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本日、田母神招致、吊し上げるべし  文科系

2008年11月11日 09時01分39秒 | Weblog
本日の参院外交防衛委員会で田母神が参考人招致される。徹底的に吊し上げるべし。

彼は、村山談話など政府の歴史認識に真っ向から反する論文を公表した。立場を変えて問題を考えてみるが良い。各省庁(の高級役人)にとっては首相の対外向け公式談話は法律と同じだが、文科省や外務省の高級役人の1人が「日の丸、君が代は国旗ではない」などと論文公表したら、どういうことになるだろうか。右翼が街中でがなり立て始めるに違いない。地位の更迭、定年退職などでは到底済まないはずだ。

しかも田母神論文問題は、何よりも国民全体への挑戦であると考える。国民が国会議員を選び、その国会から、議院内閣制の下に総理大臣が選ばれる。そういう立場のものの対外的基本方針を真っ向から否定して恥じない田母神の態度は、右であろうと左であろうと、政府に反対していようがいまいが、およそ国民の全ての顔に泥を塗ったに等しい行為である。
しかも、そのような重大な行為をしておいて、薄ら笑いを浮かべているといった確信犯である。この薄ら笑いの背後には、森喜朗元首相の庇護、激励もあると、田母神自身が語ったようだ。背後の根が深い問題なのである。それもこの際、絶たなければならないと思う。

徹底的に吊し上げるべきだ。テロ特措法による給油実施問題でも文民統制違反が明るみに出たが、なんせ米軍絡みのこととて、うやむやになってしまった。この事件では、自衛隊が、おのれ自身が書いたの航海日誌を紛失させたという奇妙な「証拠紛失」事件もあった。
近代国家において文民統制違反がどれくらい重大なことなのかを、この際自衛隊全体にとことん教え込むべきだと考える。この絶好の機会に後の憂いを断つべし。軍の横暴は行政府の中のどこの横暴よりも許し難い。
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岩隈久志、プロ野球初の大偉業!  文科系

2008年11月11日 07時33分59秒 | スポーツ
初めにお断りしておくが、これは、「スポーツグラフィック・ナンバー715号」のある記事の要約に、僕が調べた数字をほんのちょっと加味しただけのものである。

野球を、その新聞記事をも、もうほとんど見なくなって久しい僕はうかつにして知らなかったが、このブログ読者で野球好きの皆さんは既にご存じのことなのだろうか? それとも、パリーグの弱小球団のニュースということで、例によってあまり気にもとめられていないのか。
ただし、野球をスポーツとして見たならば、北京五輪のウサイン・ボルト並の、日本野球界で50年に1度もないような大記録を今年の岩隈が作ったことは確かだと思う。

今年、東北楽天イーグルス・投手・岩隈久志が、日本プロ野球の歴史に存在しないようなもの凄い記録を作った。遅ればせながら、僕も彼の栄誉をたたえたい。

21勝4敗、勝率8割4分、防御率1.87! これだけでも大変な記録である。自分で調べてみたら「やっと20勝」というのは近年もけっこうある。が、21勝というのは85年の阪急・佐藤義則にまでさかのぼる。この佐藤でも防御率は4.29、敗戦が11敗あって、勝率は6割6分とあった。
ナンバーのこの記事は、20勝以上していて、岩隈のように8割を超える勝率を上げた歴代投手を表にしている。1950年の2リーグ制になってから17人いる。しかしながら、「この17人の中でも、この数字は岩隈だけ」というものが存在する。他の16人は全て、年間1位か2位のチームに属し、岩隈のように5位チーム投手などは皆無であるどころか、3位以下の投手も他にいないのである。投手の勝利数や防御率は、チームの打線や守備力にも左右されるからだ。つまり、3位以下のチームの投手でこんなに勝った投手は歴代皆無なのである。この点を、ナンバーはこう結んでいる。
「岩隈は、Bクラスのチームで勝率8割以上をクリアした、最初の(20勝)投手なのだ」

弱いチームにいる岩隈がなぜ2点を大幅に切る防御率となって、多く勝つことができたのか。それについて、この「ナンバー」は一つの数字をあげていた。年間の被ホームラン数がたった3本、極端に少ないのである。この記録がまた、以下のように本当に秀逸なものと説かれている。

2リーグ制になった1950年以降で、岩隈と同様200イニング以上を投げて、かつ年間被ホームラン数が3本以下などという投手は、56年の鉄腕・稲尾和久とあともう1人しかいない。ただしこの2人の時代は、ホームランの数が今よりもはるかに少なかったというオマケまで付いている。
今年の岩隈に限っては、ボールの威力もコントロールも、あの鉄腕、「神様仏様・稲尾様」の全盛期並みと言ってよいということであろう。

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