Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

パセリ、セージ、ローズマリー&タイム

2015-02-27 09:03:49 | グルメ

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.

(スカボロー市場に行くんだって?
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこに住むある人によろしく言ってくれ
彼女は私の恋人だったのだから。)

もしもこの英語を読んで
ア~イム ゴーイン スカーボーフェア
と自然にメロディーがついてしまうあなたは
そう、私と同じ時期に青春時代を送った方でしょうか(笑)。

サイモン&ガーファンクルの男性二人組が歌うこの歌は
元々は古いイギリスのバラード。
単純な歌詞と二人の澄んだ声、それがギターの爪弾きに乗って
何ともいえぬ哀愁を漂わせます。

1967年のダスティー・ホフマンと年上の不倫相手のアン・バンクロフト、その清純な娘のキャサリン・ロスの三つ巴を主軸に展開された名作映画「The Graduate」(卒業)の中で流れたこともあり、「Sound of Silencce」と共に、深く私たちの記憶に残ることになりました。一生懸命背伸びをして見た映画です(笑)。

趣味のひとつが料理かな?というメイは
どこにいても相変わらずせっせと献立を考えては
せっせと作り、せっせと楽しく食べています。
お客様が来る日などは
朝から一日中、キッチンで鼻歌混じりで働いています。

先週のこと、、、、、

気づいたらなぜか歌っていたんですよね。
「ア~イム ゴーイン スカーボーフェア
 パーセリ、セージ,アン ローズマリ タイ、、、、、、、」

だって目の前には
パセリと


セージと


ローズマリーと


タイム


偶然に、ほんと、偶然並んでました。
そりゃ、歌いたくもなりますよね。

それで何を作ったのかですって?
はい、これです。
中世イタリアのレシピによるドレッシングの作り置き。


サラダ以外にもいろいろな用途に使えます。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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準決勝戦の思い出~ヒキダシとコンタキ

2015-02-25 23:25:03 | シアトル
地元、西海岸シアトルの「Seahawks」と
東海岸ニューイングランドの「Patriots」の
アリゾナで行われたスーパーボウル王座決勝戦で
この町が湧きに沸いたのは2月1日、日曜日のことでした。

惜しくも最後の最後で「Seahawks」は二年連続チャンピオンの座を逃してしまいましたが、
シアトルっ子が一斉に「ああ、、、、、、」と落胆の溜息をついた日から
そろそろ一月近くたつと言うのに
町にはまだ「12」の旗が掲げられています。
工事現場にも、ビルの上にも。


「12」とは12番目の選手、つまり「ファン」を表す数字です。

決勝戦のひとつ前、決勝へと進むチームを決める
「Seahawks」対「Packers」(ウィスコンシン州)の試合は
決勝戦の2週間前の日曜日、1月18日に行われました。
場所は地元シアトルの「Safeco Field」です。
マリナーズ時代のイチロー選手にもお馴染みのフィールドですね。

そして私はこの前日に、ハワイから戻ってきたところでした。
別にこれに合わせて戻ってきたわけではないのですが(笑)。

準決勝戦は決勝戦とはまた別の面白さでした。
なぜって、、、、、

さ、ちょっとリプレーしてみましょうか。

ハワイから持って帰って来たわが手作りのレイを暖炉の上
テレビの前に置きました。


こちらのテーブルにはレイと一緒に双眼鏡を置きました。


だって、私たちの家の窓の向こうには
いつだって「Safeco Field」が見えるのですもの。
あいにく小雨模様の曇り空でしたが、それでも双眼鏡を使えば
フィールドの様子が見えます。


かくして我々は
テレビ画面に熱中したかと思うと

ひょいと後ろをむいて双眼鏡を覗き、、、、、、

ほんの少し、それこそ、ゼロコンマ○○秒ぐらいの感じで
画面が遅れるものですから
リアルタイムでヘリコプターが飛ぶと
テレビ画面でも飛んで
リアルタイムで花火の煙が立ち上ったと思えば
テレビ画面でももくもくと煙が上がるのです。


それにしても、このサッカー場&野球場に4万7千席もあるなんて!!


現物を遠目で見ながら、同時にテレビを近目で見るなどと言うのは
なかなか興味深い経験でしたよ。

そうそう、うちのオットサン(夫さん)と来たら
今でも忘れやしません。
興奮すると時々変な日本語を口走るのです(笑)。
何のことかわかります?

