山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

真夏日にワクワクは笑ってる紙の花

2018-07-26 17:51:01 | 子育て
今日のワクワク子育てサロンのテーマは「紙で遊ぼう」です。いつも参加してくれるスタッフの中にも、お休みの方が多く、朝から大忙しで汗だくでした。

いつものように、季節の歌に始まり、うみ(ざんぶりこ)、おつかいアリさんの後に保育園の先生が、手遊びで「魚がはねた」、絵本の読み聞かせでは、「ゾウくんのさんぽ」で、ママに抱っこしてもらって真剣に聞いている子や絵本にかじりついている子もいました。ふれあい遊びでは、「きゅうりもみ・ビタミンC・おつかいアリさん」をし、親子でのハンカチ遊びでは、お兄ちゃん同士でしている子や、ママにしてもらって満面笑みの赤ちゃんも嬉しそうでした。

その後、メインの紙で遊ぼうは、前週の準備会で薄い紙をひねって作成したものを、うちわで扇いで高く舞い上がらせます。うちわでパタパタして、ふわふわと色とりどりの紙が舞い上がると「うわぁ~あ!」と歓声があがりました。

みんな紙吹雪の中で笑顔になって“キャーキャー”って可愛い悲鳴のような中で頑張ってうちわを仰いでいました。

今日は、夏休みになったこともあり、この春ワクワクを卒業した小学生や幼稚園児の大きなお兄ちゃんお姉ちゃんが、元気よく自己紹介をしてくれ、スタッフとしてお手伝いに参加していました。

毎年のことですが、夏休みに入った高校生の実習生が来て、ボランティア体験をしてくれました。終わった後に感想を聞いたら、「はじめは何をすればいいのかわからなかったけど、子どもたちと触れあうことができて楽しかった」と言ってくれました。やっぱり若いって良いですね。彼らが参加していたので、この場の雰囲気には活気がありました。

今日は、大きな子から小さな子まで参加していたので、パラバルーンも効果てきめん。
大きな子から小さな子、それに抱っこされた赤ちゃんまで、みんな場内を思いおもいに走り回り、飛びはねていました。特に大きな子は楽しそうでした。楽しいさから子どもたちは色々な発想をして遊び方を学んでいきます。楽しさは、発想力の源泉になります。
昔は、今みたいに沢山のおもちゃや遊び道具はありませんでした。でも、今年初めの幼稚園児との交流会で、おじいちゃんやおばあちゃんの子どもの頃には、色々な遊びのアイディアが生まれていたのよと高齢者の方々が話しながら、目が輝かせていたことを思い出しました。今でも昔の遊びのことを聞くと、懐かしさこめて楽しそうに回顧して話してくれます。「三人寄れば文殊の知恵」といったように、遊び仲間同士で色々と考えたのでしょうね。因みに、似たもので“女三人寄ればかしましい”ということわざがありますが、“かしましい”とは“姦しい”と書きます。女の字を三つ合わせていますので、おしゃべりで、三人集まるとやかましいと言ったのだそうです。

古い調査ですが、2002年のベネッセ調査で自分の家庭に望むものとして、子どもたちが第1位に挙げたのは「家族がみんなで楽しく過ごすこと」でした。今日のこの楽しい思い出が、子どもたちの家族に波及するように願っています。
また、元気な子どもは、外遊びが大好きですから、外で遊ばせたいのですが、今年は特に猛暑が続き、京都市や豊中市では最高気温が40度近くに達するなど、気象庁が「命に関わる危険な暑さ」と訴えるほど暑い日が続きましたので、広い部屋と高い天井の室内空間で大人も子どもも気分爽快になれる遊びとして、思いっきり紙吹雪を舞い上がらせるってことは、楽しいだけではなく、心の開放やストレス解消になるのではないかと思いました。

最後はいつものようにエビカニクスの体操で〆。みんな後片付けもお手伝いしてくれました。次回は8月23日(木)になります。みんな元気で参加してね!
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身の回りの危険に関心を!

