Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

一緒にいても ひとりでも

2018-11-30 02:16:06 | ライフスタイル
ブランド物を身につけたいとも思わないし
宝石だってまるで興味がないし

仮に何か欲しいものがあったとしても
メイおじさんに「おねだり」なんてできないし
自分で自分に買う方がよっぽど気楽

そんな可愛いげのないメイおばさんなのに
優しいメイおじさんは
あるいは典型的な「古いアメリカ人」のメイおじさんは
ことあるごとに「妻」を喜ばせようと
いろいろなことを考えてくれます。

このシアトルの家を見つけてくれたのも
そんなメイおじさんの優しさです。

眺めが良くて
ダウンタウンに歩いて行けて
近くに大きなスーパーがあって
それなのに静かで

セキュリティーがしっかりしていて
メンテナンスもしっかりしていて
メイおばさんが一人でいても
なんの不安もない守られた場所。

それだけだってありがたいのに
特上スペシャルが付いていました。

定期的なメンテナンスを除けば
一年中24時間泳げる室内温水プールが最上階にあったのです。


今も日課の30往復を済ませて帰ってきたところです。


しかもデッキには目の前に雪をかぶったレイニア山を臨みながら
「いい湯だな」とでも歌いたくなるぐらいに心地よい
ブクブク泡のジャグジーがあるのです。


ほんと、まさに露天風呂。

湯から上がれば、更衣室には快適なシャワーブースと
使い放題の清潔なタオルが山積みされています。


シャワーブースにはもちろん液体石鹸も
シャンプーもリンスも備えられています。

ちなみにメイおじさん自身は
泳ぐことには全く興味がありませんから
一度としてプールに入ったことがありません。
もちろん「露天風呂」につかったこともありません(笑)。
なんてもったいないことでしょう。

今日だって
メイおばさんが目覚めた時には
もう書斎にこもって仕事をしていたメイおじさん。

メイおばさんが「行ってきま〜す!」と一声かけて
最上階のプールでいつものノルマを済ませて帰ってみれば
こんなものが目に付く所に置いてありました。



「オフィスに行ってきます。」

あれ、今日は家で仕事をするって言っていたのに、、、、
などと思いながらも

「一緒にいれば楽しい、一人でもまた楽しい」

そんな暮らしができる「今」に感謝しています。
だってこんなこと、二人ともまだまだ元気だからこそできること。
信頼で結ばれているからこそできることですものねえ。

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持ち運びできる宝物

2018-11-24 13:17:20 | ライフスタイル
メイおばさん
ダイアモンドもミンクのコートも欲しいと思ったことがありません。
加えて言えば、およそいわゆる「ブランド物」も大して知りません。

自分が気に入っていて心地よく
持っていることが嬉しいものならばいいのです。

とは言え贅沢をしていないわけではありません。
だって、、、、

メイおじさんと一緒にいることが贅沢ですし
子供たちの母でいることもまたありがたい贅沢ですから。

いつの間にやら家族が広がって
気づいてみたら仲良しグランマ二人で一緒に
孫たちと遊んでいたり、、、、

メイおじさんに合わせて
仕方がないとは言えあちらの国、こちらの国へとウロウロしたり、、、、
まだまだそんなことが一緒にできることもまた
大きな「贅沢」です。

加えて言えば
誰かの不幸を願ったり、誰かを憎んだり
誰かを貶めようと日々考えることなど全くない暮らし
つまり「誰か」に支配されない自由な暮らしは
とても大きな「贅沢」です。

お夕食の支度が整ったというのに
メイおじさんはサッカーの実況中継に首ったけ。

メイおばさんは諦めて
とにかく決着が着くまで夕食の開始を待つことにしました。

そして今、キッチンから離れて自分の部屋に戻り
きらめくシアトルの摩天楼を窓の外に眺め

「Queen」のCDをかけ、亡きフレディーの声を聴きながら
メイおじさんが「もういいよ〜!」と言うのを待っています。

これもまた幸せな時間です。
(お腹は空きましたけれど)

PCの脇にはこんな絵があります。


裏にも表にもLOVE LOVEです。
はるか遠くに住む孫娘が「グランマ」のために描いてくれた絵です。

「peppapig」とは彼女が大好きな「Peppa Pig」のこと。


「80S BB」とは 謎の言葉です(笑)。

親馬鹿ならぬ孫馬鹿グランマは
大事に大事にヨーロッパから大西洋を渡って
ここまで持ってきました。

宝石も毛皮も持っていませんし
持とうとも思いません。
だって「メイおばさんの宝物」はたくさん、たくさんあるからです。

この絵は別として
そのほとんどは落としたり、どこかに忘れたりすることもないからです。
だって、ほら、ここ、メイおばさんの心の中にあるのですから。

これこそまさに「ポータブル・ハッピネス」にして
「ポータブル・トレジャー」
持ち運びのできる宝物です。

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黒い金曜日

2018-11-24 02:15:18 | 文化の違い
アメリカへの移動後、3度の夜を眠って迎えた朝の
窓の向こうはどんより曇った金曜日。


けれどもこの金曜日、11月の第四金曜日はただの金曜日ではありません。
一年に一度の特別な金曜日
その名も「Black Friday (ブッラクフライデー)」なのです。

