新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

先端血液病学セミナーに参加してきました

2016-06-04 22:14:35 | Weblog

こんばんは

 

現在、博士号の日本語論文、海外の雑誌に投稿するための英語論文、このblogがきっかけでやってきたお仕事などの関係で、時間に追われております。ただ、先週に引き続き、昨日と今日も研究会がありましたので参加してきました

 

今日は「先端血液病学セミナー」というものに参加してきました。いろいろと勉強になりました。

 

最初の話の途中から入りましたが、一番気になったのは2人目の演者の先生が話をされていた内容です。個人的には「わが意を得たり」と思った内容なんですけど、僕の考えていることがつながっていくのか、少し落ち着いたら調べてみようと思っています。

 

海外から来た演者の先生の内容も非常に面白く(骨髄異形成症候群の遺伝子異常を中心にした話です。僕もその辺の研究をしているからかもしれませんが面白かったです)、勉強になりました。

 

ただ、どうもこの数日は疲れが取れないと言いますか、何やらいろいろと調子が悪いです。まぁ、ここが正念場だと思いますので、最後頑張ろうと思います。

今月を切り抜けたら何とかなるだろうと思いますので。

 

ということで、引き続き更新はゆっくりですが、研究などがいろいろ落ち着きましたら、しっかり更新してまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また。

 

 

 

 

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5 コメント

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ムリはなさらずに (女王様)
2016-06-05 03:28:28
TVの健康番組に出てくるお医者さんが 軒並み顔色がよろしくなく 「紺屋の白袴」ってこういうことかー と思ったりします。

近くにいたら英語論文くらいならお手伝いできそうですが。TOEIC850のパワーで(リスニングは集中力ないので×です)
オバマ大統領の演説を新聞で読みながら、なんじゃこのヘタクソ直訳は!とツッコミ入れたりして(笑)

医師も果てしなく勉強勉強ですね。 大学病院も市中病院も 経験と幅広い知識とが重要なのでしょう。
NHKのドクターXという番組をよく見てますが 研修医が問診だけで悪戦苦闘しながら病名探る番組で、自信満々に難しい病名書いた研修医が 鼻をへし折られてしまう姿に つくづく広い視野が大切だと感じます。
沢山の患者さんを診る以上の勉強はないんだなー と。

そして。
私のISは0.17に逆戻り。
変動の範囲内というか悪化とは考えられないとのことですが グリベック3錠で下げ止まり・4錠では強い貧血→薬変えてみるしか…ていう感じで。
既往症があると難しいねえ と主治医もため息をつきながらでした。
これで効果なければ どうなってしまうのか。他疾患が悪化するのを覚悟でタシグナを増やすのか。
不安は消えません。

CML+喘息+IgA腎 (足し算にすべきか掛け算か?) どこをメインにどこを最優先にするか わからなくて。
喘息の医師は 薬剤アレルギーがあるからそこだけ気をつければ コントロール出来る病だから、と言う。
腎臓内科では 腎臓は壊れたら治らないし透析しかないと重要性を説く。
なんか段々と じゃあCMLは悪化してから闘えばいいんじゃないかな? なんて思ってしまったり。

飲みはじめてまだ3日ですが 若干お腹ユルくなったような…。
あと グリベックスタート時に起きた 足がつる現象が再来。 寝てていきなりスネ(いわゆる弁慶の泣き所)がつるので、激痛で飛び起きてしまいます。
これは対策はないものでしょうか。
スプリセル規定量の時ほどには 違和感や異常は今のところないですけれど、例えば胸水貯留とかは 飲みはじめてどのくらいで現れるんでしょう?
教えていただけるとありがたいです。

新しい治療や薬は 不安との格闘ですね。
タシグナはグリベックのような 何年後の生存率がどのくらいか という目安もないし…。
もし 副作用もなくISが下がったとして ではいつまで続けるのか?とか。

医師の大事な仕事に こうした不安感の緩和もありますね。 もちろん口先だけでなく。
首尾よくいったら 自分へのご褒美にスキューバダイビングしてこようかな?
出来るうちにしておかないと、悔いがないようにと マイナス思考の裏返しのご褒美設定なんです(笑)。
返信する
ありがとうございます (アンフェタミン)
2016-06-12 08:47:43
>女王様さん
おはようございます。コメントありがとうございます。

グリベックで足の攣りに悩まされる方は多いです。僕が担当するまでは救急車で来ていた患者さんが「芍薬甘草湯 1回2~3包」の処方ですぐに抑えられるようになり、救急車では来なくなりました。もし、つらいようでしたらお試しください。

スプリセルの胸水貯留はいつでもおきます。タシグナは一般的には血液検査の異常、かゆみ、偏頭痛(初期だけ)と長期的に血管病変が気になるという感じでしょうか。
タシグナもスプリセルも4年までのデータは公表されているのですけどね。どうしても発売が早かったグリベックほどは長期のデータがありません。

ちなみにISが0.1未満の状態で飲み続けていれば再発はほとんどないと言われます。あと、担当している患者さんが合併症のためやむなくストップしておりますが、1年間はIS 0.003~0.01くらいで推移されています。近いうちに日本のSTOP試験のデータも出てくると思いますが、良い状態が作り出せればやめるチャンスはあるのだろうとおもいます

