Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

映画あれこれ、、、やっぱりいいなあ。

2019-02-21 22:56:28 | 映画
降り積もった雪も
お日様のおかげでだんだんと消えて行き
今では人通りのない日陰に残るばかりとなりました。

昨日は終日、閉じこもっていましたけれど
そろそろ動き始めてもいいかしら。

と、考えて、とりあえずはやっぱりシネマ通いから?と
呟くメイおばさんです。

歩いてすぐのシネマコンプレックスでは
相変わらずたくさんの映画が上映されています。

気楽に足を向けられる上に
いつ行こうが、およそガラガラですし
最新の映画だって10ドル程度で見られます。
英語以外で話される映画にはもちろん英語の字幕が付きます。

映画はメイおばさんの趣味であり、喜びであり、教養であり?
そして、暇つぶしです(笑)。

最近すっかりはまってしまった映画があります。
「えっ、また〜? いったい何回め?」
と、メイおじさんに「呆れられながらも

「だって、メイの英語力じゃ一度で全部はわからないんだもん。」

とばかりに足繁く通ってしまったのが「ボヘミアンラプソディー」でした。
なにしろ、元々が年期の入った「Queen」
そして「Freddie Mercury」(故フレディ・マーキュリー)の大ファンなんですもの(笑)。

そんなメイおばさんのところに
またしても「I cannot miss it!」(見逃せない)映画情報が届きました。

しかも、これもまた歩いて5分のシネコンです。
多少雪が残っていたところで
たとえ2時間55分の長丁場だって
どうして抗えましょうか。

いったいこれまで何回見たことか、、、
とは言えまた見たい、そんな映画は
15時開演の「My Fair Lady」です。

いえ、決してニューバージョンなんかではなく
正真正銘のオードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソンの映画です。

古かろうが新しかろうが
良い映画、楽しい映画は何回見たっていいものですし
見るたびに新しい発見があったりもするものですし

それにね、ほら、英語耳を作るのにもいいでしょう?(笑)
などと言い訳がましいメイおばさんです。

先日、電車に乗って、小さな映画館「WEST END CINEMA」に行きました。


ワシントンでも二箇所でしか上映されていないというレアな日本映画
「万引き家族」を見るためです。
英語のタイトルは「Shoplifters」です。


日本での公開は昨年の6月だったようですが
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した、などと聞いては
どうしてスルーできましょう。

しかも、昨年9月にお亡くなりになってしまった樹木希林さんが
要(かなめ)とも言える役どころをこなしていらっしゃるのですもの。

メトロに乗って行ってみれば
なんと、観客はメイおじさんとメイおばさんの二人きり!


小さな映画館だけに
まるで家で電気を消して大きな画面のテレビを見ているような
贅沢時間でした。

話はどんどん飛躍しますけれど
この恐ろしく古くて小さな映画館で
毎週水曜日に上映される映画のパンフレットが手元にあります。


まあ、それがまた、、、、

ほとんどの人には???でしょうが
クラシック映画が好きな方にとっては、心踊るプログラムでしょう。
はい、メイおばさんもその一人です(笑)。

さて、皆様、どれだけご存知でしょうか?
チラシに書いてある通りに記します。
(  )の中に日本名も書いておきますね。

2月13日 CASABRANCA (カサブランカ)
2月20日 When Harry Met Sally (恋人たちの予感)
2月27日 LOLITA (ロリータ)
3月 6日 Silk Stockings (絹の靴下)
3月13日 Camille Claudel (カミーユ・クローデル)
3月20日 SHE WORE A YELLOW RIBBON (黄色いリボン)
3月27日 Fame (フェーム)
4月 3日 SUPERMAN (スーパーマン)

この際、毎週でも足を向けたいぐらい。
100円玉ならぬ1ドル札貯金、始めようかなあ、、、

ちなみにメイおばさんにとっては
やっぱり「映画=暗い映画館で集中して見るもの」であって
自宅のテレビで簡単に見られるものは
映画ではなくて「ビデオ」あるいは「テレビ」なのです(笑)。
古いねえ。

