っぽい過酷な労働です。)

☆出来あがりは、こんな感じです。ことしの「化粧葭」はかなり長いです。
☆大松明前方の「杯」が隠れてしまっています。(う~む。)

☆それと並行して、倉庫の前では、大松明の中心に「輪棒」を打ち込む準備をしていました。

☆「輪棒」が打ち込まれると、8割ぐらい完成した気分になってきます。(作業は、まだまだ、あるのですが・・・)

☆その後、先週作っておいた「化粧縄」を巻いていきます。大きな縄で「架子結び」「おとこ結び」という結び方を大松明の上に乗って結びます。(大変な作業です。)

☆数年前までは、この作業をする頃は、すっかり、日が沈んでいたのですが・・・、今日は、まだまだ、明るいです。
☆化粧縄が巻き終わると、台座の上に乗せて倉庫内で本番まで保管します。
☆全ての作業が終わった後、となりの建物で食事が振舞われ(慰労の宴)、区長の前で「手桶踊り」の披露がありました。
 ではまた

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