2021年10月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

9月末。残暑がぶり返し相変わらず暑い日が続いていますね。

10月上旬まで平年より気温が高い予想ですが、その後は平年通り季節が順調に進んでくる見込みです。季節の変わり目なので体調には十分気を付けてくださいね。

それでは10月の対策レッスン日程を発表します。

※国公立美大や難関美大を目指す中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。（関西の私立美大を目指す生徒は任意です。）

 

◆基礎コース（中学生、高校1・2年生）　

10月2日（土）色彩　TA先生　テーマ「水たまり（1995年度京芸過去問）」

10月3日（日）描写　TS先生　モチーフ「傘（黄色・透明）」

10月9日（土）描写　TA先生　モチーフ「水入れ、卓球ラケット・ボール、DMF材」

10月10日（日）色彩　M先生　テーマ「美しい円（2009年度京芸過去問）」

10月16日（土）立体　TA先生　テーマ「京都市立芸術大学の新学舎移転記念のモニュメント（記念として造られる立体物）を与えられた油土を使って作りなさい。（1981年度京芸過去問）」

10月17日（日）描写　M先生　モチーフ「塩ビバルブ、すだれ、カラーボール」

10月23日（土）描写　TA先生　モチーフ「ジンジャエール、クラフトボックス、Ｔシャツ、テニスボール」

10月24日（日）立体　M先生　テーマ「粘土、アルミワイヤを用いて「語る手」をテーマに作りなさい。(1998年度京芸過去問）」

 

◆受験コース（高校3年生・浪人生）

10月2日（土）描写　N先生

10月3日（日）①立体　I先生　②描写　TS先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

10月9日（土）①色彩　I先生　②描写　TA先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

10月10日（日）描写　TS先生　

10月16日（土）描写　N先生

10月17日（日）①色彩　TS先生　②描写　Y先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

10月23日（土）①立体　I先生　②描写　TA先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）　

10月24日（日）描写　TS先生　

 

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地方在住者限定！ 京都市立芸術大学 ネット通信コース

9月下旬。受験生の7作品（内部生4点、ネット生3点）をアップします。

さて本日は京都市立芸術大学ネット通信コースについてのお知らせです。

一昨年から始まった外部生対象のネット通信コースも全国から多数の生徒が集まり活気に溢れています。

アトリエ伊丹の京芸対策ネット通信コースは【授業料無料】です。

今年度のネット生は過去最高を大幅に超える多数の生徒が在籍しています。

一昨年、昨年も9月以降に入会したネット生が【京芸合格】を果たしています。

京芸入試は特殊です。現在通っている画塾だけでは受験が不安と思っている地方在住者の方は、是非ご入会をお待ちしています。

特に立体未経験の方、立体対策に不安のある方は必見！！当校の立体対策は全国屈指の指導力を持っています。

【外部生対象】京都市立芸術大学無料ネット通信コースはこちら

【アトリエ伊丹は関西最大規模の美術予備校です。】

 

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アトリエ伊丹 2021年度 描写コンクール 結果発表

最後に描写コンクールの結果を発表します。（過去の描写コンクールはこちら➡2020、2019）

 モチーフ『コーラ500ml缶、人参、ガラスコップ、ビニール袋』

◇1位　高校3年生Aさん

askの夏期京芸模試に続きアトリエ伊丹でも描写1位を獲得しました。構成力、描写力ともに圧巻の出来栄えでした。

◇2位　浪人生Oくん

人数の多いネット生の中でも飛び抜けた存在のOくん。安定した描写は確実なものになっています。

◇3位　浪人生Kさん

全体の描き込みや雰囲気がとても上手に表現できており、上位と殆ど差のないバランスの取れた作品でした。

◇4位　高校3年生Oくん

現在、最も伸びを感じるOくん。優れた描写力ですが、形の難を克服することが今後の課題となります。

◇5位　浪人生Tくん

質感表現など上位作品よりも優れている部分があるものの、全体的にモチーフが小さく迫力が無かった点が勿体無かったです。

6位 浪人生Nくん、7位 高校3年生Nくん、8位 高校3年生Nさん、9位 高校3年生Mさん、10位 浪人生Oくん

11位 高校3年生Oくん、12位 高校3年生Yくん、13位 高校2年生Hさん、14位 浪人生Oさん、15位 高校3年生Sさん、16位 高校3年生Iさん、17位 高校3年生Mさん、18位 高校1年生Hさん、19位 高校1年生Iくん、20位 高校3年生Nさん

（100点以上並べられた作品群は圧倒的迫力です。）

◆　描写コンクール総評　◆

今年度も京都市立芸術大学の実技試験内容を意識して自然物、白いもの、透明なものをモチーフとして出題しました。

評価ポイントは下記7項目です。

・ 画面の構図（モチーフをバランスよく配置することが出来ているか。）

・ 形体の把握（モチーフの形、大きさを正しく描くことが出来ているか。）

・ 量感の把握（モチーフの部分と全体の両方を捉えて描くことが出来ているか。）

・ 空間の把握（モチーフとの距離や関係を正しく描くことが出来ているか。）

・ 明暗の把握（モチーフの陰影、明暗の階調を正しく描くことが出来ているか。）

・ 質感と固有色（モチーフの質感や固有色の違いを描き分けが出来ているか。）

・ 素材と技法の理解（鉛筆、消しゴムなどの描写材料を活かせているか。）

今回は上記項目を中心に採点を行い、講師同士で熟考のうえ順位が決定されました。作品数もさることながら優秀な作品が多く、講師もとても悩みました。本当に力作が揃いました。