何かができたら自分へのご褒美にこれをやろう・・・というの、いいですよね。

また、コメントいただければと存じます
返信する
色々ありがとうございます (女王様)
2016-06-13 00:42:20
聞きにくい小さな疑問や不安感を教えていただき とても感謝しております。
開業医だと 専門外だからわからない・新しい薬でよく知らない とか言われちゃうんですよねえ。
僕たちの時代にはなかった、とか。
市中病院の医師さえ グリベックは消化器で使うからわかるけどそれ以外は‥ って。 ISもあまりご存知ないとやらで いかに血液疾患が特殊か改めて認識した次第です。

芍薬甘草も ありがとうございました。さっそくドラッグストアに走りましたが、これもまた副作用に色々書いてあり。
薬剤師に質問したのですが、ラシックス使ってると併用は云々かんぬん。
確かに カリウムが低くナトリウムが高い「軽い脱水」で ラシックスを40から20にしたところでもあり。
難しいですね、なかなか。
こういうバランスで足がつることもあるみたいですし。

というか。
足がつって救急車で行っちゃう人がいるとは! ええ~(呆)
サチュエーション80でも 膝の偽痛風でもマイカー飛ばした私はなんだったのか?
つったらとりあえず立ち上がり、下に血が行くようにしてつま先伸ばしたりスネを揉んだりしてしのいでますけどねえ。
いるんですね、すぐ救急車呼ぶ人って本当に。

タシグナはグリベックほど瞼の腫れは今のところありません。
ごく少量だからかも知れないけれど、少量で効果がどうなのかも謎です。
ISの結果と共に記載されているBCR-ABL1mRNA というのが前回よりかなり上がっていました。
これは悪化、ですか? ISだけだと0.1を凸凹なのですし末梢血は貧血以外異常はありませんが。

なるべく数値ばかり気にして悩むのは避けたいのですが ネットで検索してもあまり出てこないものは困って考え込んでしまいます。
許されるなら医大の血液の講座に潜り込みたい。
オープン講座とかあればいいのになあ。 医学部の図書室開放で専門書読めるとか。
自ら調べ学ぶことも 闘病の一つですね。
返信する
書き忘れました(汗) (女王様)
2016-06-18 02:28:03
BCLが 150くらいが370に上がった です。
去年 スプリセルにするまではグリベック3錠でも二桁キープしてたのに‥。
抑えきれなくなったのかも と不安になりました。

数値ばかり気にして一喜一憂する自分が 大昔の旺○社模試の偏差値やら合格可能性やらにビビっていた頃と重なって苦笑しちゃいます。
学芸大・30%→即 諦めた私。
諦めが早いのは長所なのか短所なのか。 はて。

そうそう。
防波堤でマッタリと 昇る朝日を眺めていたら 堤防釣りしてたオジサンが カワハギを分けてくれました^^
雨上がりで水温が低かったのか サバもお持ちで。
「どうぞ、持ってって!こんなにあってもどうせすぐ生ゴミになるんだから」って。

…。
今の今まで海にいて まだピチピチ動いてて 生ゴミかぁ‥。
うー。 ううむ。
釣りの不条理を感じた朝でした。
スーパーの鮮魚コーナーで捌いてもらって ありがたくおいしくいただきましたけどね。
食べちゃう自分の矛盾とか。

そんなことを言いつつ 土曜は職場仲間と川にアユを釣りに行く予定です(笑)。 ちゃんとリリース致しますよ。
神奈川は川にも恵まれ おかげさまで取水制限もありません。
水の恵みに感謝。

アンフェタセンセも 海は遠いでしょうけど川で一息いかがですか? 水が流れる音はリフレッシュになりますよ。 空気とか。
コンクリートの「白い巨塔」にいると 煮詰まってしまいますよ。
返信する
ISだけ見てください (アンフェタミン)
2016-06-19 15:57:14
>女王様さん
こんにちは、コメントありがとうございます。

専門外の薬であれば、開業医の先生、特にご高齢の方であれば難しいだろうと思います

笑い話のような話ですが、日本の医療は80代でも活躍(?)されている先生方がいらっしゃいますので、そういう先生方の場合はわからないことが多いです。

先日、80代の患者さんが「かかりつけ医が僕より高齢だから」と言っていたり、70代の別の患者さんも別の開業医さんが私より高齢で大丈夫かと思っていると言われ…(汗

ちなみに評価はISを見てください。正常なやつと異常なやつの比率です。正常な遺伝子も異常な遺伝子も増えているのであれば実数を比較する必要はありません。たまたま、その検体の中に遺伝子を持つものが多かっただけです。

カワハギ、いいですね~。カワハギ釣りは研修医2年目の秋にいって以来だな~。しかも、乗り合い船で誰もつれないという(べらばかり連れていました)。

昨日は暑かったですが、釣りにはよかったかもしれませんね。水面からの空気が涼しかったと思いますし

6月はやる仕事をとりあえず終わらせます。7月上旬にあるJMECC(内科救急)のコースを終わらせてから少し休養できたらと思っています。

また、コメントいただければと存じます
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