この冬の帰省前、私は雪道用に靴を新調しました。
昨シーズンまで、見かけは暖かそうな靴を履いて帰省していたのですが、その靴がとにかく滑る
これというのも、この靴、靴底に「滑り止め」として楕円形の出っぱりがついているものの、その凹凸が、進行方向に平行についているのですよ
これでは、歩くときに滑るのも当然
そんなわけで、年末年始の帰省に続いて札幌遠征を予定していた今シーズン、靴底を最重視して雪道用の靴を新調しました。
この年末年始の帰省では雪道を歩く機会が少なくて、その効果を確認することはできませんでしたが、札幌遠征では、私の靴底を見る眼の確かさに我ながら感心しました
という前振りを受けて、「『ビバ初め』札幌旅行記 #2-4」のつづきです。
圧雪路でも、半ば凍った道でも、ほとんど滑りませんでした
北海道博物館の見学のあと、北海道開拓の村に向かう前に、北海道博物館の裏手にある百年記念塔に立ち寄ったのですが、
こんな圧雪路も、なんの苦労もなく、スタスタと歩くことができました
いやいや、「なんの苦労もなく」どころではなく、積もった雪のおかげでほどよい湿度と静けさのなか、そして、澄み渡る青空の下を歩くことの、なんと気持ち良かったことか
ほんの数分の散歩ながら、日頃は大型トラックの騒音と排ガスの臭いに囲まれることの多い私としては、生き返る気分でした。
首都圏で降る雪は厄介者ですが、こんなに雪が気持ちいいなんてねぇ…
北海道博物館や北海道開発の村のある辺りは広大な公園になっていまして、「歩くスキーコース」が整備されていました。
そして、何人もの「歩くスキー」を楽しむ人たちの姿を見かけました。
林の中をスキーで「散歩」するのは、きっと楽しいのだろうな…
マラソンには何の魅力も感じない私ですけれど、「歩くスキー」は機会があればやってみたいかも…
さて、百年記念塔。
内部に入ることはできなくて、ただの塔なんですが、地面の雪の白から上空の青へのグラデーションが美しい
いかにも澄み切った空気が感じられますでしょうか?
こればかりは、実際に現地に行ってみないと感じられないかもしれませんナ
こんな感覚につつみ込まれるのは、私が雪国の生まれ&育ちだからなのか、一般的な感覚なのかは判りませんが、ホント、リフレッシュすることができました。
やはり、私は、雪景色が好きだぁ~
と宣言させていただきます。
つづき:2017/03/09 「ビバ初め」札幌旅行記 #2-6
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