エクスペンダブルズ ニューブラッド ネタバレあり

２０２４年１月５日公開　アメリカ　１０３分　Ｒ15+

自らを“消耗品”と名乗る最強無敵の傭兵軍団＜エクスペンダブルズ＞を率いるバーニー・ロス（シルベスター・スタローン）は、CIAから下された新たなミッションに挑むため、かつての相棒であるリー・クリスマス（ジェイソン・ステイサム）の元を訪ねる。
バーニーとともに再び組むことを決意したリーがアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間だけではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。
新戦力を迎え【ニューブラッド】として生まれ変わったエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること——もし、失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑む彼らだったが、敵の卑劣な策の前にミッションは失敗に終わり、大きな代償を払うことに…。失われた仲間の意思を継ぎ、そして仇を討つために再びエクスペンダブルズが立ち上がる——！（公式ＨＰより）

アクションスターが多数集結する「エクスペンダブルズ」シリーズの第4弾で完結編？

ドルフ・ラングレン（ガンナー）、ランディ・クートゥア（トール）の他、新たにカーティス・“50セント”（イージー）、ミーガン・フォックス（ジーナ）、レヴィ・トラン（ラッシュ）トニー・ジャー（デーシャ）、イコ・ウワイス（ラフマト）、アンディ・ガルシア（マーシュ）らが加わり、主役はバーニーからリー・クリスマスにバトンタッチしています。

R指定ですが随所にユーモアが盛り込まれクスっと笑える大人の映画です。😁 

CIAのマーシュから出された核の起爆装置を守れというミッションは、ラフマト率いる傭兵軍団 に阻まれて奪われ、「ビッグ・バード」 が撃墜されてバーニーが犠牲になってしまいます。まさかここでバーニー退場なんて嘘でしょ！😱 何かトリックあるんでしょ？と心の中で突っ込んでしまいました。

リベンジに燃える仲間たちは、核爆弾を使って第三次世界大戦を目論む敵を阻止するため動き出しますが、バーニー救出を優先した結果ミッションが失敗してバーニーも助けられなかったリーは、その責任を押し付けられてマーシュに外されてしまいます。代わりにリーダーとなったのはジーナ（彼女もCIAエージェントでリーの恋人）です。

素直に留守番する・・・わけないよな😅 ジーナに「俺の代わりに」と渡したナイフにはＧＰＳを仕込んでいて、単独でチームの後を追うリーは、バーニーの旧い仲間デーシャに協力を求めて船に乗り込むんですね。

船に乗り込んだチームでしたが、裏切者が情報を流していたため捕まってしまいます。マーシュが連れて行かれた時点で怪しいなと思ったらビンゴでした。

閉じ込められた部屋からの脱出方法がまた実にお下品で笑えます。😆 

新メンバーのガラン（ジェイコブ・スキピオ）はガルゴ（アントニオ・バンテラス）の息子で、父親譲りのお喋りなキャラですがイマイチ出番は少なかったかな。

船まで送ったけれどその先の協力を断ったデーシャ・・・もちろんそのまま退場するわけない😉 チームが脱出した後の空っぽの部屋に飛び込んで「え？」という表情をするのも可愛いぞ、リー😀 

チームと合流して派手に敵を蹴散らすのも痛快です。

リビアではガンナーは視力低下（老眼？）と禁酒のせいで的を外してばかりだったのが、船で禁酒を破り的中精度が劇的に上がるのですが、やっぱこうでなくちゃね、ガンナー！（精神的に危ない奴なんだけど憎めない、けっこう好きなキャラです）

今作では一押しのステイサム様が巧みなナイフ捌きはもちろん、銃も撃ちまくり、肉弾戦もありの大活躍です😍 （『トランスポーター』もですが、女性に対して紳士的な役柄も多いし、何より黒スーツ姿がカッコイイのよね～💛ジーナとの絡みシーンもありますが往年に比べたらお肉が・・・😞 ）

ラフマトを倒し「俺の犠牲（死だったかな）を無駄にするな」なんて臭いセリフで仲間を逃がした後に、船の進行方向を変えて危機を回避します。

裏切者の黒幕の卑怯な手で窮地に陥ったリーを救ったのは軍用ヘリを操縦して現れたバーニー。ほら～やっぱり！！美味しいとこ持って行きますね。😁 

核爆弾を積んだ船を海に沈めてミッション完了です。（海中とはいえ核爆発してキノコ雲が沸き上がる中、無事に済むところがフィクションでございますね。）

バーニーの死体の身代わりになったのは、彼が指相撲に負けて指輪を取られた相手というオチです。一応一般人じゃないのか？と突っ込んでおきます😜 

バーニ―はこの黒幕を長年追っていて証拠をつかむために自らの死を偽装していたのでした。

新メンバーの存在感がレギュラーメンバーと比べると薄いのが物足りなくはありますが、バーニ―とリーのコンビはやっぱ最高😍