美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン課題は「メロディ」(画用紙/3時間)です。
今年度の京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
京芸では7年前に「透明」というテーマが出題されましたが、過去問を見ると色彩構成の出題ペースは15年に一度ほどで決して高くはありません。
今回は「各直線の両端は解答画面の端に接する」という条件なので、構成はかなり重要になりました。
課題違反ではありませんが、垂直線や平行線だけでクロスが全くない作品に関しては正直あまり魅力を感じませんでした。
構成に関しては『細かく力を入れるべきところにはしっかりと入れて、抑えるところは抑える。』
画面全体のバランスを見ること、テーマ性や求められていることを考えることも大切です。
さて春休みはとにかく他の人の作品、資料を沢山見て参考にしましょう。
気に入った作品を模写することも全然ありです。
同じ色を作ろうとしても微妙に違ってしまう原因は何なのか?色々研究してみて初めて気づくことも多いと思います。
闇雲に描くのではなく、考えて描くこと。
苦労して考え抜いて出来上がった色彩作品は誰も真似できない貴方だけのオリジナル作品になっているはずです。