「あれはヒキダシですね。」
「コンタキがこまってますね。」

(答:ヒキダシ=引き分け
   コンタキ=監督)

等々、楽しい思い出でございます。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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忍者ロール?@昨今の日本食ブーム

2015-02-24 23:35:49 | グルメ

「海外における日本食人気の隆盛ぶりには、隔世の感がある。」

これは、遡ること4か月前の「海外の日本食ブーム」という
日本経済新聞のコラムの最初の一行です。
筆者は、国際交流基金理事長の安藤裕康さんです。

ささっと面白い部分を拾ってみましょうね。

「半世紀も前にアメリカ在住の頃、日本食レストランに入ると提灯と琴の音楽が侘しげで、閑古鳥が鳴いていたものだ。生の魚を食べる料理と言うと、顔をしかめられた。それが今はどうだ。和食と聞くと、外国人は目を輝かす。」

たしかに安藤さんの言う通り。
ワシントンDCでもシアトルでも
来るたびごとに日本食レストランが増えているような気がします。

シアトルにおいては
なんと「宇和島屋」と言う大きな(半端じゃなく大きな)
日本食材のスーパーマーケットがあります。

初めてここに行った時にはビックリ仰天しました。
およそ何だってあります。
タラコだって、イクラだって、ウニだって、ウナギだって
モヤシだって、レンコンだって、大葉だって
すき焼き用、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉だって
お好み焼きだって、たこ焼きだって、、、、、、、

お米なんてもしかしたら日本のスーパーより
たくさんの種類があるかもしれません。

日本人の友人たちが口ぐちに言います。
そして私も同感します。

「ウワジに行くと大変なのよね。
 ちょこっとのつもりがついつい買っちゃうじゃない?
 挙句の果てにすごい値段になっちゃって。」

「ウワジ」と言うのはどうやら「宇和島屋」の愛称のようです。
そして「ウワジ」いえ「Uwaji」で買い物をしているお客は
最近では日本人よりも、アメリカ人の方が多いぐらいです。

この家から歩いて行ける範囲でも
日本食レストランはいくつもあります。

もっぱらフラリと気楽に出かけるのは「8th Street」の「Kampai」ですが
ここはコックさんもウェイトレスも日本人ではありませんし
お客もほとんどが西洋人です。
何回足を運んでも日本語の聞こえてきたためしがありません。

町の真ん中にあるちょっとお洒落な回転寿司の店「Blue Sushi」もそうです。

つい先日、郵便局まで「Broadway」を歩いていたら
途中に「Genki Sushi」と言う店を見つけ
ランチとディナーの間の中途半端な時間に
興味深々ふらりと入ってみました。

ここもまた
お皿の色で値段が違う回転寿司の店でしたが
案の定、日本語はどこからも聞こえてきませんでした。

ここで、ぐるぐる回るカウンターから
不思議なお寿司を取ってみましたよ。
不思議なのは他にもたくさんありましたけれど(笑)。

「NINJA ROLL」=「忍者ロール」です!
ねえ、名前を見たら試してみたくもなりまよねえ(笑)。
これです、これ!


使われているのは
インゲンの天ぷらと、クリームチーズと、帆立貝と、ネギでした。
そしてソースが、タイのスイートチリソースと
「BBQ eel sauce」(バーベキュー鰻ソース)。
なんと、私たちが鰻のかば焼きに使うあの甘いソースででしたよ。

お味ですか?
そりゃ一言では表現できぬムムムの味でございましたよ(笑)。
だから「NINJA」と言うわけでもないでしょうが。

最後に一言、冒頭にご紹介したコラムから。

「但し、すべての日本食が本国と同じであるべきかと言えば、現地の好みを取り入れた変わり種を認める度量も必要ではないか?」


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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市場の春~パイクプレースマーケット

2015-02-22 15:37:58 | シアトル

昨日の土曜日
シアトルはよく晴れて
町を歩く人たちの足取りも春をまとったようでした。

アメリカで一番古い公設市場
パイクプレースマーケットの屋根の上には
黄色い水仙が植えられて


ついこの間までは
生花といえばほんの少々のチューリップと
ドライフラワーのブーケしか並んでいなかったのが
昨日行ってみれば
突然春模様になっていました。

入り口では男女の三人組がギターとバンジョーをかき鳴らし
そのまわりを人がとりまいて
誰かが紙幣や硬貨を箱に入れます。


もう少し暖かくなって
もう少し春になれば
向かい側でも、後ろでも
さまざまなストリートミュージシャンたちが奏でる音楽で
市場も町も人も活気づき始めることでしょう。

