2023年1月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2022年の大晦日。

 

今年は美大受験クラスの生徒が激増し、開校以来最も忙しく充実した1年となりました。

受験生はこれから共通テスト、実技本試験です。高校2年生も受験までもうすぐ1年ですので、気を引き締めて頑張りましょう。

それでは1月対策レッスンの日程を発表します。

1月14日（土）、15日（日）は共通テストのため、対策レッスン初参加の高校1・2年生は基礎コースに、対策レッスン経験のある高校2年生は受験コースの方に参加してください。

なお高校1年生は3月から対策レッスンが毎週（月4回以上）となりますので、今月から積極的に参加回数を増やすようにしてください。

受験コースは共通テスト終了後の対策レッスンから色彩・立体科目の問題文を事前確認不可となります。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。（総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。）

 

◆基礎コース（中学生、高校1、2年生）　

1月7日（土）立体　TA1先生　テーマ「風が通る」というイメージを、立体的に表現しなさい。（1900年度京芸過去問）

1月8日（日）描写　TS先生　「菜の花、タオル、プチトマト、スプーン（1992年度京芸過去問）」

1月14日（土）〇高校1年生と対策レッスン初参加の高校2年生　描写　A先生　モチーフ「りんご、トイレットペーパー、色画用紙」                  

                    〇対策レッスン経験のある高校2年生は受験コースに参加　描写I先生　

1月15日（日）〇高校1年生と対策レッスン初参加の高校2年生　描写　TA2先生　モチーフ「玉ねぎ、タオル、クリアカップ」                   

                    〇対策レッスン経験のある高校2年生は受験コースに参加　描写TS先生　

1月21日（土）色彩　TA1先生　「与えられたキノコから自由に発想し、色彩による画面を作りなさい。（1990年度京芸過去問）」

1月22日（日）立体　TR先生　テーマ「京都市立芸術大学の新学舎移転記念のモニュメント（記念として造られる立体物）を与えられた油土を使って作りなさい。（1981年度京芸過去問）」

1月28日（土）描写　TA1先生　モチーフ「ボウル、水、イチゴ、タオル、卵（1990年度京芸過去問）」

1月29日（日）色彩　TR先生　テーマ「爽快」垂直線、水平線で画面を分割して色彩で表現しなさい。（2010年度京芸過去問）」

 

◆受験コース（高校3年生・浪人生）

1月7日（土）描写　N先生　

1月8日（日）描写　TR先生　

1月14日（土）　描写　I先生　          

1月15日（日）　描写　TS先生　                 

1月21日（土）描写　N先生　

1月22日（日）色彩　TS先生

1月28日（土）①立体　I先生　②描写　TA1先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

1月29日（日）描写　TS先生　

 

今年1年間本当にありがとうございました。また来年お会いできるのを楽しみにしています。

良いお年をお迎えください。

 

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サッカーと美術

（※上記7点は内部受験生の作品です。）

12月下旬。最近の話題は何と言っても『サッカーワールドカップ』ですよね！！

決勝戦は僕もリアルタイムで見ていましたが、最高の試合だったと思います。見事アルゼンチンが優勝！

日本代表の活躍だけでなく、決勝トーナメントも熱戦に次ぐ熱戦でとても興奮した1ヶ月間でした。

僕自身小さい頃からずっとサッカーをしてきたので、素晴らしいテクニックやゴールにとても感動しました。

さて本日はサッカーと美術の【アイデア】についての話です。全く関係のないように思うかもしれませんが、意外と考え方など似てる部分も多くあります。

絵を描くときにうまく描けなかったけど、アイデアは良かったということはよくあると思います。またテクニックが追いついていないから、アイデアを表現することができなかった。じゃあどうしよう？と考えていくのが正しいあり方です。

良いところを伸ばすのか、弱点を補うのかはサッカー界でも議論があるところですが、サッカーのコーチが得手、不得手、長所、短所を指摘するだけでは指導にも育成にもなりません。

「アイデアは良かった＝選択はできていた」「テクニックが追いついていないから表現できなかった＝技術不足、筋力不足などの理由でうまくいかなかった」という発想転換をすれば指導になぞらえることができます。それが明確な課題の提示とその改善法になるはずです。

アイデアを出す方法の一つとして「制約」があります。例えば「浮いたボールのパスを禁止にする」と周りの選手と連携して距離を近くして、ショートパスを繋げるようにパスコースを作ったり、相手をかわして自らパスコースを作るなど色んな発想が生まれます。

絵を描く時も「自由に描きなさい」より、例えば「春」というテーマがある方が、「桜」、「卒業・入学式」、「タケノコ」など連想しやすくなります。テーマが自由であれば自分で制約を作ればいいだけです。

サッカーの上達の過程や考え方は、美術にも繋がる大きな学びがあるのではないでしょうか。

（※上記4点はネット生の作品です。）

 