2018-07-24 21:10:12 | お知らせ・情報
大阪府警安まちメールで24日だけでも、下記のようないろいろな事案のメールが入っていますので、皆さんと共有したいと思い掲載しました。
社会の不安定さを表しているのか、複雑な原因が重層化している社会現象なのか、わかりませんが、とにかく住宅街で、思わぬ事案が生じています。日頃からこのような事案に関心を寄せ、家族を守るリスク管理を厳重にして下さいね。
2018年07月24日 00時05分:公然わいせつ事案の発生
平成30年7月23日午後10時30分ころ、大阪市北区長柄東3丁目2番付近において、20歳代女性に対し、下半身を露出させる事案が発生しました。犯人は、自転車に乗った若い男性で細身、短髪黒色、黒と白っぽいボーダー柄半袖Tシャツ、色不明半ズボンを着用していました。

2018年07月24日 11時58分:不審な電話に注意!!
管内の高齢者宅に日本安全機構を名乗る男性から、「一人暮らしの方の安全を守るため確認している。あなたの名前が登録されているが、無関係であれば削除する。」等の内容で電話がありました。不審な電話があれば、警察に通報してください。

2018年07月24日 14時53分:暴行被害の発生
平成30年7月24日午後0時15分ころ、東大阪市鴻池町1丁目1番付近駐輪場で男子小学生が中年男性から突然「なめんなよ」と申し向けられ、胸ぐらを掴まれるといった暴行を受ける事案が発生しました。
犯人は、30歳から40歳位、黒色短髪、身長165センチ位、中肉、黒色半そでシャツ半ズボン着用、黒色サンダルを履いた無精ひげを生やした男1名

2018年07月24日 16時32分:不審者情報
平成30年7月23日8時30分ころ、大阪市淀川区塚本4丁目1番付近歩道上において、徒歩通行中の女子児童が、近づいてきた不審な男にスマートフォンで容姿を撮影される事案が発生しました。
犯人は、黒っぽい服装に野球帽をかぶった年齢40歳ぐらいの男1名。
防犯ブザーなどの防犯グッズを身に着けて、危険を感じたら助けを求めましょう。

2018年07月24日 17時05分:子供に対する暴行事案発生
7月23日午前9時ころ、豊中市旭丘1番付近において、小学校低学年男子児童がマンションエレベーター前の椅子に座っていたところ、一人の男が近づいてきたので同じマンションの住民だと思いあいさつしたところ、男はそれを無視して無言で男児の右肩辺りを掴むという事案がありました。
犯人は年齢不詳、黒色半そで上衣、黒色ズボン、緑色リュックサック、頭髪もじゃもじゃでひげありの男1人です。
不審者を見かけたら、近づいたりせず、すぐに知っている大人に知らせて警察に通報しましょう。

2018年07月24日 17時52分:女児に対するわいせつ事案の発生
7月24日午後2時ころ、門真市一番町1番付近において、女子児童が見知らぬ男に身体を触られる事案が発生しました。不審者は年齢30歳位、頭髪茶色、中肉、黒色半袖Tシャツを着用、黒色かばんを所持した男1名。防犯ブザーを有効活用するようにしましょう。
2018年07月24日 17時31分:不審者に注意
本日午後3時30分ころ吹田市寿町2丁目付近で小学生の男児が見知らぬ男に後をつけられるという事案が発生しています。
特徴は年齢45歳くらい、身長180センチくらい、中肉の体格、帽子、サングラス、マスク、紺色Tシャツ、ベージュ色ズボン、赤色スニーカー姿の男です。
不審な人物に遭遇した時は、防犯ブザーを活用する等、周りに助けを求めすぐに110番通報して下さい。
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家族!30年の変化

2018-07-14 15:43:47 | お知らせ・情報
6月11日、博報堂生活総合研究所は1988年から10年毎に、サラリーマン世帯の夫婦を対象にアンケート調査「家族調査」を行い、この30年間で、少子高齢化、晩婚化・晩産化、共働き世帯の増加などさまざまな事象が生じ、家族や夫婦関係を取り巻く環境は大きく変化していると、「家族30年変化」の一環として標記の内容の結果を発表されました。

