八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2024年 長池公園:イヌノフグリ(犬の陰嚢)の果実、ハナイバナ(葉内花)等

2024-04-15 21:17:06 | 

4月15日。今日は京王堀之内駅~せせらぎ緑道~長池公園~京王南大沢駅を散策しました。

せせらぎ緑道では

ミツガシワ(三槲)が見頃でした。ミツガシワ科の多年草で主に寒冷地の湿地や水辺に生える。花弁に白い縮毛を付けた白く綺麗な花です。多摩ニュータウンの公園整備の際に導入されたようです。

  

蓮正寺公園に寄り道してみるとアメリカスミレサイシンの1種が沢山咲いていました。アメリカスミレサイシンはアメリカ東部原産のスミレ科の多年草で日本に帰化しあちこちで見られます。何種類かあるようです。

ついでにタチツボスミレを除いたスミレに付いては長池公園の外周にツボスミレとアリアケスミレが咲いています。

ツボスミレ

アリアケスミレ

中央園路には別の種類のアメリカスミレサイシンが咲いていました。

せせらぎ緑道に戻り長池公園に着くと

自然館の中庭に保護されているイヌノフグリがまだ咲いており果実も沢山出来ていました。

イヌノフグリとその大きさ:花の直径約3mmと本当に小さな花です。

 

イヌノフグリの果実:これでオオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、コゴメイヌノフグリそしてフラサバソウとこの仲間の果実を全部見ることが出来ました。

ここで水槽にやってきたイトトンボの1種がいました。

自然館でこれも保護されているシロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)が咲いていました。南高尾に自生のものがありましたが、昨年は無くなっていました。今年復活していればいいのですが。キンポウゲ科の落葉木質の多年草でハンショウヅルの仲間。中央園路にあるハンショウヅルはまだ小さな蕾が出来たばかりでした。花の形はハンショウヅルとは違い半鐘には似ていません。

 

「外周」や「やまざと広場」の近くにフデリンドウが沢山咲いていました。フデリンドウの青さにも種々の濃度があり、白花に近いものまでありました。

 

中央園路には早くもヤマツツジが咲き始め、ホタルカズラも咲いていました。

 

ながいけの道で

エビネが蕾を持っていましたが、思いがけなくハナイバナの小さな花が咲いているのを見付けました。この花も気を付けて見ればあちこちで見つかります。

 

帰り道、南大沢駅の近くにサルトリイバラの雌花が咲いていました。先日、片倉城跡公園では雄花を見ましたが。

 

以上

コメント (1)
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