東日本大震災の被災者の方々のために、何ができるだろうかと考えていました。
物資を送ろうにも、近所のスーパーの棚は、「閉店在庫処分」の末期のような状態で、ガランガランです。
そんな中、私が京都から豆腐を買ってきたと思ったら、豆腐が入荷しているのにはあんぐり…でしたが、トイレットペーパーが完売、ティッシュペーパーが完売、乾麺&パスタが完売、牛乳が完売、電池が完売、米が完売、そして、ビールまでもがプレミアム・ビールとアサヒ スーパードライ以外は完売と、とても日本のスーパーの売り場とは思えない状況が繰り広げられています。
そして、義援金を送ろうと思ったものの、私のメインバンク、みずほ銀行がとんでもない大失態で、振り込みも難しい状況になっていました。
ですが、この間、どこにどれだけを寄付しようかと考えていました。
そして、とりあえず、被害の大きな岩手県・宮城県・福島県、加えて元仙台市民の私としては、仙台市にも寄付して、地域の復興に役立てていただこう、そして、被災者の方々への義援金として、日本赤十字社とmudefに寄付しようと決めました。
まず、みずほ銀行のシステムが立ち上がったというニュースを聞いて、昨日の昼休み、mudefに寄付してきました。
みずほ銀行のATMからの振り込みなので、ちゃんと届いているか心配ですが、一応、私の口座の残高は減っておりました。
ところで、利用票の一番下にプリントされている電話番号らしきものを見て、あれと思いました。
見覚えはあるのだけれど、どこの電話番号だっけ?
と、思い出しました 私が 5年ほど前に在籍していた職場のダイヤルインでした
もう繋がらない番号だと思いますが、さっそく、ケータイの番号に変更手続きをしました
明日以降、岩手県・宮城県・福島県・仙台市、そして、日本赤十字社に寄付しようと思っています。
寄付のやり方は、それぞれのサイトをご参照ください。
ただ、日本赤十字社のサイトは、リンクを貼るのに手続きが必要なようですので、ご自分で検索して探し出してくださいませ。
各自治体のサイトは以下のとおりです。ご参考になれば幸いです。
岩手県:http://sv032.office.pref.iwate.jp/~bousai/taioujoukyou/gienkin.htm
宮城県:http://www.pref.miyagi.jp/kihu.htm
仙台市:http://www.city.sendai.jp/shisei/gien.html
各自治体も、自衛隊も、警察も、消防も、海上保安庁も、東電や原発プラントメーカーの方々も、医療関係者の方々も、他にも大勢の方々が命がけで働いていらっしゃいます。
それを知りつつ「こんな時もお役所」と思ったことが…。
それは、寄付金と義援金とは違うということ。宮城・福島両県のサイトによれば(岩手県のサイトでは義援金募集の単独ページになっています)、
寄付金:県内の災害復旧及び復興事業に充てる
義援金:県内の被災者に対する生活支援
というものだそうで、窓口が別々だし、送金方法・手続きも違っています。
寄付金の場合は、事前の申し込みが必要だそうで、福島県のサイトには、
受け入れ方法については、生活環境総務課へお問い合わせください
として、担当課の連絡先が書かれているだけで、振込先情報は載っていません。こんな状況で少額の寄付のために、担当者の手を煩わせるのは気が引けます。
また、宮城県の寄付方法は、先日までは、
1) 「寄附申込書」をFAXまたは郵送。FAXの場合は後日原本を郵送。
2) 県が「寄附申込承諾書」及び「納付書」を郵送。
3) 「納付書」が届いたら金融機関で寄附金を納入。
4) 県が入金を確認すれば文書で連絡。
というもので、奥ゆかしい文書の現物のやりとりや「寄附申込承諾書」なるものにのけぞったのですが、今朝、見たところ、
1) 「寄附申込書」をFAX又は郵送
2) 併せて金融機関においてサイト記載の振込先へ寄附金を振込
3) 希望がある場合は、受領書を発行
と、だいぶスピードアップ&簡略化されていました。
一事が万事。大震災が終わって落ち着いたら、県や市の様々な仕組み・手続きをじっくりと住民の目線でチェックすれば、もっと地方行政を効率化できるし、利便性を高めることができると思います。
話がずれましたが、被災者の人たちの苦難がつづいているだけでなく、地震の影響が(相対的に)大きくなかった首都圏でも、電力不足に加えて、放射能の恐怖も広がってきました。
赤ちゃんがいる家庭では水道水の放射性物質の問題が一大事になっていますが、それ以外の人たちは落ち着いて、野菜にしても水にしても、過剰な反応はせず、適度な備えにとどめるべきだと思います。
ただの勘ですが、原発の事態は今以上に悪化することはないと思っています。
私のような素人の、それも「勘」ですから、何の気休めにはならないでしょうけれど、私の勘って、金銭がらみを除いて、結構当たります。
今やるべきこと、今やってはいけないことをしっかりと見極めて、希望と落ち着きを持って暮らしていきましょう
「みずほ銀行」関連のつづき:2011/03/25 なんとも内幸町方面は大変な状況だ