**********
あっ、今頃になって読み返して気づきました。
大変、写真が入ってない、、、、、
でもね、今、ここワシントンは夕飯の片付けも終えて
さあ、寝るぞ〜!の夜11時なんです。

明日の朝、起きたら一番に写真入れて起きますからね。
ごめんなさい。
かくかくしかじかの「うっかり者」のメイおばさんですが
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

こちら金曜日深夜のメイおばさんより
お休みなさい。
**********


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ゆうきやこんこの水曜日

2019-02-20 21:25:38 | ワシントンDC
YAHOOの天気予報を見れば

「21日(木)は、北日本の太平洋側と西・東日本では晴れるところが多い予想ですが、
 北陸では新潟県を中心に昼過ぎまで雨や雪が降るでしょう。」

とは言え前日の東京の最高気温はまさかの19度!

「2/20(水))18時 各地で3月並みの陽気に スギ花粉に注意」

ふふ、まるでお天気お姉さんになったような気分。

さて、現実の世界に戻って、窓の外を見わたせば
こちらは真っ白な世界に、高い空から静かに降り続ける雪。


昨夜眠りにつく頃は、雪の気配などこれっぽちもなかったのに、、、

何年か前に、やはりこんな雪の日に
すってんころりん、かなりひどい骨折をした前科者のメイおばさん
早速「外出禁止命令」が出されて
メイおじさんたら、つまり禁止命令を出した張本人ですが

「今日は僕が買い物に行くから」

と、近くのスーパー「Whole Foods」まで
私のショッピングカートを引きずって行きましたよ。

というわけで、メイおばさんは暖かな家の中にこもって
たまりにたまった新聞記事の整理などをしています。

「これは後で読もう」
「これはよくわからないから、残しておいてもう一度読もう。」
    etc. etc.,,,,,,,,,

チョキチョキと切り抜きたくなった面白い記事が
こんなにたまってしまいましたので

また折を見てご紹介させていただきますね。

さて、そんな雪の日ですが
窓の外のワンちゃんたちの遊び場「ドッグラン」には
凍てつく雪の中、飼い主さんに連れられて行ったワンちゃんたちが
リードを外されて、それはそれは嬉しそうに跳ね回っています。
ほんと、走りまわっている、を通り越して
「跳ね回っている」レベル(笑)。


「ゆうきやこんこ あられやこんこ
 ふってもふっても まだふりやまぬ
 いーぬはよろこび にわかけまわり
 ねーこはこたつで まるくなる」

まさにこんな歌をつい口にしてしまうぐらい。


というわけで、本日は引きこもり。
メイおじさんが買ってきてくれた食材で
とにかく何か作ります。


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大統領の日に思うこと

2019-02-17 23:39:53 | アメリカ
空気はまだまだ冷たいものの
よく晴れた朝を迎えました。


日本は沖縄も北海道も同じ時間ですけれど
ここアメリカは、同じ国でも場所によって時間が違います。

けれども、たとえ時間は違っても
祭日や記念日はもちろん同じです。

明日、2月18日、月曜日、今年二回目の祭日は
日本では絶対にありえない祭日です。

新年一番乗りを上げたのは
1月第三月曜日の「Martin Luther King Day」でした。

キング牧師と言えば
1929年にアメリカで生まれ
差別のない社会を目指して活動し
30代半ばという若さで「ノーベル平和賞」まで受賞した方です。

ここ、ワシントンでの
「I Have a Dream」(私には夢がある)という心の奥底にまで響く演説については
ご存知の方も多いでしょう。

これはもう、第三者のメイおばさんでさえ、涙なしでは録音を聞くことはおろか
書き留められた原稿を読むこともできませんでした。

確かだいぶ前に、どこかで書いたものがあると思いますので
もしうまく見つかれば、折を見てブログにアップします。

「I have α dream!」を繰り返すキング牧師の言葉は
当時のアメリカの人種差別など
我が身のこととして経験したこともないメイおばさんの心をも
大きく揺さぶりました。

そんなキング牧師の誕生日に続く二番目の祭日が
明日、2月の第三月曜日、「Presidents’ Day」(大統領の日)なのです。

もともとは、初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日、2月22日を
祝う日だったそうですが、1971年以降は歴代大統領を讃える祝日となりました。

そんな「明日の祝日」を前にして
メイおばさんのところにもこんなメールが届きましたよ。
メイおばさんの勝手な日本語訳もつけておきますね。

「It feels like DECADES since Barack Obama was our president.
 And not a day goes by that we don't miss him terribly,,,,,
 ESPECIALLY on Presidents' Day!」

(オバマが我々の大統領だった時から、もう何十年もたったような気がする。
 一日として彼を思わぬ日はない。
 とりわけ「大統領の日」には!)

