8月夏期講習会に向けて

7月下旬。もうすぐ8月ですね。多忙な日が続いていたので、今年度も始まったばかりなんて思っていたら、月日が経つのはとても早いものです。

今年度は講師陣も圧倒されるような物凄い生徒数ですが、8月からはさらに全国から京都市立芸術大学志望の生徒が集結します。アトリエ伊丹のコンクール兼京芸模試も例年にないぐらい多数の申し込みがあります。

また教室は毎日のように体験・説明会があり、新入会者が延々と続いています。

（対策レッスン作品7点）

8月は対策レッスンが平日にもありますので、必ず確認してください。

さて8月は受験生にとって『勝負の夏』です。この夏を計画的にこなすために、『最後にはここまでは出来るようになりたい。』といった目標を立て、そこから逆算して日々の計画を立てる必要があります。

特に京都市立芸術大学などの難関美大を目指している人は他の人と同じことをしていてはいけません。現状を変えようと思ったら、自ら積極的に動いてこれまでとは違うことにチャレンジしてください。

・自分の苦手部分や弱点を克服する練習

・自分の個性や武器を活かす工夫や表現方法の練習

・構成構図の研究（描写）、配色の研究（色彩）、フォルムの研究（立体）

・エスキースや引き出しを増やすために沢山の研究書を読んだり、講師に助言を聞きに行くことなど、やるべきことは山ほどあります。

そして高校1、2年生は今年度の受験生のレベルの高さに驚いていると思います。それでもきっと自分が受験生になった時には同じぐらい頑張っているだろうと考えている人もいるかもしれませんが、はっきり言っておきます。

今頑張っていない人は【未来の自分も頑張ってくれません。】

自分が受験生になった時に後輩から憧れられる立場になってほしいと思います。

2023年の夏は一度しかありません。この期間を大切に過ごしましょう。

（通常レッスン作品と対策レッスン作品6点）

（教室全体の半分の様子です。写っていない側も満員状態です。）

 

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2023年8月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

8月の対策レッスンスケジュールをアップします。

8月は基礎コース、受験コースともに平日にも対策レッスンがあります。（時間帯は全て14～18時）

また対策レッスンでコンクール兼京芸模試を行いますが、日程が合わない方は通常レッスンで個別にコンクールを実施します。今月は対策レッスンよりコンクールを優先してください。

8月28日（月）までに制作したコンクール作品は9月上旬にまとめて採点・順位付けします。但し立体は8月15日（火）が締切のため、当日参加出来ない方は事前に制作しておいてください。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。（総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。）

 

◆基礎コース（高校1、2年生／実技経験の少ない高校3年生・浪人生）

8月1日（火）色彩　TA先生　テーマ「「花」をテーマに画面①に貼り絵、画面②を有彩色におきかえて表現しなさい。（2013年度京芸過去問）

8月3日（木）描写　TR先生　モチーフ「シャンプーボトル、ホース、Ｔシャツ」

8月5日（土）色彩　TA先生「色彩コンクール」

8月6日（日）描写　I先生　モチーフ「手と紙テープ」

8月8日（火）描写　TR先生　モチーフ「紙ポッド、布巾、針金、紙コップ」

8月10日（木）立体　Y先生　テーマ「箱の中で自由に立体表現しなさい。」（2006年度京芸過去問）

8月12日（土）描写　TA先生「描写コンクール」

8月13日（日）色彩　TR先生テーマ「水たまり（1995年度京芸過去問）」

8月15日（火）立体　TR先生「立体コンクール」（台風7号のため中止）

8月17日（木）描写　TR先生　モチーフ「瓶、ごみ箱、チェーン」

8月19日（土）描写　A先生　モチーフ「ガスボンベ、レンガ、タオル、カラーボール」

8月20日（日）立体　A先生　テーマ「白ボール紙の特徴を生かして立体作品をつくりなさい。」（1991年度京芸過去問）

8月22日（火）描写　TR先生　モチーフ「紙袋4枚、凧糸、ハサミ」

8月24日（木）色彩　I先生　テーマ「架空の鳥」（1979年度京芸過去問）

8月26日（土）立体　TA先生　テーマ「直径26cm×高さ30cmの円筒形を想定し、その中に入る大きさの立体を作りなさい。」（1978年度京芸過去問）

8月27日（日）描写　TS先生　モチーフ「ビーチバレーボール、空気入れ」

 

