Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

幸せな記事も不幸な記事も

2019-10-31 00:31:13 | メイの教訓
忙しい、忙しいと言うのは
これっぽちもエレガントではありませんから(笑)
メイおばさん、なるべく言わないようにしていますけれど
実はちょっと忙しくて息切れ模様。

時計を見ながら「大変だ、遅刻する」と言いながら
穴の中に飛び込んでいく
「不思議の国のアリス」の「うさぎさん」のようです。

それなのに
山のようにたまってしまった新聞を
そのまま読まずに捨てることもできなくて
絨毯の上にペタリと座って
せっせと読んでは、せっせと切り抜いています。

そんな記事の中から今日は2つをご紹介します。

こちら、7月22日の「The Seattle Times」
アメリカ西海岸のシアトルで一番読まれている新聞です。


いえ、記事ではなく単なる広告なのですが
ねえ、このアイスクリームを食べながら
実に楽しそうに笑っているシニアの男性とシニアの女性
最高の笑顔じゃありません?


何かと言えば、新しくできる24階建ての「Senior living」
つまり古い言葉で言えば「老人ホーム」の広告です。

いいなあ、おばあさんになっても
こんな風に笑って過ごしたいなあ、、、、
ピアスもネックレスもつけて
お洒落な帽子を粋にかぶって、、、、

そしてこちらは
10月13日の「The Washington Post」の記事です。


メイおばさん、ワシントン暮らしの時には
「The Washington Post」を購読しています。

まだ記憶も新しいあの悲劇
東京を襲った台風についての記事は
心を痛めながらも切り抜いてしっかり読みました。


「At least 7 dead after Typhoon Hagibis drenches Tokyo」

太字の見出しは、この「ハギビス台風」が
少なくとも七人の死者を出したことを告げています。

幸せな記事も
不幸な記事も
どちらも心を揺り動かして
捨て去ることができません。


読んでくださってありがとうございました。
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霧と気品

2019-10-21 08:04:34 | メイの教訓
80歳になった尊敬する友が
広々とした素晴らしいお宅をたたんで
ご主人とお二人で「シニアハウス」にお移りになりました。

「なかなか快適よ。
 お二人で見にいらっしゃいよ。
 ランチでもご一緒しましょう。」

早速、メイおじさんとお土産をたくさん持ってお訪ねして来ました。

自分の車で行くつもりだったのですが
朝からこんな霧に覆われていたために

用心深いメイおじさんは
電話でタクシーを予約しました。

日本円にしたら往復で2万円以上かかる所です。
初めはもったいない!と思ったメイおばさんでしたけれど
走るタクシーの中で思いました。


「よかった、こんな霧の中をメイおじさんに運転させなくて、、、
 こんな時こそプロに頼るべし。
 『無駄遣い』などと思うべからず」

走り始めてしばらく立ったところで
明るい日差しが差し込み始めました。
道の両側が息を呑むような金色です。

そして友との積もり積もったおしゃべりと
シニアハウスのレストランでの楽しいランチタイムの後
お迎えも頼んでいた同じタクシーに乗り
またもや霧の中を走り、無事に帰宅しました。

今、こうしてデスクに向かっていると
窓の向こうから汽笛が聞こえて来ます。
船もまた、視界を閉ざされたこの霧の中で
用心を重ねながら進んでいるのでしょう。

ところで
霧を抜けてお訪ねした80歳を超えた友は
ご夫妻とも、とある国際機関で
世界平和のために腕を振るっていた方々。

今はリタイアして
素敵なシニアハウスで静かにお二人の生活を送っています。
縁あって長いお付き合いになりますが

「私が国連で仕事をしていた時にはね、、、」 だとか
「僕が●●国の憲法の草案に携わった時はね、、、」

などと言った言葉は、ただの一度も聞いたことがありません。
もちろんこちらからお聞きすれば
立ち込めた霧の中からチラリと姿を表すかのようにして
軽く短くお答えくださいます。

