絵画教室アトリエ伊丹ブログ

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2021年1月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2020年12月27日 | 対策レッスン

12月末。今年も残り僅かですね。受験生は共通テスト終了次第、実試に集中しましょう。

1月の対策レッスンのスケジュールを案内します。

基礎コースと受験コースの描写は14時~18時 18時~合評です。

(共通テスト以降の受験コースの色彩、立体は14時~17時  休憩を挟んで18時~合評です。)

対策レッスンの参加は任意です。(通常レッスンも可。)

 

◆基礎コース(中学生、高校1・2年生) 

1月9日(土)色彩 担当TA先生 テーマ「与えられた色紙の組み合わせと季節を表す言葉【春夏秋冬】のうちからそれぞれ1つを選びイメージ構成せよ。」(1982年度京芸過去問) 

1月10日(日)描写 担当TS先生 モチーフ「モップ替糸、折りたたみパック2個」

1月16日(土)高校2年生 描写 担当N先生 モチーフ「缶、紙ナプキン、水鉄砲」 中学生/高校1年生 描写 担当TA先生 モチーフ「紙風船、コップ、タオル」

1月17日(日)立体 担当M先生 テーマ「二つの立体」をテーマに与えられた材料を用いて、以下の条件で立体表現しなさい。(2004年度京芸過去問)

1月23日(土)描写 担当TA先生 モチーフ「瓶、テニスボール、フォトフレーム」

1月24日(日)描写 担当TT先生 モチーフ「手とシャトル」

1月30日(土)立体 担当TA先生 テーマ「割り箸、タコ糸、ケント紙を用いて立体表現しなさい。」(2001年度京芸過去問)

1月31日(日)色彩 担当TT先生生 テーマ「与えられたモチーフ(ゴムシート)で手を包みなさい。モチーフにはたらきかける力によって生じるカタチを色彩構成しなさい。(2009年度武蔵野美術大学 視デ過去問)

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生) 

1月9日(土)描写 担当TS先生 

1月10日(日)①立体 担当M先生 ②描写 担当TA先生(受験で立体が不要で描写が必要な方)

1月16日(土)描写 担当N先生

1月17日(日)色彩 担当TS先生(※共通テスト終了後に受験生は必ず出席すること。遅刻参加可)

1月23日(土)描写 担当N先生 

1月24日(日)①色彩 担当TS先生  ②描写 担当TT先生(入試で色彩が不要で描写が必要な方及び関東美大志望の方)

1月30日(土)描写 担当N先生 

1月31日(日)①立体 担当TS先生  ②色彩 担当TT先生(入試で立体が不要で色彩が必要な方及び関東美大志望の方)

今年一年ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。

良いお年をお迎えください。

 

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京都市立芸術大学 過去問

2020年12月21日 | 美大受験クラス

アトリエ伊丹では京都市立芸術大学過去問対策授業を常時行っています。

画像の色彩は1982年度の過去問「与えられた色紙の組み合わせと季節を表す言葉【春夏秋冬】のうちからそれぞれ1つを選びイメージ構成せよ。」

立体は1990年度の過去問「風が通る」というイメージを、立体的に表現しなさい。(材料=発泡スチロール)

京芸の色彩・立体の課題は全国の美大の中でも特殊な出題傾向にあり、過去問から得られることは非常に多いです。

これまでアルミ板を使った課題やウレタンフォームを使った課題などを含め当校では40年分の過去問対策を全て行っています。来月からは当校が考案したオリジナルの予想問題の対策が始まります。

今年度の京芸組は内部生、講習生ネット生合わせて過去最多の生徒が受験に臨みます。

これから本番に向けて頑張りましょうね。

 

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ネット生作品と講評

2020年12月18日 | 美大受験クラス

さて本日はネット生の作品をアップします。アトリエ伊丹では昨年度から京芸志望者対象ネット通信コースを設けて指導を行っています。

今年度は現時点で二桁を超える生徒が参加し、さらに来年度に向け高校2年生もすでに先行入会しています。

さて京芸対象のネット通信ってどんなことを教えてくれるの?本当にちゃんと教えてくれるの?と気になる方も多いと思います。

今回は実際の講評内容の一部をブログにもアップします。今回講評を受けたHさんは今年の夏頃にネット通信コースに入会し、今まで沢山の課題に取り組んできました。

先日、私立大学の合格発表があり、『成安造形大学 特待生合格』、『嵯峨美術大学 スカラシップ合格』などを含め5つの大学/学部全てに合格しました。

本当におめでとうございます。第一志望校に向けてこれからまた気を引き締めて頑張りましょうね。

 

【描写の講評について】

(ペットボトル(いろはす)、タワシ、トイレットペーパー)

・構成、構図 
まず、構成に関してはすごく分かりやすく意図的に手前、中間、奥にモチーフの流れが出来ていてとても良いと思います。手前に濃いめの色のタワシを持ってくるのも正解ですし、背の高いモチーフであるペットボトルをやや中間に持ってくるのも自然に画面に収まるし、トイレットペーパーを奥に置き手前へと流れを作るために出しているのも意図的な所作になるので、しっかり意識出来ているなと感じました。あと、トイレットペーパーを少したわませながら、折りたたまれてる部分があったりしながらふわっと机上面に置かれているのも凄くいいポイントだと思いました。