「It's devastating to watch Trump dismantle everything President Obama
worked so hard to achieve for us.

(我々のために一生懸命働いてくれたオバマ大統領が築いた全てを
 トランプが壊していくのを見るたびに我々は途方に暮れる。)

「Plain and simple:
 Donald Trump could never take the place of President Obama.」

(シンプルなことだ。ドナルド・トランプはオバマ大統領の代わりには決してなれない。)

こんなものもありました。
オバマ氏の写真と、トランプ氏の写真が並んでいて
画面の上から写真をクリックできるようになっているのです。

「Take our Official Presidents' Day Poll before midnight:
     Who is a better president?」

(「大統領の日」にどちらの大統領がよいと思うかを投票してください。
 投票は本日の深夜まで受け付けます。)
 
いろいろな意味でアメリカは面白い国です。
メイおばさんも一票を投じるつもりです。

ついでに言えば
メイおばさん、たまたまのパーティーで
あちらの方にも、こちらの方にもお会いしましたが、、、、
(以下沈黙)

ただ願うことは
差別のない世界、一部の人たちの権力に振り回されない世界。
正しいことを堂々を言える世界。

そして
優しい世界です。


そうそう、最後にもう一つ絶妙のメッセージを(笑)。
これ、去年の「大統領の日」に見つけたものです。
まさにアメリカンユーモアにしてプロテストです。

「Presidents’ Day is on Monday;
 Don't forget; we are celebrating the past Presidents;
as we do not have one at this time.」

 (大統領の日は月曜日です。
  私たちが祝うのは過去の大統領たちであることを忘れないように。
  なぜならば私たちは今、祝うべき大統領がいないからです。)


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バレンタインも99セントマジック

2019-02-16 03:53:21 | びっくり!
それは一昨日、2月14日のこと。
と言っても単なる「一昨日」ではなくて
恐れ多くも「St. Valentine's Day」
はい、バレンタインデーのことです。

いつものスーパー「Whole Foods」の
入ってすぐの閑散としたロビーの床が
なんと、こんな模様になっていて


な、な、なんと
男たち、いえ失礼、紳士方が群れていたのです。


何が起こったのかと覗き込めばこれでした!!


はい、言わずと知れた、バレンタインの日に
男性から女性へと送る花束だったのです。

花瓶付きのものもあれば
リボンまでかけられたものもあります。


お値段はと見れば、ま、ま、まさかの49ドル99セント。

「99セント」マジックです。

あと1セント、日本円にすればたったの1円で
「50ドル」よりはずっとお得な気にさせると言う
ドルだろうが、円だろうが、考えることは同じなようで(笑)

しかも、たったこれしきの花束でこの値段はないでしょう、ねえ。
5千5百円ですよ、5千5百円!!
いくら花瓶付きだと言ってもあまりじゃない?
ま、いずこも同じ、バレンタイン商戦です。


メイおじさんが言いました。

「メイ、花束と、例のレストランでの食事のどちらがいい?」

メイおばさん、間髪を入れずに答えました。

「二番目の方!」

これぞまさしく「花より団子」(笑)。

さて、もうお気づきになったことと思いますが
ここ、アメリカでは「バレンタイン」は
男性が特定の女性へプレゼントを贈る日です。

「女性が男性に愛情を込めてチョコレートを贈る」

いえ、もっと現実的に言えば

「女性が複数の男性に、友情を込めて、または義理で
 チョコレートを配る、あるいはばらまく」

と言う文化は、ここにはありません。
アメリカの友人たちに、日本のバレンタインの話をすると

男どもは皆「いいなあ〜」とのたまい
女どもは皆「冗談でしょう〜」と笑います。

さてさて、そんな日本の様子は?とアイパッドをさわっていたら
こんな記事に出会いました。

BBCの「NEWS JAPAN」(2月13日)です。

「消え行く『義理チョコ』文化 日本のバレンタインに変化が」

うん、なかなか面白い!
メイおばさんが感じていたことと全く同じ!