◆受験コース（高校3年生・浪人生）

8月1日（火）描写　TR先生　モチーフ「帽子、ポリ袋、トイレットペーパー、きゅうり」（※ask京芸模試のため、14～19時の間で4時間。遅刻参加可。この日のみ講評は19時～）

8月3日（木）①色彩　I先生　テーマ「ある水面を思い浮かべ、その感じを色彩で表現しなさい。」 （2011年度京芸過去問）　②描写　TR先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

8月5日（土）描写　I先生　モチーフ「いろはす、薪、白タオル」

8月6日（日）①立体　TR先生　テーマ「「雲」のイメージを紙で1点、粘土で1点作りなさい。（1985年京芸過去問）」②描写　I先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

8月8日（火）①立体　I先生　テーマ「影のある場所を表現しなさい。（1999年度京芸過去問）」②描写　TR先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

8月10日（木）描写　I先生　モチーフ「風船、アルミトレー、升、布巾」

8月12日（土）色彩　I先生　テーマ「与えられた色紙の色から各自が自由に感ずるイメージを表現しなさい。赤系と青系から発想した作品各1点。（1986年度京芸過去問）」

8月13日（日）描写　TS先生「描写コンクール」

8月14日（月）色彩　TR先生「色彩コンクール」

8月15日（火）立体　TS先生「立体コンクール」（台風7号のため中止）

8月17日（木）①色彩　I先生「与えられた2種類の対象（アルミホイル・菓子）を組み合わせて自由に色彩で表現しなさい。」（1995年度京芸過去問）②描写　TR先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

8月19日（土）①立体　TS先生　テーマ「「鳥」をテーマとし、下記のことばの一つと組み合わせて、その組み合わせから発想して立体をつくりなさい。」ことば《ねがい、やすらぎ、よろこび》（1993年度京芸過去問）②描写　A先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

8月20日（日）描写　TR先生　モチーフ「鉛筆セット、豆絞り、クリアカップ」

8月22日（火）①立体　I先生「テーマ「『壁』のイメージからの発想を具体的かつ立体的な造形物としてとらえ立体表現しなさい。（1983年度京芸過去問）」」②描写　TR先生（受験で立体が不要で、描写が必要な方）

8月24日（木）描写　TR先生　モチーフ「ミネラルウォーター、六角カートン、ビニール袋、スコップ」

8月26日（土）描写　I先生　モチーフ「手とセロハンテープ」

8月27日（日）色彩　TR先生　テーマ「与えられた資料（群衆、人波、都市、街並みなどの写真コピー）から自由に色彩表現しなさい。」（1994年度京芸過去問）②描写　TS先生（受験で色彩が不要で、描写が必要な方）

 

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作品買取り制度

（浪人生Nくんの色彩作品／4時間）

先日、アトリエ伊丹では今年度初めて生徒の作品を買取りました。買取りとなったのは上記Nくんの色彩作品です。美しい色合いでとても優れた作品だと思います。

当校では優秀な作品を【2000円分の画材で買い取る】という制度があります。

買い取った作品は教室に掲示又は作品ファイルに保管させて頂き、後輩の参考作品となります。

この制度は教室側にも生徒側にもお互いにメリットがあります。最近画材も高騰している中で2000円分の画材は相当嬉しいんじゃないかなと思います。

人によっては年間画材費がほとんどかからなかったケースもあります。

最近だと現在、京都市立芸術大学2回生のAさん（現講師）は受験生になってから画材費を一切払っていないという伝説があります。コンクールや京芸模試も含めて1年間で合計4〜5万円ぐらいの画材を当校から渡してるんじゃないかな。まぁ〜事実なのでよかったらAさんに直接聞いてみてください。

