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保安院の大罪(27) 「福島」責任整理の常識  文科系

2011年07月26日 21時45分20秒 | 国内政治・経済・社会問題
 これは、今書いたコメントをエントリーに格上げして補足修正したもの。1945年の敗戦に匹敵する福島原発事故。「これによって証明された長年の犯罪」への責任を今誤魔化すためにこそ、これを続行し続けようとしている勢力に対して、ごく当たり前の正しい整理を提示するものです。誰が考えても、こういうことにしかならないでしょう。第一には、自然災害ではなく、人災であるというそのことを前提として、以下を主張したいと思います。

 夕刊さんの触れてないいくつか (文科系)
2011-07-26 21:38:02

 題名のことをいくつか、です。

 今回のことでは東電が最も悪いのは、自明だ。事故の事後処理を含めれば悪辣と決め付けてよい。よってこの会社をつぶそうがどうしようが、最重要犯罪人のように扱うべきだろう。
 さて次に、この独占会社をここまでつけ上がらせたのは、誰か。50年以上もずっと続いた自民・官僚連合軍だろう。そして、その自民が消えて、永年共犯の官僚だけが残っている現在である。今官僚は、己の積み重ねた犯罪を覆い隠し、そのためにこそ己の権力を死守しようと必死のはずだ。官僚をば、民主党マニュフェストに最も忠実に扱おうとした長妻が挫折させられたのは、こういった確信犯・官僚のその犯罪性を示す典型例である。

 さて次には、つぶれかけた自民政権を支えて、延命させてきた力が存在したと付け加えたい。それが、公明党なのだと断言できる。政治的・現実的力、改善を度外視してきてこの五十年政治的には何事も成せなかった日本共産党よりははるかに「賢い」行為に見えるが、「福島」を起こした一大勢力であることには変わりはない。今となっては、そう言うしかないだろう。 
 こうして僕は、宣言したい。外から見たら、スノッブ、俗物の典型みたいな池田大作。その支配下でこういう政治方向を取ってきた公明党の出版物にモノを寄稿する人の気が知れない。

 なお、民主党が官僚・電力会社に譲歩したのは、公明党と同様にやはり、現実的力を維持したかったからだと、僕は見ている。強大すぎる勢力に譲歩することは、政治的に何事かを実現することを優先すれば、時には必要なことだろう。だからと言って、こんな公明党が民主党を笑うなどとは、これこそ僕はあざ笑いたい。目くそ鼻くそを笑う以上のことだと断言してよかろう。

 その点、四面楚歌の中で「脱原発依存」を叫び続けている菅直人は、この点に関してはよほど改心したのだろうと考えている。立派過ぎて、後光が差して見える。過去の彼はともかく、現在の彼についてはそう語るしかないだろう。「福島」はそれほどに大きいことなのであって、これを機会に改心した(かの)人にこう語ってみても始まらないはずだ。「以前は原発賛成だったくせに!」。今は、口だけでも「脱原発」をいう人はみんな「カム、カム」と声をかけるべき時なのだと思う。国民圧倒的多数の原発方向転換論にも至極かなっていることでもあるし。】
コメント (1)
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必見、必聴! 7月27日の衆院厚労委員会     只今

2011年07月26日 04時51分50秒 | Weblog
 7月27日(水)の衆議院厚生労働委員会で、
 「放射線の健康への影響」をテーマにした参考人陳述が開かれます。

 陳述人は、これまで「放射能に心配があるとあるとすれば、それは心配することです」
との一点張りを繰り返してきた〈大丈夫センセイ〉派の
 唐木英明(東大名誉教授)と長滝重信(長崎大名誉教授)。
 
 このお二人に対するは、
 小出祐章さんの僚友である今中哲二(京大原子炉研・助教)
 放射能除染に取り組んでいる児玉龍彦(東大アイソトープ総合センター長)
 そして原発問題愛知県連絡センター代表の沢田昭二(名大名誉教授)

 この2対3という人選はどうしたことか、
 という疑問に対して聞こえてきたのは、
 『現在のような段階になっても、出席するという〈大丈夫〉派のセンセイは、
 さすがにいなかったんじゃないのか』
 
   
コメント (11)
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