新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

雨ニモ負ケズ、行列ノ長サニモ負ケズ(中編)

2015-11-15 09:26:42 | タウンウオッチング

朝っぱらから「雨ニモ負ケズ、行列ノ長サニモ負ケズ(前編)」のつづきを書きましょう。

「地下神殿とも呼ばれる首都圏外郭放水路調圧水槽は、このグラウンドの下に広がっています。

排水機場の敷地内にある入口から、

116段あるという階段を下りると、、、眼前に広大地下空間

まさに「地下神殿ですなぁ~

調圧水槽のサイズは、78m×長さ 177m×高さ 18m
そして、天井を支えるは、幅 2m×長さ 7mで、59本あるのだとか。

なんとも凄いスケールです

   

ここで私のおさらいを兼ねて、首都圏外郭放水路の仕組みを書きます。

川の「越流堤」を超えた水は、「除塵機」というフィルターで漉されて、第2~第5立坑(ちょっと小さめの第5立坑を除き、それぞれ直径 約30m×深さ 約70m)に流れ込む。

第1~第5立坑を繋ぐトンネルR16地下15mにあり、直径 10m×長さ 約6.3km)を通じて、水位の高い立坑から他の立坑に水が流れる。(下世話ながらこちらをご参照くださいませ)

第1立坑が一杯になると、水は調整水槽にあふれ出す。

調整水槽に溜まった水を、航空機用エンジンを改造した超強力ガスタービンエンジンで駆動する4基インペラ(羽根車、直径 約3.7mで吸い上げる。

調整水槽から組み上げられた水は、吐出ゲートを通って、

吐出ゲートの可動部分

江戸川に放出される。

   

ダラダラと書いてしまいましたが、調整水槽と排水機場の仕組みは、調整水槽内にあったこちらの説明板が判りやすいと思います。

いやぁ~、凄いものを見せていただきました

と満足して、第1立坑近くの階段を上り

地上に戻りました。

楽しかった とばかりに、おじさん(知らない人です)もニッコニコ

ホントは、この記事で見聞録を書き尽くす つもりだったのですが、まだ書き足りませんので、「後編」につづきます。

つづき:2015/11/16 雨ニモ負ケズ、行列ノ長サニモ負ケズ(後編)

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