2022年5月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

4月末。5月の対策レッスンスケジュールをアップします。

5月の対策レッスンはGＷ期間の5月3日（火）・5日（木）に『石膏像デッサン』があります。受験で石膏像課題の無い方でも、対策レッスン経験者は全員参加すること。また色彩科目では「技法演習（モダンテクニック）」を実施します。

 

時間帯は全て14～18時（18～19時まで合評）

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。（総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。）

 

◆基礎コース（中学生、高校1、2年生）　

5月1日（日）描写　TS先生　モチーフ「鮒（1尾）」（1978年度京芸過去問）

5月3日（火）描写　TT先生　モチーフ「石膏像」※2日参加=胸像（8時間）、1日参加=頭像（4時間）

5月5日（木）描写　TS先生　モチーフ「石膏像」※2日参加=胸像（8時間）、1日参加=頭像（4時間）

5月7日（土）描写　TA先生　モチーフ「4種類の紙、ポリ袋」（2000年度京芸過去問）

5月8日（日）色彩　TR先生　テーマ「京都」から発想し自由に色彩で表現しなさい。（2000年度京芸過去問）

5月14日（土）描写　TA先生　モチーフ「霧吹き、折り紙、バナナ、クリップ」

5月15日（日）立体　TR先生　テーマ「空気を支える形」を立体表現しなさい。 （2020年度京芸過去問）　

5月21日（土）色彩　TA先生　テーマ「山・空・川・地（画面を4分割して技法演習）」

5月22日（日）描写　TR先生   モチーフ「スルメ、アルミホイル」

5月28日（土）立体　TA先生　テーマ「帽子」 与えられたピーマンをモチーフとして、立体表現しなさい。（2013年度京芸過去問）」

※5月29日（日）は第5週目のためお休みです。

 

◆受験コース（高校3年生・浪人生）

5月1日（日）①立体　TR先生　テーマ「帽子」 与えられたピーマンをモチーフとして、立体表現しなさい。（2013年度京芸過去問）」②描写　TS先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）　

5月3日（火）描写　TT先生　モチーフ「石膏像」※2日参加=胸像（8時間）、1日参加=頭像（4時間）

5月5日（木）描写　TS先生　モチーフ「石膏像」※2日参加=胸像（8時間）、1日参加=頭像（4時間）

5月7日（土）①色彩　I先生　テーマ「風・林・火・山（画面を4分割して技法演習）」②描写　TA先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

5月8日（日）描写　TS先生　モチーフ「いろはす、丸木、タオル」

5月14日（土）①立体　I先生　テーマ「直径26cm×高さ30cmの円筒形を想定し、その中に入る大きさの立体を作りなさい。」（1978年度京芸過去問）②描写　TA先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

5月15日（日）描写　TS先生　モチーフ「筆洗、卓球ラケット、ピン球、DMF材」

5月21日（土）描写　N先生　モチーフ「洗剤、うちわ、チェック柄布」

5月22日（日）①色彩　TS先生　テーマ「京都から発想し自由に色彩で表現しなさい。」（2000年度京芸過去問）②描写　TR先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

5月28日（土）描写　N先生　モチーフ「醤油、紙袋、金束子、発泡スチロール」

※5月29日（日）は第5週目のためお休みです。

 

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（※京都市立芸術大学を目指す浪人生は年間学費18万円　／ネット生授業料無料）

4月30日（土）高校1年生限定 無料説明会開催のお知らせ

4月下旬。新年度からの入会が35名を超え、沢山の方々がアトリエ伊丹に興味を持ってくれていることを実感し、気の引き締まる思いです。

美大受験クラスは5月中旬頃まで体験申込が殺到しており、一部のお日にちで予約が取れない状況になっています。

特に高校1年生の問い合わせが多いため、【4月30日（土）13:00～20:00】を急遽追加して、無料説明会を実施します。

（4月30日（土）は高校1年生のみの募集となりますが、他学年の方も5月土日19時～募集中です。）

実技試験のこと、学科のこと、就職のことなど何でもご相談ください。教室代表と生徒（保護者様）のみの1対1で細かく丁寧に説明させて頂きます。

現在、定員の空きが残り僅かのため、お早めにお申込ください。

京都市立芸術大学、東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学などの合格者作品1000作品以上をファイル閲覧できます。

2022年度、合格者数、国公立美大合格者数、京都市立芸術大学合格者数（1校舎あたり）は兵庫県・大阪府内の全ての画塾でＮｏ１です。

アトリエ伊丹は毎年国公立美大に合格者を輩出している画塾の中で年間学費は全国最安です。他校の半額以下で学ぶことが出来ます。

是非、体験教室、無料説明会の参加をお待ちしています。

 

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京都市立芸術大学 ネット通信コース 受付あとわずか

本日は京都市立芸術大学ネット通信コースについて。

教室は4月の時点で、非常に人数が多く空き席が殆どない状態ですが、実は今年度はネット生も超いっぱいです。

現在、高校1年生～高卒生まで23名のネット生が在籍しています。（※過去最高人数）

昨年合格した子が同じ画塾の子を3人紹介してくれたりなど良い流れが続いています。教室は口コミで入会して頂くことは多々ありますが、ネット生もこういった繋がりが出来始めているのは有難い限りです。

