新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

がっかりしたこと〜:期待していた最低人数の5分の1だったこと(ICLS)

2018-02-21 20:44:19 | Weblog

こんばんは

 

少し早く山籠りから帰ってきました。流石に寒かった〜(笑

寝袋の中にいないと寒くて〜みたいな。けど、顔だけは寒いとか(笑

こういうことも今回で最後になるかなと思っております。

 

さて、先ほどICLSコースの入力画面を見ながらどうするかな〜と思っておりました。

 

残り時間が少ないので、色々できることをしたいのですが・・・「水辺に馬を連れて行っても、馬が水を飲まなければ仕方がない」というやつです。なんでしたっけ、この格言(?)

 

一応、大学の時からICLSのディレクターとしてコースを開催したりしておりますので、せっかくだから道東でもやりたいなぁとICLSコースを開催する予定でおります。うちの職場でも札幌では行っていますが、道東で開催することはなかったので・・・

 

ここでICLSを一度開催して、そういう方々が増えたら将来的に底上げにつながりそうじゃないですか。少しでもタネを植えて、将来に繋げられるようにしたかったのですが・・・。

 

流石に受講希望者2人には萎えました。こっちがやる気があった分、萎えまくりです(笑

しかも、2人とも異動する人だから、当初考えていた「道東にタネを植えよう」という考えから離れていくし(笑

 

期待はずれのことをされるとすごく腹がたつ性格なので、できるだけ期待はしないつもりでいたのですが、最低限のレベルにすら到達しなかった(最初は20名くらいかな〜と思っていて、10名くらいかもな・・・と思ったら2人だったので)。

 

コース登録画面を見ながら「受講生2人、インストラクター2人」

 

・・・・

 

あり得ないな

 

 

ぽいっ・・・って感じです。

 

がっかりです(笑

心の底からがっかりです。最後にここでできる仕事だと思ったのですが、残念でなりません・・・orz

 

僕は人生でも仕事でもなんでも、「何を残せるか」を大事にしたいと思っています。だから教育とかを重視しています。自分がいなくなっても(死んでも)教えた人たちが頑張ったら、存在した意味がある、生きた意味があると思っています。缶コーヒーのCMではないですけど、全ての人はなんらかの形で人の役に立っていますし、僕が役に立っていないとは思っていません。ただ、目の前で患者さんを診ることと同等、もしくはそれ以上に「より良い人材育成」が重要だと思っています。

 

だから、こういう機会を無駄にすることが残念でなりません。正直、本当にがっかりです。

 

と、ひとしきり愚痴って置いて話を変えますが、山籠りから帰ってきたら、事務室の机の上にレターパックが置いてありました。中を見たら本を書かせていただいている出版社さんではない別のところからの執筆依頼でした。まぁ、1ページくらいのコラムですが・・・。

 

せっかくの機会なので、書かせていただこうかと思っていますが、3月末締め切りなので、締め切りギリギリに提出かな〜(一身上の都合で)と思っています。

 

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

blogram投票ボタン

それでは、また。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10日ほど留守にします | トップ | 今日から自宅に帰ります »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
下山できましたか (女王様)
2018-02-22 02:20:13
ご無事の帰還 おつかれさまでした。
平昌取材している女子アナが「寒すぎて痛くてもう感覚がない」と泣きそうでしたが アンフェタ先生もそんなだったんですね。
もともと北海道ご出身とおっしゃってましたが 寒冷地仕様ではないのかしら。

馬の言葉は たぶん
馬を水辺に連れていくことはできても 水を飲ませることは出来ない かと。
本人にその気がないのに、周りが気を揉んだり強制しても無駄である という言い回しです。
元々は英語の喩え文で

You may lead a horse to the water,but you can't make him drink.

だと‥。 spellがまちがってたらスミマセン。
これを和訳したのが 馬を水辺に ~になったんですね。
転じて、強制しても無駄だよ みたいな。
お膳立てしてやることはできるが 相手がやる気なきゃどうしようもない、とでも言いますか。
笛吹けど踊らず、に近いニュアンスかと思います。

そういうのはガッカリしますよね、わかります。
私は怒りよりしょんぼりになるタイプで 張り切った自分が恥ずかしく凹みまくります。 空回りがイタイというか 何故賛同されなかったか気にしてしまう。