各科目とも上位者には賞品が手渡されました。おめでとうございます。

今年のコンクールは内部生、ネット生、外部生の参加がそれぞれ過去最高を大幅に更新し、とても見応えがあるコンクールとなりました。参加頂いた皆さま本当にありがとうございました。

 

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アトリエ伊丹 2021年度 色彩コンクール 結果発表

立体に続いて色彩コンクールの結果を発表します。（過去の色彩コンクールはこちら➡2020、2019）

 テーマ『絶景』　　

◇1位　浪人生Kさん

美しい色彩表現が素晴らしく、テーマ性にも優れていたと、審査員満場一致で1位となりました。

◇2位　高校3年生Aさん

ねぶた祭りの美しい景色を切り取った他には無い作風で、特に描写力は他を圧倒した完成度の高い作品です。

◇3位　高校3年生Nさん

一昨年、昨年に続き3年連続5位以内のNさん。今回も独自性、技術面は特に秀でていました。

◇4位　高校1年生Mさん

カンディンスキーのコンポジションを思わせる作風で、夜景・流れ星を抽象的に表現した良作です。（高校1年生最上位）

◇5位　高校1年生Mさん

クジラを描いた作品がとても多かった中、美しい色彩は目を見張るものがありました。

6位 浪人生Tくん、7位 高校3年生Uさん、8位 高校3年生Oくん、9位 高校1年生Hさん、10位 高校3年生Mさん

11位 高校3年生Yくん、12位 浪人生Oくん、13位 高校2年生Yさん、14位 高校1年生Tさん、15位 高校1年生Tさん、16位 高校1年生Nさん、17位 浪人生Oさん、18位高校3年生Tさん、19位 高校2年生Tさん、20位 浪人生Yさん

◆　色彩コンクール総評　◆

今年度の色彩コンクールは「絶景」というテーマが与えられました。

絶景＝すばらしい景色

・テーマ「絶景」に沿って、豊かな色彩表現ができているか。

・画材と技法を理解し、丁寧に彩色することができているか。

など評価ポイントは「テーマ性」、「色彩」、「表現力」、「独自性」、「完成度」の五項目です。

京都市立芸術大学の4名の講師が時間をかけて厳正なる審査を行いました。

今年度は壁に貼りきれないほどの作品数が集まり、21位以下の中にもオリジナリティに優れた作品が多数ありました。

今回上位に入ることが出来なかった人は、「色数を増やし混色や得意な色を準備すること」、「自分らしい表現方法を確立すること」、「日常時に身の回りにある色々なものを観察する目を養うこと」などやるべきことは沢山あります。

他者の作品に刺激を受け、これからさらなる向上を期待しています。

 

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アトリエ伊丹 2021年立体コンクール 結果発表

今年のアトリエ伊丹のコンクールは内部生・ネット生・外部生合わせて過去最高を上回る非常に多くの方に参加頂きました。

それでは早速立体コンクールの結果から発表します。（過去の立体コンクールはこちら➡2020、2019）

昨年まではトップ10の発表でしたが、今年は参加者数が大幅に増えたため、【トップ20】まで発表します。

  テーマ『密』　

◇1位　浪人生Hさん

積載量いっぱいの船をイメージした具象的なフォルムはとても魅力があり、テーマ性・独自性共に優れていると評価されました。

◇2位　高校3年生Mさん

「密」というテーマをしっかり意識し、細かくカットしたメラミンスポンジを有効的に活用した秀作です。

◇3位　浪人生Kさん

洗練された美しいフォルムと空間バランスは良く表現できていましたが、メラミンスポンジの使い方をさらに工夫して欲しかったです。

◇4位　高校3年生Nくん

抽象的なフォルムはとても個性があり、独特な雰囲気のある作品に仕上がっています。但しサイズ的に迫力が乏しくもう少し大きく作ることが必要です。

◇5位　高校3年生Nさん

物語性を感じる作品で美しく作れているところにも好感が持てます。フォルムが少し単調なため、自分の形をさらに追及して欲しいと思います。

6位 高校3年生Mさん、7位 高校3年生Oくん、8位 高校3年生Mさん、9位 高校3年生Yくん、10位 高校1年生Mさん

11位 高校2年生Yさん、12位 高校3年生Aさん、13位 高校1年生Hさん、14位 高校3年生Sさん、15位 高校3年生Yくん、16位 浪人生Oくん、17位 高校3年生Mさん、18位 浪人生Oくん、19位 浪人生Sくん、20位 高校1年生Tさん

（人数の関係で21位以下は割愛します。）

◆　立体コンクール総評　◆

今年の立体コンクールはケント紙3枚、メラミンスポンジ2本が配布されました。今回は特にメラミンスポンジの加工・接着に苦戦した人が多かったのではないでしょうか。普段使い慣れていない素材（初めて使う材料）の扱い方が問われていました。

京都市立芸術大学の採点項目を基準にして『テーマ性』が大きく順位・点数に左右しました。

「密」＝隙間がないこと。ぎっしり詰まっていること。

経験豊富な受験生でもテーマから外れていると判断された作品は21位以下という厳しい結果となりました。その中でも浪人生は特にショックが大きかったのではないかと思います。なぜ圏外になったのか。

『それは自分の能力を過信し、守りに入ってしまったからです。浪人生こそ自分が挑戦者だという初心の気持ちを持つべきです。』

なお高校1年生が3名も上位に入ったことは来年度、再来年度に向けてとても嬉しい抱負です。

（10位Mさん（姫路市）、13位Hさん（尼崎市）、20位Tさん（大阪市）おめでとう。因みに高校1年生は18名が参加しました。）

さて昨年に続き立体コンクールは2年連続で外部生が1位となりました。この結果を内部生は真摯に受け止めてこれからの制作の糧にして欲しいと思います。

 

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