夕焼けが深まり始めた窓の向こうの
高層ビルのずっとずっと上に三日月が浮かび
その下にひとつ、明るい輝きを放つ星がありました。
金星でしょうか。


日一日と軽やかな季節に向かっていきます。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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アンジェリーナ・ジョリーの「UNBROKEN」(後篇)

2015-02-22 04:15:42 | 映画
これは昨年12月24日の「Express」紙


これも同じく12月24日の「USA Today」紙


そしてこちらが12月26日の「The Washington Post」紙です。


アンジェリーナ・ジョリーがメガホンを取った映画「UNBROKEN」の粗筋については、昨日の前篇でお伝えしました。

上にあげた3紙に書かれていることで興味深かったのは
拷問を受けるザンペリーニの姿をキリストの受難に重ねる解釈
あるいは彼を聖人視する見方があったことでした。

アメリカ人の捕虜たち、とりわけザンペリーニを苛酷な拷問で苦しませ続ける
日本人指揮官については、こんな記述が見られます。

「a sadistic prison commander—played with creepy, almost psychotic intensity by Japanese rock star “Miyavi”」
(日本のロックスター“Miyavi”が演じる、ほとんど精神的に病んでいるとも言える身の毛もよだつ指揮官)

そして、製作者のアンジェリーナ・ジョリーについては「アンジーが女優からディレクターへと足場を固めた。」と書かれています。

これについてアンジーことアンジェリーナ・ジョリーは、こう答えています。

「I ‘m shy to call myself a director still. I do love directing. I much prefer it to acting.」
(私はまだ自分のことを『ディレクター』と呼ぶにはためらいがありますが、演じるよりは監督業の方が好きです。)

さて、日本人としては複雑な思いに駆られるこの映画ですが、上述の12月24日の「USA Today」では、記事の真ん中に口をとがらした日本の男性の写真を据えて、「この映画が日本のナショナリストたちの怒りを買っている。」という見出しをつけています。


そして写真の主、竹内睦泰さんの下のようなメッセージを伝えています。

「Mutsuhiro Takeuchi, a nationalit-learning educator and Shinto priest, said Jolie is free to make whatever movie she wants, but he urged her to study history.」
(ジョリーがどんな映画を作ろうが自由だが、きちんと歴史を勉強してほしい。)

また、日本の反対派グループがこの映画を「事実のねつ造」「反日プロパガンダ」であるとして、日本での映画公開のとりやめと、アンジーの日本入国を拒否する運動を起こし、9500人が署名をしたとも書かれています。

9500人のうちの何人がこの映画を見たのだろうと思いながら、公開のとりやめもひとつの策であると同時に、もしかしたら見ることもまた必要なのかもしれない、と複雑な心境に揺れています。

映画の最後のシーンも、別の意味で深く記憶に残ります。
戦後53年、長野オリンピックが開催された1998年に、ザンペリーニ本人が、人々の歓声と拍手の中でかつて捕虜として収容されていた町を聖火を掲げて笑顔と共に走る映像です。

そんな場面に大きく「Forgive」という言葉がかぶさります。
許す、、、、、、それは誰が誰を、どちらがどちらを許すということなのでしょうか。
いずれにしても、重い重い映画であったことだけは事実です。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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「UNBROKEN」~アンジェリーナ・ジョリーが作ったあまりに重い映画(前篇)

2015-02-21 08:52:29 | 映画

昨年のクリスマスに公開になったすぐ後に
見るべきか、やめるべきか
随分迷ったあげくに
勇気を出してひとりで見に行った映画があります。
ワシントンDCに居た時のことです。

相棒からは
「君、よくもまあ見に行ったものだね。」
と、呆れられました。

それほどセンセーショナルな映画です。
映画、より正確に言えば、「映画館で見る映画」は
本を読むのと同じように好きなものですから
興味の赴くままにちょこちょこと足を向けています。

けれども
見終わった後、まだエンドロールが流れている暗い中で
そわそわと、とにかく明るくなる前に出なければいけない
見られてはいけないと
逃げるように出口へ向かったのは
後にも先にも、この映画が初めてです。