「バレンタイン・デーの2月14日、世界中の恋人たちがチョコレートを使って
 愛の言葉を交わしている。

 しかし、日本では事態はもう少し複雑だ。
 日本ではチョコレートを渡すのは女性だけで、自分のパートナーだけではなく
 男性の同僚にも渡す習慣がある。

 『義理チョコ』と呼ばれるこの習慣はバレンタインの楽しさを台無しにするし、
 女性にとっては、渡し忘れで同僚の機嫌を損ねる危険があるほどだと批判する
 声もある。」

どうやら「バレンタイン」も過度期のようです。
いえ、日本のバレンタインもやっと本来のバレンタインに変われそう?
いえ、ようやく脱皮できそう?


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バレンタインですが、、、

2019-02-12 06:20:00 | アメリカ
日本より14時間も遅れましたが
ここ、アメリカの首都ワシントンも「バレンタインデイ」を迎えました。

と言っても、こちらでは日本のように
私たち女性が「本命チョコ」だの「義理チョコ」だので奔走するなんて
およそ考えられません。
レディーは毅然としてジェントルマンからのプレゼントを待って入ればいいのです(笑)。

昨日、お夕飯の買い出しに行ったいつものスーパー「Whole Foods」でも
入り口の扉を入ったら花束でいっぱいでした。
そしてその前に群がるのは男性陣だけでした。

バレンタインが、男性→女性 なら
これはもう、特別の男性→特別の女性 のことですから
たくさんの人たちにチョコレートを渡す、というか
配るという「義理チョコ」文化はありません。
日本の「バレンタイン」は、よくも悪くも「和製バレンタイン」です(笑)。

我が家でも、毎年この日には
メイおじさんからメイおばさんに
プレゼントと共にカードが届きます。

今朝も、メイおばさんのお部屋の扉の前に
こんなカードが置かれていました。



プレゼントは、高嶺の花とばかりにメイおばさんが憧れていた
フレンチレストランでのディナーです。

加齢と共に、「あれが欲しい」「これが欲しい」願望とは無縁になりました。
もっとも、元々、形のある物=壊れるもの&失くすかもしれないものには
さほどの興味はない、というか、諦めている「うっかり者」のメイおばさんですから
「素敵な場所で愛する人と共に過ごす時間」というプレゼントはとても嬉しいのです。

さて、そんなアメリカの「男性→女性」バレンタインですが
この後に待っているのが二月の第3月曜日のPresident Day」(大統領の日)です。
いえいえ、まさか、トランプさんを讃える日ではありませんよ(笑)。
2月22日生まれの初代大統領ワシントンを記念する日です。

既にして、こんな広告がたくさん届きます。


かくして、地球は周り、時間が過ぎて行きます。
こればかりは、大統領だろうが、メイおばさんだろうが同じこと(笑)。


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全然いいですよ〜

2019-02-11 00:01:41 | 言葉
ちょっと本棚を整理していたら
本の間からこんな紙切れが出てきました。
相変わらずの、本人にしかわからないようななぐり書きですが
日本帰国時に地元のお医者さんに行った時の話です。


「土曜日は午前中のみ
 受付は11:00で終了
 
 10:00に行った。番号札は32番。
 初めてのクリニックではないところで
 保険証を家に忘れた
 後日でいいかと聞いたら
 だめ、全額払ってもらうと言われた

 困っていると満面の微笑みで

『全然いいですよ〜
 順番が来るまでまだたっぷり3時間はありますから
 安心して取りに帰ってください。』

 炎天下の中を往復しながら考えた。
 
 『全然いい』って?