「黒い金曜日」なんて、なんだかそら恐ろしいような名前ですが
日本語のウィキペディアにだって、こんなことが書かれいるぐらいに
特別な金曜日です。

「ブラックフライデー(英語: Black Friday)とは
11月の第4木曜日の翌日にあたる日のことである。
 小売店などで大規模な安売りが実施される。

 アメリカ合衆国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日は
正式の休暇日ではないが休暇になることが多く
 ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。

 買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ
特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。
また、年末商戦の幕開けを告げるイベントでもある。」

なるほど、目覚めてみたら
こんなにたくさんの「黒い金曜日」セールのメールが届いていました。


などと言われても
メイおばさん、「買い物客が殺到」する日にわざわざ買い物などしたくありませんし
第一、それほど欲しいものも、必要なものもないし、、、、

同じく「買い物客」とは無縁のメイおじさんも
たった今、相変わらず本をたくさん抱えて
いつものようにオフィスに向かいました。

このアメリカの家で、一人になっても全く不安を感じずに
むしろ伸び伸びしてしまうのは(笑)
この家が、いえ、この場所がしっかりと守られているからでしょうか。
ピンポーンと鳴って、見知らぬ人がドアの外に立っていることなんて
絶対にあり得ません。

ロビーへと続く道路に面した入り口には24時間コンシェルジュがいますから
住人または、住人が来訪を届け出た来客以外には
中へ入ることはできないからです。

仮にうまく中に入れたとしても
特別なキー、またはコンシェルジの操作なしでは
エレベーターを動かすこともできません。

かくしてメイおばさん
「いってらっしゃ〜い!」、とメイおじさんを送り出した後の
お一人様時間を安心して楽しめるのです。

あら、外がだいぶ晴れてきました。
この分では光に溢れた「黒い金曜日」になりそうです。


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それはあなたが言ってることだ

2018-11-22 08:03:47 | 言葉
メイおばさん、いつもバッグの中にはこんな小さなメモ帳が!


突然思い立ったことだとか
覚えていたいことなどを、どこにいても書けるように。

と言ったって、揺れる電車の中だとか
歩いている途中だとか
大方はそんな不安定な状況でのことですから
書かれた文字は時折、書いた本人のメイおばさんでも読解不可能です。

確かどこかに書いたはずなのに
どうしても見つからない怪奇現象まであったりもして(笑)。

それでも時折、読み返してみれば
なかなかどうして、心に染み入る言葉があったりもするのです。
だいたいそんな時は、自分の心が弱くなっている時ですけれど。

これ、最近のなぐり書き。



カフェでコーヒーを飲みながら書いたにしては
フムフムなるほど、と今でも心に染み入ります。

オレンジ色のマーカーで囲んであるのは
日本を発つ前にお会いした尊敬する先生が
悩んでいるメイおばさんにプレゼントしてくれた言葉です。

『それはあなたが言ってることだ』

ローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督であったピラトが
裁判の席で放った言葉だそうです。

ピラトの言葉を、先生はもう少し続けてくれました。

「なんじは自分の考えで勝手なことを言う。
 私が答える問題ではない。
 それはあなたが言っていることだ。」

そして悩むメイおばさんにこんな助言をしてくれました。

「それは『彼女』が言っていることであって、『私』に関わることではない。
 ごちゃごちゃ言っているのは相手が言っていることに過ぎない。
 全てを知っている絶体者がいる。」

ここまで歩いてきた長い人生
喜怒哀楽、いろいろありましたけれど
良き家族、良き友に恵まれてここまで歩き続けることができました。
どんなにありがたいことでしょうか。

「俯仰天地に愧じず」(ふぎょうてんちにはじず)

どんやり曇った窓の向こうを眺めながら

そんなことを思う今朝のメイおばさんです。

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バービーと象の家族

2018-11-19 07:00:38 | アメリカ
新聞を読むのが好き
と言っても、とっても勝手な読み方で
すべてのページを読むのではなく
全く関心のないページはほとんどすっ飛ばし。

すっ飛ばされなかったページで
心惹かれたものや、残しておきたいものがあれば
チョキチョキと切り抜くのは
どこで暮らしていても同じです。

この場合、忘れてはいけないのが
切り抜いた記事のどこかに日付を書いておくことなのに
メイおばさん、時々すっぽかしてしまって
後になって、はてはてこれはいつの事だったかしら?
と、首をひねったり

しばらく経ってから切り抜いた記事をもう一度読むと
なんでこんなもの切り抜いたのかしら?
と、またしても首をひねったり

そんなこともまた、クリッピングの面白さです。
その時々の自分の興味の方向がわかります。

たとえばこれは最近のお気に入り。

なんだかレトロな、踊るバービー人形!