あれ以来
ずっと重い物が心の中に澱んでいて
だからこそ書いて楽にならねばと思いながらも
ずっと逃げているうちに、もう2か月近くがたってしまいました。

今日はそんな映画について
簡単にあらすじを書かせていただきます。
女優のアンジェリーナ・ジョリーが作った「UNBROKEN」です。

私の重い思いを書く前に
まずは、この映画のことを客観的に説明しなければなりません。

これは1936年のベルリンオリンピックランナーでもあった実在の人物
ルイス・ザンペリーニの生涯です。

B24の戦闘員であったザンペリーニは
第二次世界大戦中、飛行機が太平洋上で墜落し
6週間もの間、漂流をしながら命を繋ぎました。

そして
もう限界と言う時に日本軍に発見され
以来終戦までの2年間を捕虜収容所で過ごします。

もっと具体的に言えば
命を落とすギリギリまで
日本軍による激しい拷問の日々を生きなければならなくなります。

大きな軸となるのが
言葉を絶するほどにサディスティックな日本人将校との関係です。
この、将校を演じた日本人俳優のすさまじいまでの美貌については
主観的な話になりますので後編にゆずります。

モデルとなったザンペリーニは
昨年の7月に97歳で亡くなりました。

アンジェリーナ・ジョリーは
ロスで、ザンペリー二の目と鼻の先に住み
友情を交わすようになったと言います。
そして計り知れないほどの大きな影響を受けたと言います。

できたばかりの映画のフィルムを
ザンペリー二の病床で見せた時の
「自分の人生を見つめる美し青い目を今でも思い出す。」
と語ります。

さて、あまり長くなってもいけませんから
ここまでを前篇とさせていただいて
その日本での受け止め方や
私自身の感想の一部などについては
次回の後編で語らせたいただきたいと思います。

この最初から最後まで衝撃的な映画「UNBROKEN」は
日本での公開日はおろか
公開されるかどうかも未定のようです。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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Happy spring! 良い春を!

2015-02-20 09:40:56 | 日記
玄関を出てすぐ
こんな子に遭遇しました。


つぶらな瞳に魅せられて
鞄からカメラを取り出したら
気配を察したのでしょう。
下りかけていた頭を上に向け
スルスルっと幹を上って電線に飛び乗ってしまいました。


まるでサーカスのリスさんのように
器用に綱渡りをします。


ここは決して郊外でもなければ、田舎でもありません。
シアトルのダウンタウンです。

町なかでこうした風景に出会うのは
アメリカの首都ワシントンDCでも同じです。

ワシントンの家の前の街路樹にもリスがいますし
国会議事堂前の芝生の上にだって
ごく普通にリスが走っています。

スミソニアンの博物館の一日講座に申し込んで
お昼休みに庭のベンチに座ってお弁当を食べていたら
リスがやってきて、珍しそうに私のお弁当を覗きこみました。

ま、都会のリスたちは
そんな具合に人馴れしている分
すでに野生のリスとは言い難いのかもしれませんが。

それでも私たち日本人からすると
リスに町なかで会えるなんて珍しいものですから
ついつい「あっ、リス!」などと騒いでしまうと
「なに?ただのsquirrelでしょう?」とみんなに不思議がられます。

今朝も慌ててカメラを取り出して写真を撮ろうとしていたら
通りすがりの黒人のお兄ちゃんに
「何撮ってるの?」と聞かれ
「リスよ、リス。ほら可愛いじゃない?」
と言ったら、ポカンとした顔をされましたので
ますます慌てて付け加えました。

「日本ではね、こんなところにリスはいないのよ。」

珍しくもないリスの写真を夢中になって撮っている日本人らしい変なオバサンなんて
きっと初めて見たのでしょうね(笑)。
「Have a good spring!」(良い春をね!)と言って、立ち去っていきました。

確かに春が近づいています。
今日のシアトルタイムズには
「Bask in our sunsets’ glow」(夕焼けを浴びて)と題して
一面にこんな美しい写真が載りました。


「今年の二月は例年になく暖かく、空は澄みわたり、日没と日の出は目を見張るように美しい。」

最終ページには
「Early bloomers」(早咲きの花たち)という見出しの下に
今まさに花開かんとするピンクの木蓮の写真です。


日本の春はいかがでしょうか。
どうか良い春が来ますように。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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バードウォッチングにはまりそう

2015-02-19 02:33:40 | ライフスタイル
シアトルの魅力をたずねらたら
いったいどこから語ればよいでしょうか。

私たち日本人にとってもこの町はとても住みやすいようで
グリーンカードを10年ごとに更新し続けて何年もここで暮らしている人たちもいれば
市民権を取ってアメリカ籍になった方々もたくさんいます。