 やっぱり、わたし、日本語にのり遅れてるのかなあ。
 『全然よくない』ならわかるけれど。」

そんなことを突然思い出して
ちょこっとwikiで調べてみたら

*「全然」という言葉が中国から入ってきた江戸時代には、
既に肯定で使用されることがあった。

*その後、昭和中期には肯定用法の使用が減り、「全然」を否定表現で
使うことの方が多くなって行った。

*1960年の指導要領には「全然は否定語を伴う」と明記されている。

さらに読み進めてみれば

平成15年度の文化庁の調査では、「全然明るい」と言うことがある人は
20.7%で、大多数の78.6%が「言わない」と回答しているそうですし

国立国語研究所の調査でも「全然素晴らしい」と言う肯定表現を適切と
する人はごく少数なのだそうです。

話を我が身に戻せば
メイおばさん、母語の国を離れている時間が長くなるほど
母語に対して敏感になるような気がすることがあります。

これは決して心地よいことばかりではないのですが
のほほんと暮らす日々の中では
時に襟を正して日本語に向き合うことも必要なのかもしれません。

そういえば、以前のスタッフの一人だった若い男性は
人柄はいいし、仕事はできるし、ほとんど100点満点でしたが
一つだけ気になることがありました。

「これ、明日までにお願いしていい?」
「全然OKですよ〜!」

「美味しいと思って注文したのにちょっと期待外れだったね。」
「いえ、全然美味しかったですよ〜!」

こんな具合に、相手を心地よくさせる笑顔を満面に浮かべて言うのです。

そんな応答がいまだに心の中に残っているってことは
やっぱりメイおばさん
時代の流れに乗り遅れているのかもしれない(涙)と思って
ウィキべディアを開いてみれば

「まったく。まるで。少しも。まるっきり。
 『全然〜ない』の形で全否定を表す。」 

だよねえ、やっぱり。ホッ!

とはいえ言葉は生き物。
長い時間の中では変わっていくのも当たり前なのかもしれません。

それにしても、たった今、ネットで見つけたのはこんな記事。

「1960年の指導要綱には『全然は否定語を伴う』と明記されている。

「2003年放送のNHK『お元気ですか日本列島』の中で
 全然の肯定表現について文部科学省の見解として
 『戦前から全然は否定表現を伴うと教育している』」

難しいなあ、日本語。
こんな時つくづく思います。

「ああ、日本語が母語でよかった。
 こんな小難しい言葉、あとからじゃまず無理だ。」

ちなみに、英語を母語とし、フランス語とドイツ語も読み書きはもちろん
聞くこと、話すことにも全く不自由しないメイおじさんですが
日本語ばかりはう〜ん、とっくに日本の孫たちに抜かれましたよ(笑)。

下の写真は全く本文とは関係ありませんが
昨日の夕焼け


そして、今朝の朝日です。


夕日も好き。
朝日も好き。


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「ら抜き言葉」が気になって、、、(後編)

2019-02-08 05:14:10 | 言葉
明日もここに居れるかなあ、、、、
そしたらもう一回あのビデオを見れるかなあ、、、、
ついでにあの店のケーキ、また食べれるかなあ、、、、
ま、そんな虫のいいことばかりは考えれないな、、、、

さて、先回から続いている「ら抜き言葉」トークですが
「ら抜き」なんて言ってる方が
時世に乗り遅れているようにすら思えるほどに
いつの間にか、ごく当たり前に耳にし、目にするようになりました。

我が50年来の親友にして、日本語教授法の専門家である日本の友に
ここワシントンからメールで聞いてみたら
間髪を入れずにこんな返事が帰って来ました。
ちなみに彼女は札幌育ちです。

「『ら抜き』言葉ですが、私個人としては、メイさん同様、気になってしょうがありません。
 ただ、北海道弁では『ら抜き』が正統派、殆どの同胞たちは、それが当たり前と信じて
 『ら抜き』で話しています。それに日本語の教科書でもそれを許容するかのような記述も
 見られ始めています。例えば、今、○大でも使っているテキストには

* ra-less forms are gaining popularity especially among young speakers,
but are considered slightly substandard.

と書かれています。
 う〜ん、言葉は生き物だから変わって行くのはしょうがないでしょうけれど
 私としてはやはり、、、、、」

彼女が「書かれています」と言っているのはこんなこと。

「ら抜き言葉は、とりわけ昨今の若い人たちの間で普通の表現になりつつある。
 けれども、やはり本流ではないと考えられている。」

ちなみにそんな我が友が大人の恋で惚れた御仁は、小説や新聞記事の上などでも
正しく美しい日本語を使う方。

「彼から届いた今朝のメールの○○の豪雪の様子を知らせてきた文章もとっても素敵で
 うっとりとしながら読んだところです。」

そして、メールの最後にこんな素敵な言葉を残してくれました。

「『言葉』は使い方によって人を幸せにも不幸にもできる諸刃の刀、
  それなら慎重に、心を込めて使いたいと思うのです。
  ですから、言葉を大切にしない人は苦手です。」

いいなあ、この言葉。
さすが我が40年来の友!

