山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

今年はどんなことがあったの?

2019-12-21 11:32:52 | 日記
今年1年を振り返って、良いニュースと悪いニュースそれぞれ5つずつ選んでみました。
良いニュースは、1番目は、天皇陛下の即位でした。令和の時代を迎え、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての務めを果たすことを誓われました。

スポーツでは、2番目は、ラグビーW杯日本大会での日本チームの活躍で数々の感動を国民に与えました。アイルランド戦の逆転トライやスコットランド戦に28-21でに勝利してプール首位に立ち、初の決勝トーナメント進出を決め6万7000人の観衆を沸かせました。
また、ワンチームという言葉も流行語になりました。福祉委員会もワンチームで頑張りたいところです。

また、3番目は、ゴルフの渋野日向子さんは、2018年プロテストに合格し、20歳178日で大会史上最年少Vで優勝したのをはじめ、AIG全英女子オープンに初出場で優勝。日本人としては1977年の全米女子プロ選手権の樋口久子以来となる42年ぶり2人目のメジャー制覇。

社会では、4番目は、吹田市出身の吉野彰さんが、リチウムイオン電池を開発し、ノーベル化学賞を受賞。授賞式があった前日を「長かったような短かったような。雪も積もり印象的で、最高の1日だった」と振り返っていました。ノーベル博物館でメダルを模したチョコレートを2000枚買ったそうです。

もう一つは、5番目は、フランシスコ・ローマ教皇が、教皇として故ヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりに訪日されました。ロックスターとも呼ばれるそのカリスマ性を各地で発揮し、市民らは熱烈に歓迎されました。教皇のメッセージは、「核兵器なき世界」に向けてすべての人が「一致団結」することを、若い世代には、他者と命を分かち合うことの大切さを説かれました。

これらのニュースに共通しているのは、社会の為、人の為に役立つことを考えて行動していることです。
悪いニュースは、結構沢山あったような気がします。1番は、身勝手な思い込みで京都アニメーション第1スタジオの放火で36人の犠牲者がなくなりました。
2番目は、1989年から復元工事にかかり今年終ったばかりの城壁で世界文化遺産の首里城の火災です。3番目は、東日本台風の被害で、71河川40箇所の堤防が決壊し大きな被害になりました。4番目は、1984年からアフガニスタンでの医療活動を始めたNGOペシャワール会の中村哲さんの痛ましい銃撃事件です。5番目は、戦後最悪を記録する日韓関係です。徴用工問題、輸出管理、GSOMIA破棄などの問題が根強く解決していません。これらのニュースに共通しているのは、人間の思い込みと怠慢だと思います。
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サンタさ~ん!でておいで~!

2019-12-12 16:44:40 | 子育て
12月12日のワクワク子育てサロンは、恒例のクリスマス会です。4日水曜日の準備会では、楽しく賑やかに子どもたちへのプレゼントや飾りを作りました。
本番の今日は朝早くからスタッフが会場全体に飾りつけをしたり、きれいに掃除したりと準備しているかたわら続々とお母さんと子ども達が集まってきます。

スタッフは、プレゼントが足りるかなと心配になりました。今日の出演者「抱っこでゴスペル」のメンバーがリハーサルする間もどんどん人が増えてきて心配とワクワクが入り混じりましたが、総勢113人となりましたが、なんとか大丈夫な人数で収まりそうです。!

いつもの笑い声っていいなの歌でペープサートをスタートした後に、赤鼻のトナカイやあわてんぼうのサンタクロースなどをビデオ映像を見ながら唄いました。
真っ赤なお鼻のトナカイのルドルフは、今から81年前の1938年シカゴで誕生したクリスマスのキャラクターだったそうで、コピーライターとして働いていたロバート・メイさんが作者だそうですよ。

次の大型絵本での「まどからおくりもの」が終わると、今日のメインイベント、抱っこでゴスペルのママさんたちが自慢ののどを4曲披露して下さいました。
小さな子を抱きながら大きな声と迫力ある歌声でクリスマスソングと共に会場内に響き渡っていきます。心を込めて歌って下さいましたので、会場の参加者の皆さんやスタッフもノリ!ノリ!で子ども達は会場内を奇声をあげて走り回り、一気に盛り上がりました。

さあ!次は、いよいよサンタさんの登場です。会場のみんなは、「サンタさん早く来て!」と、サンタさを呼びます。するとサンタクロースが2人、入口からトナカイさんと一緒に入ってきました。みんなが入口を見ていると、舞台裏からはもうひとりのサンタさんが、恥ずかしそうに赤いお鼻をキラキラさせながら近付いて来ます。黄色い声が響きます。3人のサンタさんが会場を一回りする間に、もう一人のサンタさんが出てきました。一体どこから来たのでしょうね。子どもたちは沢山のサンタさんにびっくりさんでした。

ああっ!サンタクロースが4人もいる!とみんなビックリです。
サンタさんが一人ずつお話をした後に、一人一人にプレゼントを渡し、お母さんがサンタさんと一緒の記念写真を撮るために、こちらもみんなで順に並び、良い顔してカメラに納まりました。いつもサンタさんを身近にみると泣く子がいるのですが、最近のクリスマス会では泣かない子どもが増えました。