そのくせ、別れ際には私をハグしてさらりと耳元で囁きます。

「メイ、もし困ったことがあったらいつでも言うのよ。」
「そうだよ、助けてあげられるかもしれないから。」
「何しろ世界中に連絡網があるからね(笑)。」

そんなお二人に接するたびに「気品」と言う言葉が浮かびます。


読んでくださってありがとうございました。
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いろいろあって当たり前

2019-09-21 06:01:01 | メイの教訓
太ってたって痩せてたって

黒くたって白くたって

大きくたって小さくたって

いろいろあって当たり前。


こうしなきゃいけない

ああしなきゃいけない

こうしてはいけない

ああしてはいけない

それもまたいろいろあって当たり前


大事なことは

「◯◯だから△△に決まってる」と言う偏見や思い込みから離れて

まっさらな自分自身の目と耳と心で向かい合うこと。


もうひとつ大事なことは

無意識のうちに人を傷つけてしまったことを悔やみ

決して意図的に人を傷つけないようにすること。


たとえ何語の文化にいようと

根本にあるものは同じだと思います。

どんなに着飾っていようと、どんなに美しかろうが

それらができない人は「ダサい!」と思います。


暑くもなく寒くもなく

今日は、いえ今日もいい日でした。

メイおじさんがお仕事の打ち合わせをしている間

メイおばさんは通りに面したカフェの外テーブルで

そんなことを考えていました。


そして、

少しばかりなら日に焼けてもいいや、と思いながら

新聞を読んでいました。


天気予報のページを見ていたら

お客様が二人もやってきました。

ハチさんと雀さんです。


いつまでもメイおじさんを待っていたいような

いい時間でした。


読んでくださってありがとうございました。
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勉強しないと死んじゃうよ!

2019-03-20 02:23:19 | メイの教訓
アメリカの新聞は
ワシントンポストもシアトルタイムズも
ウォール・ストリートジャーナルも
みんな縦長。

面白いので手元に残しておいた
縦長いっぱいの一面広告。


タイトルは、”ONE DAY UNIVERSITY"
サブタイトルは
"ONCE YOU STOP LEARNING, YOU START DYING."

つまりちょっと過激に言えば
「学びを止めちゃうと死んじゃうよ」

そしてその左横には大きなあの方のお写真。


そう、「アインシュタイン」さん!
正確に言えば、「ALBERT EINSTEIN様」です。

アインシュタインと言えば
かの有名なあのお方
60年以上も前に64歳でお亡くなりになってしまいましたけれど
それはそれは偉大な理論物理の学者です。

ほら、実際にはどういうものかはよくわかりませんでしたが
学校で習いましたよね、「アインシュタインの相対性理論」。

そんなアインシュタインさんのお顔がこちらを向いている写真の横には
大きな字で彼のこんな言葉が!

「ONCE YOU STOP LEARNING,
YOU START DYING.」

勉強やめたら死んじゃうよ!
みたいなことでしょうか。

さあて、そんなアインシュタインさんの写真と言葉で始まる
この大きな一面広告はなんだと思います?

「ONE DAY UNIVERSITY」(1日大学」ですって。

ねえ、ちょっといいと思わない?
毎日お勉強ではなくて、1日だけのお勉強なんて。
もう少し詳しく見てみましょうか。

「1日大学はアメリカ最高の大学から教授たちを招いて
 最高の授業をしてもらうものです。」

ね、ね、面白そうでしょう?
1日ぐらいなら学生に戻ったっていいでしょう?
講義が全部はわからなくたって
その雰囲気に浸るだけでもいいでしょう?

午前の授業は土曜日の10時から11時30分で
オクラホマ大学の教授による「憲法の神話と真実」

続く授業は11時45分から1時15分までで
ブラウン大学の教授による「18世紀の仕組みから抜け出せない議会」

この二つの授業で学費は99ドルです。
日本円にして約1万円ちょっと。

午後の授業は「映画」です。
アカデミー賞を取った世界の10の映画について。
学費は69ドル(7,700円)。
高いだけあってこの授業は午後2時半から5時までの長丁場!