新参者の私は
そうした日本人、特に女性たちの話を聞いては
彼女らの潔いとすら思える「覚悟」から
多くのことを学んでいます。

50歳でも60歳でも70歳でも
いえ80代、90代ですら
日本人の彼女たちはごく当たり前のように言います。

「もう親も日本にいるわけじゃないし、日本に帰る理由もない。
私はここの生活が好き。ここが一番。残りの人生ずっとここで暮らします。」

昨日、朝から夕日が落ちるまでずっとご一緒していた50代半ばの女性もそうでした。
日本で大学院を修了し、ある大手IT企業の研究所に入り
マイクロソフトに招かれて以来
もう20年近く、シアトルに住んでいます。

そして、「ここが自分の住処」と迷いもなく言います。
「こんなに自然に恵まれた町はないと思う」とも言います。

数年前に退職してからは
週に25時間と時間を決めて
自宅で仕事をしています。

そして残りの時間はすべて
使命と趣味に費やしている素敵な人です。

そんな彼女の趣味のひとつがバードウォッチングです。
昨日はそんな彼女の手ほどきで
眩しいほどの太陽を浴びならがら
素晴らしい一日を過ごしました。

私の住むダウンタウンから高速道路を走るバスに乗って北へ30分
彼女が待っていてくれたのは「Lynwood」という町でした。

そこからまた北へ走ることさらに1時間、私たちの「バードウォッチング&ネイチャーツアー」が始まりました。行く先は川と海と湿地帯に臨む「Fir Island」という島です。本土とは車も通れる橋で繋がっています。

彼女が私に見せたかったのは、この時期、この場所にやってくる「Snow Geese」(ハクガン)と「Trumpet Swan」(ナキハクチョウ)でした。

素人バードウォッチャーを、一日にして「目指せバードウォッチャー!」に変えさせてしまった感動の経験を、手短かに写真でお伝えします。「百聞は一見にしかず」ですものねえ(笑)。メイのフォトツアー、どうぞお付き合いくださいませ。

最初の目的地はすでにバードウォッチャーでいっぱいです。


みなさん本格的です。
手ぶらなメイに同情してか、みんなが望遠鏡をのぞかせてくれます。


空はみごとに晴れ渡り


トランペットスワン(なき白鳥)がこんなにたくさん


スノーギース(ハクガン)がやってきました。


白い羽と嘴の先が黒く染まった美しい鳥です。


おりたちましたよ。遠くの白い幕のようなものも全部スノーギースです。


お昼は界隈にただ1軒だけのガソリンスタンド兼よろづや兼カフェで
BLTを頼みました。


アメリカでこんなに美味しいトマトを食べたのは初めてです。
地元の農家が作っています。

ついでに手作りのキャロットケーキを友と半分ずつ。


さあ、次の目的地へと車を走らせましょう。
一面水仙畑です。
夏はどうやらトウモロコシ畑だったようです。


あ、湖が見えてきました。
何て静かな、何て美しい湖でしょう。


釣り人がいます。


鏡のような水面に景色が映ります。


海側へと車を進めれば、目の前に広がるのは太平洋です。
ここにもまた先着の同好の師がいます。


この岩の上に、なんと4種類もの鳥さんがいるというのですが
初心者の私にはみんなカモメに見えちゃいます(笑)。


日が暮れ始めました。
友のシルエットです。


そして、、、、、、


予定をはるかに超過したロングドライブとなりました。

「ごめんなさい、遅くなっちゃって。お買い物は途中でして帰りますからね。お夕飯、もう少し待ってね。」

と、電話をして帰宅したのはすでに7時。

「メイ、残念だったねえ、今日の夕焼けは最高だったのに。」

と意地悪をする夫(笑)。

「いいもん、スノーギースとトランペットスワンを見たもんね。」

と開き直る妻(笑)。
そうそう、ボールドイーグル(白頭鷲)にも出会ったんでした。

バードウォッチング、どうやらはまってしまいそうな予感(笑)。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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「Mr.」が表すもの~シアトルアジア美術館

2015-02-16 23:31:37 | 絵、音楽
どうぞまずこの写真たちを見てください。
余計な解説はつけません。


何だと思いました?
私はアメリカ人の友人と
何の予備知識も構えもなくふらりと行きました。
ですから、最初はただの散らかった部屋だと思いました。
そして、なぜそんなゴチャゴチャの汚れ部屋が
作品としてミュージアムに展示されているのかがわかりませんでした。

「これ何?」という彼女の質問に
「ああ、これはね」と答えながらも
「それにしてもよく散らかしたものね。」と
まるでそれが「展示作品」であることを忘れて呟いていました。

