絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

合格したいと思う気持ち

2019年01月28日 | 美大受験クラス

1月下旬。寒い日が続いていますね。

実技入試本番まで残り1ヶ月です。

今年度は体調を崩している受験生が例年より目立ちます。

もちろん高熱や吐き気が止まらない時などは無理をせずに休んでください。ただそれ程の病気でない場合は出来る限り出席してください。

入試当日に、体調を悪くしたり風邪をひいてる可能性だってあります。

それでも『入試本番は待ってくれません。』

その最悪の体調の中でも今までの実技練習をフルに発揮しなければいけないのです。

そのためには多少の体調不良でも机に向い制作するなどして、自分の体にどんな状況でも集中して制作できる感覚を覚えこませることが大事です。 

受験日まで講師・生徒が一丸となって目標に向かう団体戦ですが、本番は個人戦です。

受験は自分自身との戦いでもありますが、実際は他人との競争です。

『他の人に負けたくないという気持ち』

『この大学にどうしても行きたいという気持ち』

一切の甘えを捨てないと頂上が見えてくることはありません。

 

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センター終了後

2019年01月23日 | 美大受験クラス

センター試験お疲れ様でした。

良い結果が出た人もそうでなかった人も、実技試験に向けて気持ちを入れ替えましょう!

センター期間中は高校1・2年生の何名かに石膏像を描いてもらいました。

初めてのモチーフに四苦八苦した生徒もいましたが、中々の素質を持った逸材も。また夏期講習会で再チャレンジしてくださいね。

今年度は現時点で高校1年生が20名を超えています。最も多かった昨年(現2年生)の同時期が15名ほどだったので過去最多です。

京芸を第一志望にしている生徒が多く非常に楽しみです。高校1年生で難関美大を目指す人は3月から対策レッスンが始まります。

周りの同級生に負けないように頑張りましょうね。

 

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京芸模試からの巻き返し

2019年01月17日 | 美大受験クラス

先月行われた京芸冬期模試は、夏期より順位・点数がアップした生徒が多くいました。

全体的に150点前後が多くを占めましたが、3科目全て150点(計450点)というのは京芸の受験者の中では上位成績になります。

今回当校からの受験者は合格圏内に入っているもののまだまだ安全圏ではないという印象でした。

本日は京芸模試からの巻き返しについて。

以前京芸冬期模試での低得点からセンター終了後に大きく実技力を伸ばして合格した生徒がいました。

その時の模試の結果がこちら➡ 描写66点 色彩56点 立体50点 総合143位 (各250点満点 参加者160名)

入会したのが遅かったというのが大きな理由ですが、入試本番では点数を3倍近くに伸ばすことに成功しています。

センター終了後からの1ヵ月はこれまでの人生で最も実技が伸びる期間です。

現役生は『今のままではいけない。変わらなければいけない』ということを強く意識してください。

浪人生はライバルの多くが年下(現役生)になります。『絶対に負けてはいけないというプライドを持ってください。』

実技入試まで必死に頑張ることは当たり前ですが、努力の成果は言葉ではなく、作品で示してほしいです。

 

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画材の話

2019年01月15日 | 美大受験クラス

1月中旬。センター試験まで1週間を切っているため、受験生はほとんどお休みをしています。

浪人生や高校3年生がいない状況にも関わらず、高校1・2年生を中心に教室には沢山の生徒が来ています。

現在、美大受験クラスの中学生、高校1・2年生は約70名。受験生を合わせてもうすぐ100名を超える勢いです。

さて本日は来年度に向けて画材の話をしたいと思います。

基礎コース(中学生・高校1・2年生)の皆さんは鉛筆、絵具を何本ぐらい持っていますか?

最近入会した生徒は当校からのプレゼント画材しか持っていない人もいるかもしれませんね。

難関美大を目指すなら早い時期から画材を多く揃えるようにしてください。鉛筆100本以上、絵具50本以上は基礎コースの最低必要本数です。

まず鉛筆について

デッサン用の鉛筆は多数販売されています。(UNI、HI-UNI、ステッドラー、ファーバーカステル、スタビロ、トンボ、ダーウェントなど。)

どの鉛筆が良いのか?各美大、各美術予備校、デッサン本など色々な情報が出ていますが、僕自身が使用して良かったと思ったのはUNI、HI-UNI、ステッドラーの3種類です。

正直この3択で良いと思います。因みにアトリエ伊丹の講師陣も基本的にこの3種類しか使いません。

デッサンの用具入れですが、100均の透明ボックスでも良いですが、僕は仕切りがあって便利な釣り具店のルアーボックス(600円ほど)を使用しています。

次にアクリル絵具について

アクリル絵具も各社から販売されています。(ターナー、ニッカー、リキテックス、ゴールデン、ホルベインなど。)

各美大や美術予備校でも推奨するメーカーは異なります。例えば神戸の画塾はニッカー、大阪の画塾はターナー、京都の画塾はホルベインなど。

実際絵具メーカーと販売契約をしている所もあるため、各美大や美術予備校が勧める絵具=良いメーカーということではありません。

色彩は表現方法、技法などによっても、どの絵具が良いのかは個人で変わってきます。教室では上記全てのメーカーを取り揃えています。

自分で使用して実践するのがベストだと思います。教室には貸出用の絵具セットもあります。試してみたい人は声をかけてくださいね。

絵具の用具入れですが、ダイソーの300円透明ボックスで約100本収納可能ですが、それ以上の場合はもう一回り大きいホームセンター(1000円ほど)の透明ボックスを準備しましょう。