午前と午後両方に参加すれば
168ドル(約1万9千円)が139ドル(約1万5千円)に
割引されるのですって。

面白そうだなあ、、、
全部はわからなくたって、なんとなく学生気分を楽しめるし。
今回はもう終わっちゃったけれど
次回はぜひ学生に戻ってみたいなあ、、、

などとこの大きな紙面をうっとりと眺めるメイおばさんです。
実生活にはなんの役にも立たない勉強かもしれないけれど
だからこその贅沢!

読んでくださってありがとうございました。
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平等ではない神の愛

2018-08-23 11:57:36 | メイの教訓
前回の続きを書くつもりでいたのに
飛び入りで書きたいことができてしまいました。

今日も朝から窓の外がスモッグで曇っています。
ようやく高層ビルの合間から
うっすらと海が見えては来ましたけれど
まだまだいつものシアトルとは違います。

カナダとの国境付近、オリンピック半島で起きた山火事の影響が
いまだにこの町にも留まっているのです。

そんな中、一歩外へと出れば
ベンチの上で寝泊まりするホームレスの人たちに
ますます出会うようになりました。

※ シアトル市 ホームレス対策に「アマゾン税」を導入(2018年5月)

* アマゾンお膝元「シアトル」を悩ます事態 (2017年9月)

* アマゾン本社の影響でシアトル にホームレスが増加 (2017年9月)

* あふれかえるホームレス、、、、眠れないシアトル (2016年9月)

通りがかりの人と目を合わさないようにして
毅然とした表情で遠くを見つめ続けている人

公共のベンチで全てを諦めたように
顔を向こう側に向けて横になっている人

通りにペタンと座り
どこからかかき集めて来た枯れかけた花を売る人


成功する人たちが増えていくのと同時に
脱落していく人たちも増えていきます。

仕事を求めて外から集まって来る有能な人たちが増えれば
その分、はじき出される人たちも増えていきます。

「天気が温暖、治安が行き届いているシアトルには、
マイクロソフトやアマゾン、スターバックスなどの
民間の多国籍企業の本社が集まっている。」

確かに
マイクロソフトやアマゾンやスターバックスだけでなく
コストコも、大手デパートチェーン のノードストロームだって
この町から始まりました。

若い頃からいくつかの国、様々な町に住んで来たメイおばさんにとっても
加えて言えば、もはや起業など考えもしないメイおばさんにとっても
ここは不思議な魅力のある町です。

なんと言えばいいでしょう。
心が自然にフワリと踊りだすような、、、
なにかをしたくなるような、、、

さて、話を戻しましょう。
ホームレスの人たちは、メイおばさんの家の周りにも見られるようになりました。
ダウンタウンにも近い「First Hill」と呼ばれるこの一角は
静かで、美しく、およそ「ホームレス」という言葉には似合わない場所です。
住人たちは誇りを持って暮らしています。

そんな居心地の良い場所のベンチをベッド代わりにする人たちは
定期的に公共の力で一掃されます。
この町には、そうした人たちを保護し、社会復帰を助ける施設があるのです。

毛布にくるまった人たちが一人もいなくなった整然とした道に
こんな三行の言葉が白いチョークで書かれていました。


たまたまホームレスになってしまった人たちからの
たまたまならずにすんでいる私たちへのメッセージなのでしょうか。


LOVE OF
GOD NO
EQUAL

(神様の愛は平等ではない。)

そしてこれはもしかして
「ノアの方舟」に出てくるオリーブの枝なのでしょうか。


神様の怒りを買ったがために長い間続いた洪水に苦しんだのち
鳩が加えて来たオリーブの葉によって
水が引き始めたこと、陸地が近いことを知り
再び「希望」を手にした人々のように
失われた希望が戻ってくることへの願いなのでしょうか。

