さて、もう1つ紹介します
災害や救急医療の現場で診療チームに加わり、適切な薬を素早く用意し薬剤面で医師への助言にも当たる「救急薬剤師」を育てようと、岡山大薬学部は今月、救急薬学講座を創設した。岡山大によると、全国初の講座。
学生は心疾患や呼吸不全、感染症など急性疾患のほか、高血圧や腎臓病など慢性疾患の診療にも参加し、現場の医師について症状の変化や、薬で患者の容体がどう回復するかを学ぶ。
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の名倉弘哲准教授は「他のスタッフと連携し、急性と慢性どちらの症状でも必要な薬を現場ですぐに判断できる人材を育成したい」と意気込む。
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実は僕は来れには少し「???」と思っています。
救急の現場で薬剤師が急性、慢性の症状に対し必要な薬剤を判断できる・・・というのは「診断」能力が必要になってきます。症状に対して薬剤を使用することはもちろんありますが、それは背景にある様々なものを考慮して使用します。
痛みがあるから痛み止めを使用しました…と言われて、診断にたどり着くのが遅れてしまい、患者が死亡したらどうするのか・・・などなど、思うことはいろいろあります。
救急薬剤師講座はよいと思いますし、そういった知識に精通している薬剤師さんがいることはすごく良いことだと思いますが、必要な薬をすぐに判断できる薬剤師…というのに違和感を感じました。
それがOKだったらNP(Nurse Practisioner)だってすぐに養成していいじゃんという話になる。
皆さんはどう思われますか?
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。