ただ定員の関係で、今年度の受付はもうすぐ締切ります。ネット通信コースの入会を希望される方はお早めにお申し込みください。

さて昨年度合格した中で、直前講習会にも参加頂いたMさんの合格者の声をアップします。入会を検討している方の参考になればと思います。

 

 京都市立芸術大学　デザイン科合格　Mさん　新居浜西高等学校

私は高校3年生の9月から、ネット通信コースでお世話になりました。アトリエ伊丹への入会の決め手は、京都市立芸術大学の進学実績の高さと良心的な授業料、立体の指導に力を入れていること等です。初めは対面授業ではないことから、どのような指導が待っているのか不安でした。しかし、生徒の良い部分を伸ばし、改善点を明確にする熱心な指導を受けて不安は消え、安心感と作品への自信を持つことができました。共通テスト後は伊丹市のホテルに泊まり、京都市立芸術大学の試験日前まで約１ヶ月講習会に通いました。先生方が丁寧に指導してくださること、自分よりも優れた作品を多く見られること、自分の立ち位置を客観的に知れることが刺激となり、充実した時間を過ごせました。授業開始時点では特に立体がひどいものでしたが、1ヶ月間先生方のアドバイスを実践したことで、時間内でテーマに沿った豊かな立体作品を作れるようになりました。また受験前の励ましの言葉が自信に繋がり、本番でも落ち着いて制作することができました。京都市立芸術大学合格は、自分自身の努力、そしてアトリエ伊丹の指導がなければ掴めなかったでしょう。この文章がアトリエ伊丹への入会を考えている方の一助になれば嬉しいです。

※色彩合格再現作品

 

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アトリエ伊丹までの通学時間

 

4月中旬。半袖で過ごせそうな暖かい日が続いています。

前回の描写に続き美大受験クラスの色彩の作品集をアップデートしました。関東系の作品も多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

さて本日はアトリエ伊丹までの通学時間について。

当校は合格実績、料金、教室規模、講師数・生徒数など総合的に優れている要素が揃っています。

「近くに教室があれば通いたいのに遠いから他の画塾にしようかな。」なんて考えているそこの君、ちょっと待って‼️

【伊丹】って意外と大阪や神戸方面から近いんですよ。

例えばJR大阪駅からJR伊丹駅は「13分」

思ったより時間短くないでしょうか？

阪急神戸三宮からは31分かかりますが、阪急伊丹駅からアトリエ伊丹は徒歩1分なので、32分で通学できます。

遠方割などもあり、年間学費は国公立美大に実績のある画塾の中で全国的に最も安く、半額どころか1/3ほどにもなります。【どこよりも安く、どこよりも丁寧に】

京都市立芸術大学を目指して画塾探しをしている大阪、神戸方面の方は是非ご検討ください。体験教室の参加をお待ちしています。

 

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美大受験クラス作品集

美大受験クラス作品集を久しぶりに全面リニューアルしました。

作品点数も大幅に増えましたが、画質もアップして鮮明になっています。

過去の卒業生の作品が沢山見れますので、興味のある方は是非ご覧ください。

生徒のみんなは自分の作品が「作品集」に載ることや買い取りとなって教室に飾られることを目標に頑張ってくださいね。

 

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新講師と講師募集のお知らせ

今年度は4月時点で教室は超満員状態です。3月末で多くの受験生が卒業しましたが、すでに昨年度末を上回る教室開校以来最多数が在籍しています。

さて最近制作した受験生（上段3点）、高校1、2年生（下段3点）をアップします。

上段は流石受験生という出来栄えですが、下段の基礎生も制作数を考えると非常に優れている作品が複数見られました。

新しく美大受験クラスの講師になったAさんは、画像左下のNくんの作品を特に評価していました。

今年度は他にもTくんが新たに講師として加わりました。二人とも昨年度京芸に合格した実力者です。

現在アトリエ伊丹では平日に出勤可能な美大受験クラスのアシスタント講師して募集しています。興味のある方は是非お申し込みください。

 

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2022年度美大受験クラス総評と新年度

4月中旬。3月中旬からの体験、見学、新規入会がようやく落ち着き始めたので、久しぶりに時間をかけてブログを書こうと思います。

本日は2022年度の美大受験クラスの総評について。

2022年度の合格総数は過去最高を更新しましたが、国公立美大の合格者数（特に京芸）が2021年度の実績を下回ったことに関してアトリエ伊丹としては悔いの残る結果となりました。

実技的には十分過ぎる力を持ちながら、学科が著しく悪く合格に届かなかった人が多かったというのが昨年度の印象です。

さて問題です。下記は過去に京芸を受験した元生徒の実技点数です。合格したのはどちらでしょう？（実技3科目各250点満点）

受験生①描写202 色彩162 立体158 合計522

受験生②描写80 色彩68 立体88 合計236

普通に考えれば前者が合格して、後者が不合格となるのが当然だと思います。ですが、合格したのは受験生②の方であり、実技総得点の7割近くを取っている受験生①は不合格となりました。

