八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2024年 片倉城跡公園近辺:ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、キキョウソウ(桔梗草)等

2024-05-14 20:02:59 | 花・昆虫・野鳥

今日も片倉城跡公園近辺のお散歩です。

片倉城跡公園への道の途中で

ユスラウメ(山桜桃)の赤い果実が沢山出来ていました。バラ科の落葉低木で庭園などによく植えられます。4月に咲いていた花は赤く熟した果実となっており食べられます。なお、上方に止まっているカメムシは果樹などの害虫として知られるクサギカメムシではないかと思いますがどうでしょうか?

 

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)が生えていましたが、中の一枝に蕾が付き花が咲いていました。ナス科のつる性多年草で花期は普通8~9月といわれますが、咲くのが早すぎるようです。

 

兵衛川の縁にナワシロイチゴ(苗代苺)が咲いていました。バラ科キイチゴ属の落葉小低木。2枚目の花の写真は赤い花弁の隙間から雌蕊の柱頭が覗いている状態です。花弁が開いている状態を見るのは難しい。花弁が落ちてから雄蕊の葯が開き、受粉が終わると白い萼が閉じてきます。果実は6月頃に赤く熟し食べられます。

 

片倉城跡公園では

前とは別の場所でカザグルマが1輪咲いていました。前に咲いていた花達は咲き終わって花弁も無くなっています。

キキョウソウ(桔梗草)が咲いていました。南北アメリカ原産でキキョウ科の1年草。別名ダンダンギキョウ(段々桔梗)は葉の付き方が段々に付くため。

 

コヒルガオ(小昼顔)も咲いていました。ヒルガオ科のつる性多年草。ヒルガオとよく似る。コヒルガオの花柄の上部には縮れたひれがあるが、ヒルガオは丸くて縮れたひれはない。

 

ヒレハリソウ(鰭張草・鰭玻璃草)が咲いていました。ムラサキ科の多年草で英名のコンフリーで知られる。花期は6~8月とされるのでこれも咲くのが早いですね。

片倉城跡公園の池の傍で見たトンボです。サナエトンボの1種でキイロサナエではないかと思いますがはっきりしたことは分かりません。

小比企の畑地の林縁でスイカズラが沢山咲いていました。

久し振りでシジミチョウの1種でツバメシジミ(燕小灰蝶)を見ました。後翅に小さな尾状突起があるのが特徴です。ヤマトシジミやルリシジミよりやや少ないようです。

湯殿川でカワセミの雄を見ました。よく巣穴を作る場所にいましたが、営巣しているといいのですが。

また、兵衛川の近くでイソヒヨドリの雄が大きなミミズのようなものを咥えて私の目の前に飛び出し、すぐに何処かへ飛んでいきました。これもどこか近くで営巣しているのではないでしょうか?残念ながらこの1枚しか撮影できませんでした。

また、自宅近くで先日見かけたテントウムシの蛹ですが羽化して抜け殻のすぐ傍に止まっていました。やはりナミテントウの蛹でした。またもう1匹蛹が増えていました。なお、ナミテントウは羽化直後は黄色をしているのが次第に黒くなるようです。できればその様子も見たいものです。

以上

コメント (3)
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