 

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麻ロール、色ケント紙2枚、写真コピーを机上に配置し、鉛筆で描写しなさい。

2019年01月12日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写モチーフは「麻ロール、色ケント紙2枚、写真コピーを机上に配置し、鉛筆で描写しなさい。」 (4時間)です。

2005年度京都市立芸術大学の描写課題を出題しました。⇨『京芸過去問

今回は細部を意識し過ぎて、迫力がない作品が多くありました。それは自分の作品を客観的に観れていない証拠でもあります。

離れて観察するからこそ、『全体の印象や雰囲気が観えてくるのです。』 (定期的に床や机の端に置いて観察する癖をつけましょう。)

皆さんは「出題者の意図を考えて制作していますか?」

なぜこのモチーフを出したのか?出題者はいったい何を求めているのか?

「基礎的描写力(客観的にものを観る力を含む)のある生徒に入学してほしい」

「合格作例など他の人の真似でなく、考える力を持っているか試したい」

「実際の世の中で起きている出来事にも目を向けてほしい」

受験生はこうしたメッセージを受け止め、学校側の求める水準を満たせるよう練習に励む必要があるわけです。入試過去問を解く目的はここにもあると言えます。

また京芸の試験には面接がありません。自分がどういった意図で作品を制作したかを説明する場は設けられていません。

ですから、『自分の想い全てを作品で表現しないといけないのです。』

至近距離ばかりで作品を観るのではなく、見る側(出題者・採点者)の立場で考えることも大切です。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

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クリップ

2019年01月09日 | 美大受験クラス

美大受験クラスの高校1・2年生の色彩作品をまとめてアップします。(上段2年生、下段1年生)

最近入会したばかりの経験が少ない4名ですが、丁寧に制作しています。

当校では初めて色彩作品を描く人には「色彩についてのレクチャー」を行います。

色相環、明度、彩度、色相の関係。補色(反対色)から色の対比についてなど。

先月から高校1年生が7名、高校2年生が3名、立て続けに入会してくれました。

来年度・再来年度に向けて頑張りましょう。

 

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1月 美大受験クラスの様子

2019年01月06日 | 美大受験クラス

1月上旬。教室はご覧の通り常時満員に近い状態が続いています。

先月からの入会者は川西市の高校1年生Mくん、西宮市の高校1年生Kさん、Oさん、宝塚市の高校1年生Oくん、神戸市の高校2年生Kさん、泉南市の高校1年生Yくんなどなど。

有難いことに当校の美大受験クラスの体験後の入会率はほぼ100%です。

「料金が安かったことと、画材もプレゼントしてくれるところが良かった。」

「合格実績・合格率の高さや、参考作品の多さに驚きました。また難関美大を目指す生徒が多いので刺激になります。」

「制作の途中段階でも先生が細かいポイントを実際に描いて丁寧に説明してくれるので、とてもわかりやすかった。」

「どの先生も常に一人ひとりまわって教えてくれているので、距離が近くいつでも質問できる環境に魅力を感じた。」

(最近入会してくれた生徒本人と保護者様の声を挙げてみました。)

また当校ではデモンストレーション(講師による実技指導)を毎回下記のように行っています。

・講師のNさんが受験生を対象にプライベートレッスン(同じモチーフを一緒に制作して途中経過も指導しながら、自分の作品も生徒の見本として完成させます。)

・講師のHさんが高校2年生にグループレッスン(一人ひとり回りながら細かく口頭・実技指導します。)

・代表の僕は全体の様子・バランスを見ながら一人ひとり平等にまわって教えます。

現在人数の関係で体験・入会に一部制限をかけています。中学生や高校1年生の方も4月(新年度)からも入会できる保証はありません。

というのも3月末で受験生が一斉に卒業しますが、新年度から月回数を増やす高校1・2年生が多かった場合、4月からの席がなくなる可能性があります。

入会を検討されている方はお早めにご検討ください。

 

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瓶、木枠箱、布、レモン

2019年01月04日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン描写モチーフは「瓶、木枠箱、布、レモン」(4時間)です。

今回は描き応えのあるバランタインというウイスキーボトルを15本準備しました。

全体的に描き込み(手数)はしっかりしていますが、とにかく形が悪い人が多かったです。

画像作品の右側2点は上位作品ですが瓶の比率が合っていません。下位作品になるとさらにそれが顕著になります。

デッサンは筆記試験と異なり、目の前に答え(モチーフ)が置いてあります。

◇正確に写し取るにはどうすればいいのか? 

◇鉛筆でしっかり測っているつもりでもズレてしまうのはなぜか?

まず「姿勢」 ⇒ 姿勢が悪いと見るたびにモチーフの大きさや形が変化します。

続いて「腕」 ⇒ 鉛筆で測るときは真っ直ぐ伸ばして固定した状態で測ります。

そして「手」 ⇒ 地面に対して垂直になるように鉛筆を動かして測ります。

最後に「目」 ⇒ 形を測るときは両目ではなく、片目で見るようにします。左目と右目の間には距離があるため、左右で見え方が変わってきます。

片目で見るときは必ず利き目で見るようにしてください。

形の狂いが見られた人は次回から確実に修正していきましょう。

  ➡『国公立対策レッスンのご案内

 

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2019年

2019年01月01日 | その他

明けましておめでとうございます。

元旦は気持ち良い晴天ですね。皆様にとっても素晴らしい2019年になりますように。

今年も宜しくお願いします。☆

 

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