ところで、サンタの服は「赤」と決まるまでに、実は青や白。紫色の服を着たサンタがいたそうですが、知っていましたか。サンタクロースのモデルが聖ニコラウスというキリスト教の司教であり、その司教服が常に赤だったからだそうです。この司教の赤色は、自らの身体や命をなげうってでも、信者たちの幸せのためにつくす。すなわち彼が流す血の色を示すと言われます。
サンタクロースが赤い服を着ているのはコカ・コーラの広告戦略という説がありますが、米国コカ・コーラの広告にサンタクロースが初めて採用されたのは1931年。日本では1907年に「緋羅紗の服」と「身に赤衣を纏ひ」(朝日新聞)、「真っ赤な服をつけて白髪の赤い面を冠りサンタクロースに装ひ」(読売新聞)との記述がある。
アメリカやヨーロッパにおいても19世紀には既に赤い服を着たサンタクロースが主流になっていたそうです。更にサンタクロースのモデルはシンタクラースであるが、シンタクラースは赤い衣装を身に着けている。(ウィキペディアより)と色々と調べると面白いですよ。
また、サンタさんの存在を本当に信じるか信じないか、この時期になると話題になりますよね。今日の子どもたちの麗しい目が、その心を映していました。
そんな会場のコミセン多目的ホールは、子どもたちの可愛らしいおめめとワクワクした気持ちが混じり合って、終始熱気むんむんの中、サンタさんとの記念撮影でお開きになりました。

次回は、1月16日です。すみません!第4週が取れなくて変則的になっています。今度は節分が近いから、ひょっとしたら!こわ~い○○さんが出てくるのかなあ?

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あったか音楽祭

2019-12-08 18:05:01 | 各種の地域行事
12月8日(日)恒例の山三地区公民館主催の第20回「いのこだに音楽祭」が、コミセン2階の多目的ホールにおいて、午後1時に開演されました。この音楽祭は、吹田市人権協、青少年対策委員会、民生児童委員会、体育振興会が共催として協力を得ました。

はじめに、山三小たけのこお琴サークル各年の児童が、6曲を演奏してくれました。続いて晴朗会混成合唱団が4曲、のぞみ福祉会ブルーリボンが4曲を、ぴいかぶうがリコーダーで4曲、いのこの里が2曲を唄ったり演奏したりしました。次の和太鼓野火は2つの演奏を活動的にして下さいました。

圧巻はだっこでゴスペルで、その迫力は見事なものでした。次の、河野真弥・平尾柚衣のピアノデュオは2人の連弾で8曲を披露して、トリは恒例の西山田中学校吹奏楽部がアンコールを含めて4曲を演奏して頂きました。合計で9組の出演者が、終了予定の16時30分まで演奏の技を競い、会場の皆さんを楽しませてくれました。

今年は、特に西山田中学の吹奏楽にはいつものアンコール声と手拍子もあって大いに盛り上がりました。開演から終演までの間、演奏の度に代わる代わる、延で約300人程の来場者がありました。

地域住民、そして主催者にとっての音楽祭開催の意義は、社会教育法第5章第20条にある、公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。によるもので、文化イベントの開催が地域文化の向上の観点から意義のあるものとして、山三地区を中心に活動する地域の音楽グループ、小・中学校など音楽を愛する人たちが日頃の成果を発表して頂き、音楽を通じた地区住民との交流をはかることができました。

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明日に向かい成長を願って

2019-12-06 19:06:55 | 各種の地域行事
今日6日は、午後から社協による中学生の福祉教育で車いす体験のお手伝いに行きました。中学校の体育館にて社協の担当の方から、車いすを使用する方の気持ちになって下さいという事に始まり、車いすの開き方、閉じ方、乗り降りの仕方、段差の乗り越え方などの操作や注意事項の説明をされました。
その後、8つのグループに分かれて車いす体験をしました。ある生徒は、車いすを大変上手に扱って、乗っている側の生徒に不安を与えないように慎重に操作していました。反面、ずっと楽しみふざけながらゲーム感覚でやっている生徒もいました。

福祉教育は、年少者も高齢者も、障がいのある人もない人も、国籍や言葉の異なる人も、すべての人々がこの社会の中で、誇りをもって、心豊かで幸せな生活を送ることができるようにすることを、めざすものだそうです。
子どもたちが互いに人間的に成長しあえるような福祉教育を進め、障がい者や高齢者などとの出会いやふれあい体験などを通じて、生命の尊厳や人間の生き方について学び、それぞれの立場や心情を思いやり、互いに支えあうことの素晴らしさにふれることができるような体験をしてくれたと思います。

これまでも何度か福祉教育のお手伝いをしましたが、私たちも乗り手と押し手を分けて、見守りと観察をして、最後には足の悪い人になった気持ちで思いやりをもってと願って、生徒たちと一緒になってのお手伝いでしたが、総じて今の生徒たちは、まじめだと感じました。
この子達が、恥ずかしがらずに積極的に声を掛けたり、手伝ったりすることができる、やさしい気持ちを持った人間に育っていってくれることを願いながら、生徒たちの感想に聴き入っていました。

また、この生徒たちが今回の体験を通して、それぞれが感じた思いを受け止め、今後の福祉活動にも生かして欲しいとも思いました。
福祉は日常生活につながっていて、切り離せない存在です。そのため、「福祉の日常化」は福祉教育を進めるうえで、目指していきたい大切な考え方です。「福」という言葉と「祉」というそれぞれの言葉には、どちらも幸せという意味が込められているからです。
福祉という言葉は、英語で「welfare」といいますが、これは「よい暮らし」という意味で使われてきたそうです。しかし、国際機関や欧米諸国では、積極的な人権尊重の理念に立脚して、他者との関係を重視しながら自己実現を保障するという意味あいをもつ「wellbeing」という「よりよく生きる」という方がよ
り多く使われるようになってきました。
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