若い人達があまり貪欲じゃないのかもしれないですね。
あとはタイミングとか。 年度末の忙しいときに言われてもなー、とか。
異動や引き継ぎや送別会(笑)やら、今じゃなければ参加したい人達はいたでしょう。 また次の機会でいいかな?って。
人生に「次」は必ずしもないし 実際アンフェタ先生には「今」しかないけれど。

残念なお気持ちも腹立たしい気持ちもよくわかります。が ものは考えようで、希望者二人にたっぷり時間をかけて 濃い教えが出来るのもいいと思いますよ。

やる気のある人がいるなら たとえそれが1人でも種は蒔かなければ生えません。 そしていつかその1人が 2人3人にリレーしたらそれもまた「成功」。
期待を裏切られたら 腹立たしいのは重々わかります。 でも叩いても響かないことも沢山ありますよ。
馬のことわざに準えるなら 「よし!水辺に連れてきたついでに草も食べさせてあげよう」くらいの気持ちで 応募者のために尽力してください。

‥申し訳ありません、えらそうに(汗)。
あまりガッカリなさらず、また次の機会にタネはとっておきましょう。
違う時期、違う場所に希望者はたくさんいるはずです。
今ここだから出来る事 ではあるけれど、まだまだアンフェタ先生は未来がありますから しょんぼりしてたらもったいない。
今回は二人のために頑張ってください。
本を待ってる若い医師も 診察を待ってる患者さんもたくさんいますよ。
私もその1人ですし。

次の手段‥。
恥ずかしながら 私の知能では「効きにくい白血病細胞が厳選」の意味が理解しきれなくて。
白血病細胞に種類があるのか、言うこときかない白血病細胞がのさばる的なことなのか‥。
それがもしかしたら、発症から丸4年という執行猶予の瀬戸際だったら? と不安になります。
アンフェタ先生に「危ないかもしれない」と言われて 本気で怖くなって。

さっさと透析を始めて CMLの闘いに専念したほうがいいのかもしれませんね。 なかなか踏み出せないけれど。
腎臓主治医も「こっちは透析という最終手段で命はとりとめられるけど、CMLは引き延ばしたら命に関わるから」と 積極的に治療していくことを勧められました。
幸いにもおかげさまで 自己負担がなく高価な薬を使えるし。
どの薬が自分のCMLに合うかわかるといいけれど、それは調べられないんでしょうか?

アンフェタ先生にガッカリしないで!とか言いながら、自分の体にガッカリしまくりです。
自分で努力ができないだけに、ほとほとイヤになる。
月あけの外来までは ただひたすらに手持ちのタシグナを飲むしかないし ビミョーにそれが2日分不足なので、避難袋に入れておいたグリベックでどうにかやり過ごすだけですね。
効いてくれ~ と念じながら飲んでみたり。

妹が「ガン封じ寺」?なるお守りをもらってきてくれて プロポリスとかアガリスクとかフコイダンとかやたら送ってよこしました。
最後は信心だよ、気合いだよ、と ありがたいんだかなんだかわかりません。
宗教や思想は分子標的治療を超えるか!?

…超えたらエライことになりますが そうしたら私も著書出します(笑)。
突然変異の場所を確認するとわかります (アンフェタミン)
2018-02-23 06:38:50
>女王様さん
おはようございます。コメントありがとうございます。

北海道人はどちらかというと寒がりが多いですよ(笑
寒冷地仕様になっておりません(笑

馬の格言、ありがとうございます。そんなやつだったなぁと改めて思いました。

おっしゃられる通りで、コースに関しては少ない人数ですので、濃密な指導をしていきたいと思います。

しょんぼりというよりは、諦め半分というところでしょうか。仕方がないというところです。

白血病細胞が厳選(言い方がおかしいかも)というのは、例えば抗がん剤が効きやすい「A」というタイプ(こっちが95%)と効きにくい「B」がいるとします。抗がん剤がAには効くけどBには効かない濃度の場合、Aは死んでいくけどBは生き残ります。

95%の割合だった効きやすいタイプが減ってしまい、効きにくいBが中心になっていくという意味です。抗菌薬の耐性と同じようなメカニズムです。

その効きやすい、効きにくいというのは「bcr-abl遺伝子変異解析」という方法で確認できます。点突然変異というものがあると、チロシンキナーゼが効きにくくなったりしますが、突然変異の場所で効きやすい薬、効きにくい薬がわかります。

病は気からということもなくはありませんが、少なくとも治療と並行する必要はあるかなと思います。

また、コメントいただければと存じます

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事