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ザックジャパン(134) 岡崎、得点3位に迫るその訳   文科系

2013年12月27日 20時13分19秒 | スポーツ
 以下は、ナンバー・ウェブ掲載、ミムラユウスケ氏の手になる岡崎近況報国である。岡崎の性格、最近起こった変化が実に上手く伝えられていて非常に良い文章なので、抜粋・転載することにした。

『 (前略) シーズンの折り返し地点での岡崎の成績は16試合出場、8ゴールだ。今シーズン序盤は左MFとしてプレーした岡崎がゴールを量産するようになったのは、1トップのFWとしてスタメンで起用されるようになってからだ。第10節のブラウンシュバイク戦からの数字は驚異的なものとなっている。なんと、8試合で7ゴール決めているのだ。 (中略)

 かつての岡崎は周りのことを気にしすぎていた。
 代表のチームメイトで、年齢も同じ細貝萌はかつて「岡ちゃんは攻撃の選手ですけど、守備でも頑張ってくれます。フラフラになるまでやってくれますからね」と話していたが、岡崎は究極のチームプレーヤーだ。だからこそ、自分のゴールよりもチームのことを考えてしまうこともあった。今は、違う。 (中略)

(最近オフサイドが1ゲームに3回ほどもあることについて)岡崎はこう話す。
「どんな選手にも、自分のリズムというものがあると思うのですが、僕にとっては、テクニックのある選手によくあるようにボールを触ることではないです。僕がリズムを作るのはDFラインの裏に何回も抜けることなんですよ」
「3本に1本くらいはオフサイドじゃないんじゃないかなと俺は思っていたんですけどね。毎試合のようにオフサイドをたくさんとられるのですが、俺はいつもギリギリのところで見ているから、どうなのかなと思うときもあるんです(笑)」 (中略)

 同誌には昨夏に行なわれたコンフェデレーションズカップの期間中のとあるエピソードが掲載されていた。イタリア戦とメキシコ戦で1ゴールずつ岡崎が決めると、トゥヘル監督は、選手獲得の責任者であるハイデルGMに毎日のように同じようなSMS(携帯のメッセージ)を送り続けていたという。
「誰か(他のクラブの関係者)がオカザキのプレーを目の当たりにしたなら、(移籍金が高騰して資金力の恵まれない)うちのクラブに来てくれなくなるぞ!」
 トゥヘル監督の熱意が通じたのか、コンフェデレーションズカップの日本代表のすべての試合が終わった直後に岡崎のマインツへの移籍が正式に決まった。そして、今の活躍がある。 (中略)

 ハンブルガーSVとの試合の2日前の練習場でのこと。チームの練習が終わったあと、かつて鹿島などJリーグの複数クラブでプレーした経験のあるMFのパク・チュホと汗を流した。 第15節のニュルンベルク戦でも自らのゴールをアシストしてくれた韓国人のレフティーとの居残り練習は、マインツに来てから日課となっている。夕方を過ぎて闇に包まれた練習場で岡崎はこう話しだした。
「みんながさらに裏に抜ける自分のことを見てくれれば、もっとチャンスがあるなと感じるんです。やっぱり、欲が出てきますよね……」』

 なんと幸せなシンジ君ではないか。彼を大好きな僕も、こんな記事を読んでいると幸せ至極になる。サッカーは楽しい! そして、世界に対する日本の武器がもう一つ、それも非常に価値の高い武器が生まれたと信じるものだ。これほどのFWはかって日本には絶対にいなかった。なんせ、今世界2位の国で得点ランクベスト3間近なストライカーの誕生なのである。日本代表の最弱点の一つがカバーされたということでもあって、こんな朗報も日本サッカー史上無かった話だろう。
コメント
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