珍しくどんよりとした空の下で
一雨降ればすぐに消えてしまうようなたったの3行が
いまだにメイおばさんの心に引っかかっています。

入り口には24時間コンシェルジュ
特別なキーがなければ上にも下にも動かないエレベーター
暗証番号を知らなければ自分の家のドアすら開けない、、、

そんな三重のセキュリティーに守られながら
ちょっと複雑な思いで
ホームレスの人たちのことを
この理不尽な世界のことを考えているメイおばさんです。




たまたまサンドイッチを作れること

2018-07-07 04:09:10 | メイの教訓
最近アメリカに来るたびに
ホームレスの人たちが増えているように感じます。

犬を連れた人もいますし
通りすがる人と顔を合わせないように
下を向いたままの人もいます。
かと思えば、毅然として前を見て立っている人もいます。

それぞれに事情があってのことでしょう。
シアトルの友人たちはこんなことを言います。

「アマゾンも、マイクロソフトも、スターバックスも、コストコも
 みんなシアトルから始まったの。
 ボーイングだって本社はシカゴに移したものの、まだまだシアトルが一大拠点。」

「そうした大きな会社はペイもいいから、どんどんとシアトルに人が集まる。
 不動産屋はどんどんと値をあげる。
 それでも家賃を払える人たちはいいけれど、いざ失業でもしたら大変なことになる。」

「通りに立っていたり座っていたりするホームレスの人たちだって
 ついこの間までは私たちと同じように普通に生活していたかもしれないのよ。
 私たちがたまたま運がいいだけ。」

そんな思いを抱くこのコンドミニアムの住人たちが集まって
最上階の共有ルームでせっせとサンドイッチを作りました。


パンを買う人、チーズを買う人、バターを買う人
ビニール袋やジップロック等の必需品を買う人
あらかじめ役割分担がなされています。


作るのはごくシンプルなサンドイッチです。
サンドイッチ用に切られた食パンの上にバターをぬって
チーズをのせて、ハムをのせて
もう一枚のパンで挟みます。


これがメイおばさんのテーブルです。

仲良しのヘレンと組みました。
隣のテーブルから小さな女の子が助っ人に来てくれました。

と言っても黙ってニコニコしているだけですが(笑)。

6つのテーブルで山のように作られたサンドイッチは
ジップロックに小分けにされてから
ビニール袋に入れられました。

そして、それらのビニール袋は
幹事さんたちの手で
ご近所の教会に運ばれました。
そして教会の方々と一緒に、ホームレスの人たちへと
手渡されました。

ごく自然にそんなことができること。
どっちが上でどっちが下だとか
そんなこと全く関係なく
たまたまサンドイッチを作れる人が
たまたまサンドイッチを必要な人に届ける。

今のメイおばさんは、ありがたいことに
たまたまサンドイッチを作れる人です。
それならやっぱり作らなきゃ、、、






雷と稲妻

2018-05-17 06:46:12 | メイの教訓

いやなこと、困ったこと、落ち込むこと、、、、
そんな上向きではなく下向き
前向きではなく後ろ向きのことって
どうして一度に起きるのでしょう。

メイおばさん、長年馴染んでいた相棒のPCが
渡米してしばらくして突然動かなくなってしまって以来
日本の通販で詐欺にあったり
ちょっとした言葉の行き違いで大切な人との間がギクシャクしてしまったり。

このところ全くメイおばさんらしくなく凹んでます。
PCへの写真の取り込みもできなくて
よっぽどこのブログも諦めようかと落ち込んでいた時に
やっぱり沈黙は息が詰まりそうになるメイおばさん

それならしばらくは
この小さなiPad miniでなんとかやってみましょうか
と思いついて
はい、今日もなんとかやってます。

日本からは14時間遅れのこちら、アメリカは東海岸の
いつもの窓の外が珍しくどんより曇ったワシントンDCです。


同じ窓の向こうの同じ景色が
一昨日の夜、仲良し友夫妻とオールドタウンで食事をして帰ってみたら
突然何事かと思うような轟音がして
こんなスペクタクルが繰り広げられました。

