けさのNHKニュースで、きょうの始発から東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れが始まり、東横線の渋谷駅が地下に移転したことを伝えていました。
もともと超複雑だった鉄道各社・各線の「渋谷駅」がちょっとはシンプルになるのでしょうか?
去年の6月、日経電子版に昭和女子大学の田村圭介准教授が作成されたというこんなマップが載っていました(プラットフォームには私が着色)。
一番深い東京メトロ副都心線渋谷駅 兼 東急東横線渋谷駅が地下5階で、一番高い東京メトロ銀座線渋谷駅(かつて私が通勤で使っていました)が地上3階ですから、同じ東京メトロの駅なのに、銀座線から副都心線に乗り換えるためには7フロアも降りなければならないという、空前絶後
の駅です。
それはともかく、80年以上にわたって渋谷の谷底
に鎮座していた東急東横線渋谷駅は、きょうから地下に潜ってしまったわけですが、この記事のメインテーマは東急東横線渋谷駅ではありません。
私にとっては東急東横線渋谷駅とは比べものにならないほどなじみ深いこちらの駅のお話です。
2004年9月に着工した小田急線の東北沢~世田谷代田間の複々線化&地下化工事が進み、小田急線下北沢駅は来週土曜日(3月23日)から地下駅に変わるのだそうな
下北沢駅はねぇ~ ホント、なじみ深い(と書いたけれど)以上に、思い出深い駅です。
とりわけ、京王井の頭線から小田急・京王の共用出口に向かうこちらの眺め、
恐らく、私としては一生忘れることのできないビター・スイートな眺めになりそうです…
それはさておき、地下化まで1週間を切ったきょうの下北沢、カメラ
を持った人が大勢いらっしゃいました。
おかげで、わたしも心置きなくきょうの下北沢の様子を撮影
してきました。
やはり、まずは下北沢を下北沢らしくあらしめていた「下北澤 驛前食品市場」から。
「シャッター通り」ならぬ「シャッター地区」化しています…
(別の)貼り紙をアップ
してみましょうか。
「下北沢駅再開発に伴い12月をもちまして閉店いたしました」とな…
気の利いたものを買いに来た若い人たちと、日常品や食料品を買いに来た地元の年配の人たちが、ゴシャゴシャに行き交っていた、いかにも下北沢らしい場所がねぇ~
まだ営業中の店も残っていましたけれど(例えば豆やさん)、基本的には「シャッター地区」化していました。
今現在、線路になっている部分はどのように使われることになるのか、それによって下北沢の街のありようは随分違ってくることになりそうです。
私としては、老若男女がぐしゃぐしゃな、おしゃれと生活感が入り交じった雰囲気が残って欲しいものだと強く願っています。
そんなことを思いつつ、今週限りの下北沢の様子をザザッとご紹介
こちらの「地上の線路」が廃止されれば、
こんな踏切待ちはなくなるのでしょうな。
来週土曜日(2013年3月23日)早朝を期して…
そして数週間経てば、駅舎も無くなるんでしょうなぁ…
おっと、私が何故きょう下北沢に出かけたのかとか、もう一つ、私の身近なもので「もうすぐ見納めの風景」のこととか書き残しているのですが、それはまた後日…
つづき(その1):2013/03/17 レコードプレーヤーを買い換え
つづき(その2):2013/03/18 「八月のラブソング」を観てきました(ネタバレあり)
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