そして像の家族たち!


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楽しく飲めます、忘れずに

2018-11-17 21:16:47 | びっくり!
お薬なんて
風邪を引いた時とか、熱がある時とかにちょこっと飲むぐらいで
大したご縁もなかったというのに、、、

これが加齢というものでしょうか。
アメリカの主治医から毎日飲むように与えられたのは
こんな3種類。


血圧とコレステロールの調整と
な、なんとアルツハイマーにならないためのもの。

「ママ、お薬なんて慣れてないし
 ほら、もともとがアバウトな性格だから」

と、娘が心配し(笑)
こんなケースを買って来て
朝飲む薬、夜飲む薬を
曜日ごとに入れてくれました。


なるほど、これなら
毎日忘れずにきちんと飲むことができます。

色も綺麗で開けるのも楽しいし
空になった曜日のものは一番下に移していけば
毎朝、毎夜、一番上を開けて飲めばいいわけですし。

緑が終わったら次は黄色
黄色が終わったら次はオレンジ色
オレンジ色が終わったら次はピンク、、、、、

ね、なかなか楽しいでしょう?
これ、なんと日本の百均で買ったものらしいのですが
実に優れ物です。

以来メイおばさん
月曜日も火曜日も水曜日も
木曜日も金曜日も土曜日も
もちろん日曜日も休まずに
毎日嬉しく、蓋を開けては飲んでいます。

娘よ、ありがとう。

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つながる時代になってしまって

2018-11-12 21:02:28 | ライフスタイル


いつの間にやら「つながる時代」になってしまって
地球のどこにいようが
よほどの山奥でもない限り
いつだって簡単に会話ができるようになりました。
けれども、便利さは必ずしも快適とは言えません。

たとえばLINE。
相手が読めば、読んだことがわかります。
それなのに返事がなければ
つい余計なことを考えてしまいます。

何か気に触ることを言ったかしら。
何か怒ってでもいるのかしら。
どうして無視するのかしら。
具合でも悪いのかしら。

昔々の大昔
メイおばさんが初めて遠い異国の地に住み始めた頃は
繋がりと言えば、届くまでに何日もかかる手紙だけでした。
切手を封筒に貼って出す航空便と
水色の一枚の紙に書いてそれを三つに折って切手を貼らずに
出せる「アエログラム」というものがありました。

それでも母は毎週決まって同じ曜日に手紙を書いて
毎週必ず私に送ってくれました。
そして、それが着くのは1週間もたった頃でした。

もらった手紙に返事を書いても
それが届くにはまた1週間。

そんな間の抜けたやり取りでしたけれど
母が亡くなった後に母の部屋を整理していたら
大昔に私が送った何年分もの航空便の封筒が
きちんと日付順に整理をされて
丁寧に箱にしまわれておりました。

母がどんな思いで娘からの手紙を待ち
どんな思いで封を切って
どんな思いで読んだのか
それを思って泣きました。

いつしか長い長い時が過ぎ
今、私は世界に散らばる家族や友人たちと
当たり前のようにiPad miniの画面に向かって
おしゃべりをするようになりました。
時には動画付きで。

いくら話そうが無料です。
一人×一人ではなくて
一人×二人だろうが
二人×二人だろうが
どんな形だってありです。

それはとても便利ですけれど
母がしていたように
綺麗な箱の中に会話を保存しておくことはできません。
何度もなんども読み返すこともできません。

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ハロウィンのワンコとニャンコ

2018-11-09 00:13:39 | アメリカ
ハロウィンも終わってしまって
カレンダーが一枚めくられて11月に突入
などと思っていたら

あらまあ、どうしましょう、もう1週間も過ぎてしまって
あらまあ、どうしましょう、今年もあと53日しか残ってなくて
どうしましょう、どうしましょう、と焦っているメイおばさんです。

ところで、はや過ぎ去りしハロウィンに
こんな楽しいお知らせが届きましたよ。
ハロウィン用のワンコの衣装です!


ウフフと口元が緩んだままのメイおばさん
中でも1番ゆるんだのは
スーパマンになったつもりのワンコと
ライオンになったつもりのワンコだったかしら(笑)。

皆さまはいかが?