不思議なもので、日本で暮らしている時よりも
日本を離れてからの方が「日本語」に敏感になっているように感じます。
ですから、上の三行の友の言葉もしっかりメイおばさんの心にしみいります。

こんな風に、ひょんなことがきっかけで
50年来の親友と、海を越えて「言葉」についてのやり取りをすることに
なりましたけれど

実は私たち3人組、もう一人、やはり大学卒業後に同じ会社の同じ部で仕事をし
海外での暮らしが長い友がいるのです。
彼女もまたこんなメッセージを届けてくれました。
ちょっと過激ですが(笑)。

「私も『ら抜き言葉』は苦手です!
 この頃、テレビのアナウンサーやラジオで喋っている人まで『ら抜き』が多くて
 良し悪しは別にして、時代が変わっているな、こうして文化が変わって行くんだなあ
 などと感じています。」

さてさて皆様はいかがでしょうか。
言い出しっぺのメイおばさんですが
この何日かつらつら考えて
こんな風に思うように至りました。

言葉は生き物。
時代や状況によって変わるもの。
大事なのは表現の仕方ではなくて、表現の中身。
外側ではなくて内側。

もしも気を悪くなさった方がいらしたら素直に謝ります。
ごめんなさい。

写真は全く関係ないのですが
昨日ワシントンの町で出会った「日本語」です。

極度乾燥(しなさい)?


福?


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「ら抜き言葉」が気になって、、、、

2019-02-04 23:23:43 | 言葉
ごちゃごちゃしてきた本棚の整理を始めたら
探していた古い封筒が出てきました。


東京の家で見つからず
どこに行ったんだろう
どこにしまったんだろう
と、半ば諦めかけていたものでしたから

「ここだったんだ!
 ここにあったんだ!」

と、大喜びの一安心。

何かと言えば、この封筒に書いてあるごとく

「Teaching Japanese 」

日本語教授法のテキスト一式です。


そして、そして、「Certificate of Completion」
つまり、「修了証明」
まあ、卒業証書にして資格証明のようなものです。


これがあれば、堂々と「日本語」を教えられるのです。
だいぶ前に、かなり真面目に学校に通って
かなり一生懸命勉強して試験に臨んで
ようやく取れた卒業証書。

ある時、若い人たちから、若者言葉で
こんなことを聞かれたことがあります。

「メイおばさんて〜、やっぱ〜、英語で考えてるんですか〜?」

さてさて、この答は次回に譲るとして
つくづく思うのは、「ああ、日本語が母語でよかったなあ、、、、」ということ。
こんなこ難しい言葉、今から学ぼうと思ったってきっと、いえ、絶対無理です。

それにしても
今、とってもひっかかる日本語が「ら抜き言葉」です。
メイおばさんが時流に乗り遅れているだけなのかもしれませんが

「見れます?」
「食べれた。」
「明日来れる?」
「考えれない。」

などと言う言葉を耳にすると
どうしてもザワザワとしてしまうのです。
最近では若い人ばかりか、メイおばさんと同年代の人たちからも
耳にするようになりました。
耳ばかりか、メールのやり取りなどでも見られるようになりました。

あまりに気になるものですから
メイおばさんの50年にも及ぶ日本の大親友たちに
メールで聞いてみました。
そのうちの一人は、日本語教授法の専門家です。

その答についてはまた明日ね。

つくづく思うのは
私、日本語が母語でよかった!と言うこと。

今はたまたま英語生活で
下手すれば「あれ、もう何日、日本語で話してない?」ですし

その昔、ヨーロッパのある国に住んでいた時は
一歩外に出れば、かなりレアなその国の言葉で暮らしていましたけれど
若かったせいもあって、さして苦労もしませんでした。

でもたぶん、もしも外国語として日本語を学ばなければならないとしたら
ああ、、、考えただけでも冷や汗。

前段が長すぎて「れる、られる」のことまで
話が進みませんでしたけれど
ぜひまた次回に書かせてくださいね。

もしかしたらこれ
今のメイおばさんが
日本語で一番引っかかっていることかもしれない。

さあて、明るいうちにお夕飯の買い出しに行かなくちゃ。
と言ってもまだ3時前、ついでにメトロにちょっと乗って
ペンタゴンシティーのショッピングモールでもウロウロして来ようかな。


