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レアル凋落、アーセナル急上昇!  文科系

2013年09月04日 21時47分22秒 | スポーツ
 アーセナルがレアルから、メスト・エジルを獲った。ギャラス・ベイルがレアルに行った、その弾き出しのように。エジル65億円、ベイル130億円。そんな大きな差があるとは、僕には到底思えない。アーセナル史上最高支出額を遙かに越えたと思われる移籍金65億円だが、エジルはベイル以上の価値をアーセナルに与えると思うし、レアルはモウリーニョが去ったことに加えてさらに落ていくだろうと僕として推察したものだ。エジルの役割はベイルにはできるわけないから、レアルらしい話題作りだけのように僕には思えたのである。世界史上最高給選手をどこのチームが獲るかという話題作り! 田舎者の考えそうなことであって、ハイソな「白い巨人」のイメージには、例によって全く似合わない。そりゃベイルは、中盤以降の選手としてはかなり得点するだろう。が、レアルの攻撃作りは誰がするのか。ルカ・モドリッチはとても良い選手と思うけれど、エジルの役割はできないだろう。
 これでチャンピオンズリーグのベスト4という目は、レアルから消えたと思う。代わりに、アーセナルがベスト4に名乗り出たに等しいとも。金のないこのアーセナルにして、近年始初めて獲った超高給の24歳! しかも、サッカーは中盤らしい中盤でやるものだという、現世界最高監督ペップの言葉も付け加わる。この事を最も認めたのが誰あろう、エジルがいたレアルのクリスティアーノロナウドであった。何でエジルを出したのかと、烈火のごとく怒っている。ロナウドの得点にかってなくアシストを供給した人物がエジルだからだ。
 エジルと同じドイツ代表、今やレアルよりも強いバイエルンのミュラーでさえが、こう語っている。
『マドリーはこの夏、選手を売却して、新監督を迎えて、新しいスター選手を補強してクラブを一掃したね。だけど、僕ならエジルを売ることはしなかっただろう。ただ、エジル自身はすでに前を見ていると思う。アーセナルでの新しいキャリアをね』
 また、クリスティアーノの言葉も上げておこう。
『エジルが出て行ったのは自分にとってこれ以上ない悪いニュース。彼はゴールに向かう自分の動きを誰よりも理解していた。彼はレアル・マドリードが抱えうる最高の背番号10タイプの選手。彼の離脱を腹立たしく思う』

 サッカーの世界には、不可思議なことが起こるもの。メスト・エジルというとなんか、メフィスト・エジルという悪魔を呼んだように聞こえるが、世界2位のドイツの、この国にはかっていなかったような選手だと思う。それにしても、このエジルの心の隙間を衝いてアーセナル移籍を説得したアーセン・ベンゲルの説得力は凄いと言うしかない。他方、彼を手放したレアルは今や、単に有名病の成金に堕落しただけに見える。
コメント (7)
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