何度も何度も真っ暗な空がピカピカっと光り
こんなに明るくなるのです。


稲光(いなびかり)と雷です。
大きな夜空を舞台にした
光と音の掛け合いです。

安全地帯で見るなら「どきどきするスペクタクル」を楽しめますが
家に向かって車を走らせている途中でしたら
どんなに怖かったことでしょう。

毎日同じ窓の外の同じ景色を眺めているだけで
朝昼晩と様々な思いがよぎります。
いろいろな思い出がよぎります。
まるで稲光のように。

さあ、薄暗く曇っていようがなんだろうが
良い思いと一緒に大きく息を吸い込んで
嫌な思いと一緒にフーッと吐き出しちゃいましょう。

と、つぶやくメイおばさん
今抱えている嫌な思いはけっこう重いけれどできるかな?




たとえ一本の花だって

2018-04-14 05:18:26 | メイの教訓
幸いなことに
天然ボケだか、加齢ボケだか、時差ボケだかわからない
メイおばさん

それでも何とか楽しく歩き続けております。
それなりに
あるいはだからこそ(笑)?

久しぶりに帰ってきたワシントンも
ようやく春の気温になりました。

つい昨日までは
町を歩く人たちの大半が
コートを着たり、分厚いセーターを羽織っていたりしたのですが。
今日はだいぶ気温が上昇するようです。

起きてすぐに開くPCに
最初に飛び込んで来るのはこんな「ご挨拶」。


文明開化に乗り遅れているメイおばさん
どうしてわかるのかしら、と思うのですが
白塗りの所にはちゃんとメイおばさんの名前が入っています。

しかもご丁寧に、華氏ではなく
こちらでは使わない摂氏に換算されています。
便利なことは便利ですけれど

「頼みもしないのに、こんな風に行く先々に付いて回るんだったら
どこにも隠れられないじゃない!
まるで見張られているようだわ!!」
 
などとも思うのです(笑)。

こんなサービス(お節介?)が始まる前は
メイおじさんが毎朝のランニングの途中で買ってくる新聞
「The Washington Post」の「今日の天気」欄が
さて、何を着て出ようかしら?
折り畳み傘を持って出た方がいいかしら
等々の決め手だったのですが、、、、、

たとえば、これは今朝の新聞の天気予報です。


ちなみに、朝の8時が62度(摂氏16.7゜)
お昼時には74度 (摂氏23.3°)
夕方4時には81度(摂氏27.2°)
9時にもなればまた76度(摂氏24.4°)

ところで
気温のせいもあるのでしょうが
メイおばさんが着く日に合わせて
メイおじさんが買って来てくれていた花が
もう2週間近くもたつというのに
一本、また一本と萎れて行く中でも
まだこんなに残ってくれています。


え~っ、紳士の皆様
祖母であろうと、母であろうと、
妻であろうと、姉妹であろうと
娘であろうと、孫娘であろうと
女性にお花を贈ることをためらわないでくださいね。


たとえ一本の花だって
たとえ小さな鉢植えだって
とっても、とっても嬉しいものなんですから。


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4月12日:Hマートでびっくり!
4月11日:大急ぎ大移動の末に


桜マジック~みんなちがって、みんないい

2018-03-31 00:32:09 | メイの教訓

この金子みすゞさんの詩、何度読んでも、いつ読んでもいい!
心が躍っている時も、心が沈んでいる時も
いつでもとてもいい!