なぜこのようなことが起こるのか？

まず一つが受験した時の学部の合格最低点の違いです。

受験生①が受けた時の最低点は703点、受験生②は602点でした。

このことから受験生①の学科試験は3割台であり、受験生②は7割台であったということがわかります。

美大なのに、絵が上手い人が落ちて下手な人が受かるという矛盾が生じますが、美大と言えど【国公立】です。最初から学科と実技の配点が決まっており、勉強から逃げることは出来ません。勉強を怠った結果です。

僕の時代はセンター試験で足切りがあり、学科対策をしていなければ実技試験まで進むことさえ出来ませんでした。例え日本で一番絵が上手い高校生でも、実技試験の受験資格さえもらえないのです。

今はむしろ勉強を全くしていなくても、全員が実技試験を受けられるのですから、十分優遇されています。

当校では過去に共通テストが結局0点でも合格最低点をクリアしていたという実例もありますし、共通テスト3割台での合格者もいますが、学科対策を怠ると合格の確実性が低くなります。

今年度、本気で京芸に合格したいと思っているのなら、4月の時点で、「共通テストで何点取る、実技で何点取る」という明確な設定をしてください。

勉強も実技もこれ以上出来ないと思うほど死ぬ気で頑張った先に【合格】があるのです。

 

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2022年度 京都市立芸術大学 合格再現作例とコメント 描写編

2022年度　京都市立芸術大学　描写科目　合格再現作品と制作コメント

2021年度描写合格再現作品とコメント、2020年度描写合格再現作品とコメント

「与えられた軍手、金属ボウルを台紙上に配置し、鉛筆で描写しなさい。」

【京都市立芸術大学　合格再現作品　①】

構成で悩むことが少ないモチーフだと思ったので、「くの字」の構成にすばやく決め、描き込みと丁寧さで周りと差をつけようと思いました。奥の軍手が24枚に見えるように、そして手前感と奥感がしっかり表現できるように制作しました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　②】

与えられたモチーフは基礎的な物で、構成であまり差がつけられないと感じました。そのため描き込みに力を入れました。それぞれのモチーフの色の対比や前後感を意識して描き進めました。事前にいくつか構成のパターンを作っていたため、スムーズに構成して描き込みに移れました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　③】

今年度のモチーフは3点モチーフで大きさもそれぞれそこまで大きくも小さくもなかったため、手前　中間　奥にきれいに配置することができ、シンプルな構成、構図を組むことができました。どのモチーフも描き込み所が多かったので、他の人よりもよく観察し、しっかりと描き込むことを意識し制作しました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　④】

軍手の塊は描き込めるモチーフだったので手前にしようと考えたのですが、そうすると軍手2枚の配置が上手くできなかったため奥に配置しました。奥の軍手の塊に手前が負けないようにするため、金属ボウルに軍手1つを反射させて描き込みました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　⑤】市立芸術大学　合格再現作品　⑤】

軍手は自由度の高い1組のものと、塊で置かなければならない12組のものと2種類あり、配置の方法は違えど、軍手という同じものであったので、構成やその構成による空気感、手前・奥での描き込みの差が特に重要になると考え、軍手の差別化を意識して作業した。

 

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2022年度 京都市立芸術大学 合格再現作例とコメント 色彩編

2022年度　京都市立芸術大学　色彩科目　合格再現作品と制作コメント

2021年度色彩合格再現作品とコメント、2020年度色彩合格再現作品とコメント

「与えられた紙テープをよく観察しなさい。その特徴を生かして、自由に色彩で表現しなさい。」

【京都市立芸術大学　合格再現作品　①】

ask直前模試とよく似たモチーフが出たので、落ち着いて制作できました。「特徴を生かして」と書いてあったので、『白い』、折るとキレイに折り目がつく』、『一定の長さ』など特徴を書き出してからエスキースをしました。空間を出すために、手前から奥に流れるよう色を配置しました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　②】

私は紙テープのしわに着目して制作しました。主役が明確に見えるように、そして問題文の「観察」という言葉にふさわしい解答ができるように、手前の描き込みに時間をかけました。ただ、終了後に、もっと主役部分を中央に寄せた方が良かったのでは？と不安になりました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　③】

問題文の中に「モチーフをよく観察し、その特徴を生かして」という文があったので紙テープの重なった所が濃くなるという特徴をより活かし、そのモチーフが紙テープであるということが分かるような構成を考えて制作しました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　④】

紙テープを用いたモチーフ構成ということで、紙テープかどうか分からないような物にするわけにはいかないので、ひたすらに“紙テープらしさ”を追求した画面を作ることを意識しました。色数は少なめですが、色を無理に増やして全体感が崩れる方が嫌だったので、これを貫きました。

 

【京都市立芸術大学　合格再現作品　⑤】

単純な形のモチーフのため、普段よりも色や構成が見られると感じました。「観察」「特徴を活かして」とあるため、「巻かれた形」「一定の幅」「破いた時の紙特有の質感」等をエスキースに書き、それらを常に意識しながら進めました。

 

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