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来年度のこと

12月中旬。受験生、ネット生、基礎生の作品をアップします。

さて本日は来年度の受験に向けての話です。

現在、他校に通っている高校3年生から『今年度、京都市立芸術大学に合格出来なかったら浪人してアトリエ伊丹に通いたい』という問い合わせが増えています。

今通っている画塾での京芸対策が不足していたり、学費が高額など理由は様々ですが、多くの京芸受験生に注目頂いているのはとても有難いことです。

特に画塾代を自分で負担している人にとって、アトリエ伊丹の学費はとても魅力的だと思います。

京都市立芸術大学を目指す浪人生は年間学費19万8000円（週5回：月16500円／1日の授業時間6時間30分）ととてもリーズナブルです。（1コマ3時間で計算すると月40コマでこの値段は破格です。）

この金額には夏期講習会費なども全て含んだ年間学費なので、他校の半額ほどになります。（但し外部浪人生割は先着10名）

アトリエ伊丹は京都市立芸術大学に毎年合格者を輩出している画塾の中で全国最安です。また1校舎あたりの合格実績数も全国1位です。

浪人後、伊丹市に引越してきて受験に臨む生徒も年々増えており、現在まで全ての生徒が第一志望校（国公立美大）に合格するという結果を残しています。

さて今年度は高校2年生が非常に多く、すでに100名以上。また半数近くが京都市立芸術大学を目指しており、その数もダントツで過去最高です。ただ週1回や週2回の人が多く、受験生になってから週3〜5回に増やすことを考えると、4月から満員状態になることがほぼ確実です。

毎年、外部浪人生は定員の関係で3月中に募集を締め切っており、来年度の受験生は4月の時点で入会申込を終了する予定です。興味のある方はお早めにお問い合わせください。

 

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基礎生のデッサン

 

（左：高校2年生Mくん、右高校2年生Hさん）

先日の対策レッスン（4時間）で描いた高校2年生のデッサンを2点アップします。モチーフ＝傘（黄色・一部分透明）

基礎生の中でもトップクラスの実技力のある二人は夏のコンクールでも上級生を押しのけそれぞれ上位に入りました。

今年度の高校2年生は素晴らしい才能を持った人が他にも大勢います。それはコンクールの結果にも如実に出ています。

本日はデッサンの成長について。

①基礎期・・・まずはデッサンの基礎を覚えていく段階です。今まで知らない技術や知識を教えてもらい新しいことを学んでいるので、伸びしろが大きい時期です。

②停滞期・・・デッサンを数十枚描くと徐々に高度なことに取り組むことになり、基礎的な力を更に固めていく段階となります。周りと自分の画力の差に落ち込むこともあったり、目に見えた上達が感じにくくなる時期です。

③発展期・・・経験を重ねることでコツを掴み急激にデッサンが上手くなる時期がやってきます。個人差はありますが、多くの受験生がこれから受験直前にかけて最もデッサンが伸びます。

停滞期に絵に悩む時が来たら、自分のレベルが上がってきたんだなと前向きに捉えてください。それほど高度なレベルのことを経験しているということです。今年の高校2年生は例年より早く発展期が訪れる人が多いような気がします。

 

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講師について

12月1日。今年も残り1ヶ月となりましたね。

先日、推薦入試や特待生試験で多くの生徒が合格しました。国公立を目指す生徒は今後共通テスト・実技試験が控えており、これからが正念場となります。

本日は講師についての話です。

今年度アトリエ伊丹の講師数は初めて30名を超えました。講師は内部（元生徒）と外部（他校の画塾出身）が常に約半数になるようにしています。

特に美大受験クラスでは広い視野で柔軟な考えが必要なため、作風が似てしまう傾向を避けるため外部の方を積極的に採用しています。

アトリエ伊丹の生徒数は今年度も右肩上がりで増え続けています。（毎月過去最高人数を更新中）現在、美大受験クラス、児童画クラス共に平日出勤可能な講師を募集しています。興味がある方は是非ご連絡ください。➡︎アシスタント講師募集

さて当校の講師のメリットをいくつか紹介します。

①給料は当日現金日払い制です。

・・・これは特に学生講師はとても嬉しいことだと思います。

②毎月自由に休むことが可能です。

・・・毎月個別にスケジュールを組んで出勤頂くので、予定がある時は自由にお休みできます。また代行もこちらで調整しますので、自ら他の講師に連絡をする必要もありません。

③生徒の保護者とのやり取りがありません。

・・・美大受験クラスも、児童画クラスも保護者とのやり取りは全て代表である僕がしますので、生徒の指導のみに集中して頂くことが出来ます。

絵画教室の仕事は自分の成長にも繋がると思います。教えることが好きな人、話すことが好きな人は是非一緒に働いてみませんか？

（成安造形大学　特待生合格作品　Mさん、Ｙくん）

 

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