謙虚になって
自由になって
こんな自分でもいいのだと許されたように
誇りを持って胸を張ることができます。

   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面を速くは走れない。

   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。

本当にそう思います。
みんなちがって、みんないいと。
いったんそう思うことができると
世界が優しく変わります。

目の前に迫った移動を前に
娘が手伝いに来てくれて
終日一緒に家の片づけをしていました。

あちらへ、こちらへと
こんな根なし草のような暮らしでいいのだろうかと
時折、不安になる心を

「みんなちがって、みんないい。」

と呟いては、前へと歩み続けるメイおばさんです。

小さな庭が桜の花びらに覆われ始めました。


こんな悪戯だってします。


そして
バトンを渡すようにして
あちこちで黄色が目につくようになりました。


季節の移りと共に
私たちも新しい自分に移って行きます。
そして、残された時間を思います。

それもまた「桜マジック」です。


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3月26日:13歳から人気シェフのフリン君
3月22日:ラーメンは世界を驚かす次の日本食?
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エンディングノート

2018-03-20 23:59:35 | メイの教訓
人生のある時期には
それぞれに、それぞれの場所で、それぞれの暮らしに忙しく
疎遠だったりもしましたが
今ではまた随分近くにいるように感じるのは
「LINE」という便利なもののおかげでしょうか。

二人ともずいぶんいい年になりましたけれど
彼女は今でも私のことを「お姉ちゃん」と呼びます。
私の5歳下の妹です。

そんな妹に、今ではこんなことまで言われるようになりました。
音声でなく、スマホの中の文字でです。

「ま、あんまり考えこまないでよ。
 困ったことあったらいつでも連絡して。」

「LINE」のおかげで
姉妹の日常的交流が復活しましたけれど
いったいどっちが姉で、どっちが妹やら(笑)。

今日、こんな手紙が届きました。

子どものころからちっとも変らぬ
下手っぴーな、けれども温かみのある文字です。


「この間、LINEで話した件
 余分にもらって来たのでお姉ちゃんにも送ります。
 私がずっと前から持っているノートはもっと詳しく
 いろんな気持ちを記入する欄がありますが
 良いか悪いか、なかなか進みません。
 今回のは最低限の必要事項のみのノートで
 記入完成しやすいかも。」

そして、彼女が勉強会で学んだ注意点を書いてくれています。


① 記入は鉛筆で。 
なぜなら考えや気持ちは変わることがあるから。

② 金融資産リストには金額は書かない。
第三者に知られたら危険であることと、額面が変わると
トラブルになるから。

お察しになられた方もいらっしゃるでしょう。
そう「エンディングノート」です。

たしかにこれはとてもシンプル。
気負わずに書けそうな気がします。

項目は

*私のプロフィール
 (名前、誕生日、住所、本籍地、出生地、血液型、星座、干支)

*大切な人へのメッセージ

*私のこころ
 (趣味、好きなこと、好きなもの、楽しかった思い出)

*私のからだ
 (認知症や介護が必要になった場合の希望、余命の告知、延命治療、
  臓器提供、アイバンク、献体)

*私のお葬式と埋葬
 (お葬式の費用、お葬式の希望、遺影の準備、葬儀社の指定、お墓)

*お葬式の連絡リスト
 (指名、間柄、住所、連絡先、連絡レベル)
 連絡レベルとは
 A危篤時に連絡
 B死亡直後に連絡
 C葬儀の日時を連絡
 D事後連絡

*金融資産リスト(預貯金)
 (金融機関名、種類、口座番号、自動入金・引き落とし情報、通帳・カードの保管場所)

*金融資産リスト(株式、投資信託、国債、外貨預金等)

*不動産リスト(種類、利用状況、所在地、面積、権利証等の保管場所)

*年金リスト (年金の名称、基礎番号または証券番号、連絡先、受け取り口座、手帳・証書の保管場所)

*保険リスト (保険会社名、種類、証券番号、被保険金受取人、証券の保管場所)

*その他の財産 (自動車、会員権、借入金)

転ばぬ先の何とやら
少しずつでも記入し始めましょうかねえ
などと思うメイおばさんです。


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3月16日:撲滅したいレストランの罪
3月13日:夜な夜な「YONA YONA」
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