（浪人生Sくんの色彩作品／4時間）

（高校3年生Mさんの色彩作品／4時間）

今年度は優秀な子が多いので、買取り枚数も例年より増えそうで嬉しい悲鳴です。実際、ブログに頻繁に出てくる浪人生のSくん、Mさん、Sさんは買い取ろうか迷ったことが何度かあります。

この3人に関しては今後そう遠くない時期にそのレベルまで上がってくれるはずです。

勿論浪人生だけでなく、高校1、2、3年生も他の生徒の見本になるような優秀な作品であれば必ず買取りの声をかけます。（買取りを拒否することも出来ます。）

これからさらに優れた作品が生まれることを期待しています。

（対策レッスン作品）

（通常レッスン作品）

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机5台、椅子10脚増設

（浪人生作品／対策レッスン4時間）

（浪人生作品／対策レッスン4時間）

7月中旬。定期テストも終わり、短縮授業で早めに教室に参加する子が増えています。

美大受験クラスは常に14時には開いていますので、4～6時間半参加することが可能です。

長い時間参加したからといって別途料金もかかりませんし、とても良いサービスだと個人的には思っています。

（浪人生作品／通常レッスン）

さて8月に向けて教室は大大大盛況です。毎日のように新入会者が続いている状況で、今年度は過去最高だった昨年度の人数を4月の時点ですでに上回っており、増加がとどまることなく続いています。

また夏期講習会は全国から京都市立芸術大学志望者が集結します。現在でもほぼ満員状態ですから、もしかしたら講師席も生徒用に使うことになるかもしれません。

教室では急遽机5台、椅子10脚を増加しました。デッドスペースを有効活用して何とかスペースを確保しましたが、通路が多少狭くなってしまいました。ご了承ください。

（受験生作品／対策レッスン4時間）

（受験生と高校2年生作品／通常レッスン）

（対策レッスン講評の様子／今年度は京芸志望が非常に多いため、受験コースの講評を2グループに分けて行なっています。）

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申し込み殺到

（浪人生作品／4時間）

（浪人生作品／4時間）

（左上から現役生、浪人生、浪人生、現役生作品／4時間）

7月上旬。夏に向けて現在申し込みが殺到しています。例えば無料説明会。現在8月中旬まで8割以上の予約が埋まっている状況です。アトリエ伊丹では毎週土日に説明会を開催していますが、有難いことにこちらに参加してくれるほぼ全員にご入会頂いています。

体験教室の申し込みも多く、地方の方から夏期講習会の申し込みも毎日のようにあります。

無料で募集しているコンクール兼京芸模試の申し込みも殺到しており、こちらに関してはもうすぐ締め切ります。

なぜ今年度はこんなに申し込みが多いのか。その一つの理由が生徒作品レベルの高さにあると思います。生徒達の作品めちゃくちゃ上手くないですか？例年を遥かに凌駕するほどの才能のある子が溢れています。

今回の描写、色彩共に作品が載っている現役生のMさん。彼女は例年の世代なら受験生の中でトップクラスの実力の持ち主です。そんな子でも滅多に載ることが出来ないのが、アトリエ伊丹のブログです。

（浪人生作品／4時間）

（現役生／4時間）

（左から浪人生、現役生、浪人生作品／4時間）

外部から夏期講習会に参加する多くの方が『レベルの高い画塾で学びたい。』という気持ちで申し込みをしてくれています。まさにブログの効果絶大というわけです。

6月の1ヶ月間だけで、【60点ほど生徒作品をブログにアップ】していますが、そんな画塾って関西にアトリエ伊丹以外に無いんじゃないかと思います。ブログも毎週アップを欠かさずに行うこと10年以上。コツコツの積み重ねが今の教室の人数に反映しているのかなと思います。

今後も引き続きブログは毎週アップを継続しますので、内部生も外部生も楽しみにしてくださいね。

（浪人生作品）

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