けれども
何の説明もない、ただごみだらけの部屋の間を歩いて
昔懐かしい品々を見つけたりしながらその一角を出たところで
とんでもないことに気づいてしまいました。

その「とんでもないこと」に行く前にもう少し前書きを。

それは、日本のネオポップアーティストの作品展でした。
場所はキャピトルヒルの丘の上にある美しい建物
「Asian Art Museum」です。
ダウンタウンにある「SAM」と呼ばれる「Seattle Art Museum」の別館です。


展覧会の題名は「Live On: Mr.’s Japanese Neo-Pop」、
アーティストは「Mr.」です。

「Mr.」は、村上隆さんのスタジオ「カイカイキキ」の製作チームの一人だった方です。
美術家のフライヤーの紹介欄にはこんなことが書かれています。

「この展覧会は『Mr.』が単独で開催するアメリカで最初のものです。」

そして赤字に小さな白文字で書かれた文面をさらに追っていけば、こんなことが書いてあるのに気づきます。

「The central piece is a massive installation, made in reaction to Japan's March 11, 2011, tsunami and nuclear accident……….」

つまり、冒頭の写真はただの散らかった部屋ではなく、2011年3月11日の地震の跡を表現したものだったのです。最初からフライヤーの小さな文字を読んでいた場合は別として、それがわかるのはゴチャゴチャな部屋の間を抜けて足を踏み入れた別の部屋に展示された、地震についての客観的な記述を目にする時です。

それがわかった時、私はすぐ入り口に戻り
もう一度、同じコースをまわり
もう一度同じ汚れ部屋を、今度は全く別の目で見ました。

知らないで見て回っていた時は、単に面白がっていたのに
二度目に歩いた時には、時に息苦しく、時に涙がにじみました。

一言で言えば、きわめて「Unusual」(ふつうではない)な展示です。

日本のアニメと一緒に展示されたこの「Live On: Mr’s Japanese Neo-Pop」は
昨年の11月22日から始まりました。
最終日は今年の4月5日です。

もしたまたまシアトルにおいでになることがあり、時間が許すならば
どうぞご覧になってみてください。
Visitsam.org//liveon

ちなみに同行の我がアメリカ人友が「ねえ、メイ、これ何?」と
一番不思議そうに質問してきたのがこれでした。


ほら、日本でよく見かけますよね。
五十音順に並べれらた印鑑箱です。
サイン文化のこの国ですから、驚くのも当たり前。
                                                   

読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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雪はどこへ行った?

2015-02-15 23:37:19 | シアトル

今年のシアトルの冬は、歴史上まれにみる暖冬のようです。
出たり入ったりはしていても、この真冬の時期にここで暮らすのは初めてですから、「暖冬」と言われても、「あ、そうですか。」と言うしかないのですが(笑)。

先日のシアトルタイムズの見出しは「雪はどこへ行った?」
「WHERE’S THE SNOW?」です。

記事によれば
スキーリゾートは静まり返り
スキークラブは「最も悲しい冬」と呼び
人々は夏の水不足を心配しています。

昨年10月から1月まで4か月の積雪量は累計で74インチ(188センチ)。
これは1949年以降66年間で2番目に少ない記録だそうです。

「私はシアトルで生まれて、シアトルで育ったけれど、こんなに土も岩も灌木もむき出しになっている冬なんてこれまでになかったよ。It’s terrible!」  (Jim Whittaker 登山家)

たしかに、私たちがこの町へ来てから早1月半、雪はただの一度も、ただのひとひらも降ったことはありません。

雪の降らない冬は、いつもより早い春へと続くかのようです。
ダウンタウンの真ん中の公園を抜ければ
水仙が花開き

クロッカスが花開き

ヒヤシンスもチューリップもすぐそばに来た春を待っています。


冬を惜しむ季節も
春を待つ季節も
どれもみな良い季節です。  

ところで、一昨日の「非常階段450段下り」ですが
翌朝、太ももの表側の筋肉が、、、、、(涙)
2日目の今日もまだちょっと痛いんです。
あれだけ泳いで筋肉を使っていたつもりだったのに
足は足でも使うところが違ったんでしょうねえ。

でも不思議なことに、一緒に下った相棒は全く何ともないんですって。
ふだんさしたる運動もしてませんし、年だって私より上なんですが。
痛みに鈍感なのかしら、それともしばらくたってから出たりするのかしら(笑)。 
                                               

読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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