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都会のリスは眠らない

2019-02-04 06:25:21 | ワシントンDC
雪は止んだものの

歩道の上にはまだところどころに

白い部分が残っています。


だからと言って閉じこもってもいられないメイおばさん

いつものカートをガラガラと引きずって

いつもの道を、いつものスーパーまで歩いて行く途中のこと

いつもの木の下でこんな子に出会いました。


向こう様も困ってしまった様子で

しばらく二人(?)でにらみ合いならぬ、見つめ合い。

これ、まさかのアメリカの首都、ワシントンでの話です。


それにしても都会のリスさんたちは冬眠しないのでしょうか。

と、不思議に思っていたら

こんなことが書かれているサイトに出会いました。


「ドングリなどを冬眠用に貯蔵し、巣には落ち葉をたくさん敷き詰めて

 温かくします。冬眠中は、熊のように冬眠前に脂肪を蓄えておき眠り続ける

 のではなく、リスは冬眠中も時々起きてエサを食べたり排泄したりします。」



ああ、あなた、そうだったのねえ。

眠ってばかりもいられないのね。

なかなか大変なのねえ。



と、この真冬に上ったり下りたりしている小さな子を見て

邪魔をしないよう、脅かさないよう

静かに静かに、ゆっくりゆっくり歩き始めたメイおばさんでした。

「滑らないようにね、風邪引かないようにね。

 気をつけるのよ。」と小さな声で呟きながら。



気をつけなければならないのはリスさんよりも

メイおばさんでしょうが(笑)。


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クリスマスが終わったら

2019-02-02 08:15:36 | びっくり!
クリスマスの華やぎの後には
カウントダウンがやって来て
新しい年を迎えて、ちょっとばかり身が引き締まったと思っていたのに
ああ、、、とため息をつきたくなるぐらい
大したこともしないままに時間ばかりが過ぎて行き
な、なんと、ま、ま、まさかの2月です。

おかしいなあ、何かおかしいなあ、、、と
昔、おばあちゃんがよく言っていた

「キツネにでもつままれたのかねえ、、、」

という言葉を思い出しては
同じ言葉を口にしたくなるメイおばさんです(笑)。

ハラハラと舞い降りた雪が
地面を白く覆ってからもう何日か経つというのに
まだまだ溶けてなくなるどころか
氷のように固く張り付いています。


何年も前の話ですが
この家を出てすぐの所で
滑って転んで、派手に左腕の骨を折ったのも
こんな日でした。


もうなんの違和感もありませんので
ほとんど思い出すこともないのですが
実はメイおばさんの左腕には
釘のようなものがまだ何本も埋め込まれています。

今でも「まさか」の時のために
ドクターの「釘入り証明書」(笑)をパスポートと一緒に持っています。
もしも空港の金属探知機にひっかって「ピピッ」とでも鳴ってしまった時には
「おのおの方、これが目に入らぬか!」とばかりに
それを見せればいいように。

つまり一種のお守り札です。

それにしてもそろそろ退屈して来ましたよ。
気をつけて、気をつけて、ゆっくりと大地を踏みしめ
白い世界を歩いてみようかしら。
そして、ついでにまた映画でも見てこようかしら。

ところで、年明けすぐに馴染みのドラッグストアに行ってみたら
クリスマスカードも、クリスマスバッグも、クリスマスクッキーも
リースを持った可愛い雪だるまさんも
サンタさんも、兵隊さんも
み〜んな75%OFFになっていました。


75%OFF?
えっ、それって25%、つまり4分の1の値段になっているってこと?

あ、あ、あまりじゃない?
旬を過ぎたものはもういらないってわけ?

などと、長き我が人生を振り返りながら
うつむき加減に帰り道をたどるメイおばさんでした。


読んでくださってありがとうございました。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
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