・形、サイズ感、比率
形はトイレットペーパーの寝た楕円は問題ないのと、タワシに関しても大丈夫なのですが、ややペットボトルの形が怪しい感じがしました。ほんの少しいろはすの上半分がすぼまったように見えるのですが、本物はおそらく方がしっかり張ってる印象があるので、そこが修正出来ると良かったと思います。サイズ感は全体のバランス的に問題ないと思います。比率は先ほど言ったペットボトルに関してが少し気になって長細い感じにも見えるので、肩の張り方の修正と太さ、長さの微妙な調整が出来るとバッチリだと思います。あと、楕円のパースが歪み気味に見えたり、垂直が斜めになっているようにも見えるので気をつけましょう。

・立体感  
立体感に関してはしっかり光の方向が見えてくる影の方向を捉えられているので問題ないです。特にペットボトルは立体感が出しにくいモチーフにはなるのですが、そこもしっかり意図的に明暗が付けれているので良いです。トイレットペーパーも柔らかい白さの中の影の色味がしっかり出せていて空間感もしっかり感じます。タワシは少し惜しい印象があって、黒さを出そうとしているのは良いのですが、下半分の色味が薄く残ってしまっているので、そこはもっと暗くしていいです。左側面がおそらく暗くなるというのと、タワシは特にこの画面の中で2番目に濃い(1番はいろはすの文字の黒)ので、もっとガッツリ色を乗せても大丈夫だと思います。今のままだと側面が明るく、上面が暗いという逆転現象が起こってしまっているので注意しましょう。

・質感 
質感はそれぞれのモチーフでしっかり描き分けが出来ているので大きくは問題ないです。欲を言うと、タワシはもっとガサガサした感じを出していっても良いと思います。先ほど言った濃く色を乗せるのに加えて強い筆圧で1本1本描いていく感じでいくとよりタワシの質感に近づくと思います。ペットボトルに関してはラベルの印象がやや希薄に感じるのが気になるのでレタリングはもっと濃くはっきり描いて大丈夫です。キャップの部分もほんの少し暗め位でもいいかもしれません。トイレットペーパーはOKです。

・陰影、机上面の影 
全体的な陰影に関してはバランス良くいい空気感で影を捉えられている印象があるのですが、少し違う言い方をしてしまうと弱いと捉えられることもある陰影の感じなので、もう一段階グッと濃く入れる所があるとより迫力のある見やすいデッサンになると思います。弱いと思われてしまう部分を指摘すると、トイレットペーパーの芯の中の暗さやペットボトルのラベルや蓋の暗さ、タワシの暗さがやや弱いトーンで収まっている気がするので余白との境目をハッキリさせるという気持ちで鉛筆でガリガリ描いていっていいと思います。机上面の影に関しては今の状態が1番、濃すぎず、薄すぎずの状態で丁度良く感じるのでこのまま継続していきましょう。

・総評 
今回は基本的な形の応用のモチーフという感じだったと思うのですが、おおよそ描けているので大丈夫です。ですが、細い部分で気になるところは出てくるので、形や比率は絶対ミスをしないように最後まで疑ってかかることを意識しましょう。描写に関しては観察して描く力は十分あるので、あとはコントラストであったり、強さ、黒の幅を増やすということを目標に力強さを少し加えていきましょう。すると迫力が自ずと出てくるので、無理に全部の黒を強くせず、何処にどの黒を使うべきかを覚えていくことで濃いモチーフと薄いモチーフのコントラストが美しく見えてくると思います。今の描き方は継続しつつ改善点を加えながらよりよい自分の描き方を極めていきましょう!

 

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美大受験クラス生徒作品 一挙公開

2020年12月09日 | 美大受験クラス

12月上旬。中学3年生~浪人生の13作品を一挙に公開します。今年度は美大受験を目指す中学3年生が現時点で14名在籍しています。

人数が多いだけでなく、実技レベルも非常に高い世代です。(画像の中でHさん(ペリエ)、Tさん(クリスタルガイザー)が中学3年生)

さて本日は入試に向けてのお話しです。アトリエ伊丹の受験コースの対策レッスンでは毎回順位付けを行っています。

現在は上位3位までですが、共通テスト終了後は1位から最下位までしっかり付けます。

さすがに順位が低いとショックだと思います。でもこれは入試の為にやっているので、慰めたりはしません。

しっかり落ち込んでください。大切なのはその後です。

まずは何に問題があって低い順位が付いたのか。そしてその問題点をクリアするためにどのような工夫をするべきか?

・「資料収集をしなさい。」って言われたらその日のうちに始めること。

・講評で注意されたことはその日のうちに復習すること。

上手くなる人は行動が早いし、成果をあげる人は最も重要なことから始めます。

そして反省する人は成長します。そうすると次に何をすべきか、 何をしたらいけないのかがきちんとわかるからです。

今やるべきことをよく考えて時間を大切に使いましょう。

 

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児童画クラス アシスタント講師募集のお知らせ

2020年12月04日 | 児童画クラス

こんにちは。

アシスタント講師募集のお知らせです。

児童画クラスは水曜日、土曜日、日曜日で授業を行っておりますが、生徒数増加に伴いアシスタント講師が不足しております。

興味のある方は是非ご連絡ください。宜しくお願いします。

 

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