内容をみると現在の世相を反映していることがうかがえます。今回の調査対象は、630世帯で妻の年齢が、20~59歳の夫婦が同居する世帯で、かつ同居で夫がサラリーマン世帯であり、訪問留置自記入法(調査員が訪問して質問票を置いていく)とのことでした。
家族・夫婦にまつわる意識や家事・育児などの行動は、どう変わったのか。

今回の発表では、夫婦の力関係として、家庭内のパワーバランスや望ましい夫婦の在り方意識などの変化に焦点を当て、ポイントとなった調査結果を中心に伝えています。
調査結果のポイントは、家庭で総合的な決定権を持っている人について、「夫」が1988年72.4%で会ったのが2018年では38.7%に激減、「妻」が1988年10.1%であったのが、2018年30.3%となり、両者のスコアは30年間で最も接近しました。年代別では「妻が30代以下」の夫婦で、今回はじめて「妻>夫」の逆転が生じました。

夫婦像の理想と現実では、理想も現実も「友達夫婦」が最多(理想では、夫64.9%・妻79.5%で、現実では夫53.8%・妻57.3%)でした。現実でも過半数は「友達夫婦」のようです。
また、「亭主関白」は絶滅危惧種で、理想でも現実でも、30年間で最低となりました。夫の理想では、1988年50.2%が2018年には17.8%と減少しました。
夫婦の依存意識(2018年のみ調査)は、「配偶者なしでは暮らせない」かの質問で「そう思う」との回答で、夫が67.1%、妻が59.5%となり、夫が妻を上回りました。
年代別では、夫、妻ともに「30代以下」で、「そう思う」との回答が高くなりました。

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今日も料理、頑張りました!

2018-07-04 20:11:22 | 昼食会
今日4日のふれあい昼食会は、53名の参加を予定して、福祉委員会のボランティアスタッフ水曜班が担当し、冷房が効かない中で頑張りました。

メインディッシュの鮭のホイル焼きは、生鮭としめじ、玉ねぎで、まず玉ねぎは、くし形切りにします。また、生鮭は下骨を丁寧に取り、下味として、塩をうっすら表面にふっておき、ホイルに包んでオーブンへ。
ラタトゥイユは、フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、にんにくを入れて炒めながら玉ねぎ、ズッキーニ、人参を、赤パプリカ、ピーマンに、コンソメをまぶし、野菜ジュースを入れて、中火でしんなりするまで煮込みます。今回はソーセージも入れて煮込みました。弱火にして20分ほど煮てから、コショウで味を調えました。少し冷ましてからお弁当につぎ分けたのですが、ソーセージは2個との制約を守るのに「ソーセージを下さい」と声が飛び、苦労しました。

その他に、すまし汁もいつものように花かつおを入れました。冷やっこのお豆腐は、衛生面を考慮して一旦、お湯の中に入れてから冷ましてホイルに入れて出すようにしました。結果、皆さん「美味しい!いつも皆さんに手間をかけて作っていただき感謝です。」と言って頂きました。参加した皆さんの「美味しい」と「ありがとう」が私たちボランティアでふれあい昼食会を運営するスタッフの励みになります。つまりお互いがウィンウィンの関係なのです。

さて、本日のアトラクションとして吹田徳洲会病院の地域連携室にお願いして「腰痛のおはなし」を理学療法士の和田先生にして頂きました。先生には前回ピンチヒッターとして「転ばないためにどうすればよいか?」をテーマにお話しして頂いたのですが、参加した皆さんから「時間が少なかった」「もっと詳しく聞きたかった」などのご意見を頂いていましたので、今回は少し多めに時間を取って頂きました。

人類は二足歩行を始めた時から、腰痛に悩まされてきました。また、腰は立つ、歩く、座る、寝る、起き上がるなど、私たちのあらゆる動作の中心的役割を果たしています。腰痛は症状であって、腰を主とした痛みやはり等の不快感といった症状の総称で病名ではありません。今日も腰痛を持っていますかとの問いに、多くの方が挙手をされていました。
そこで、誰もが経験したことのある痛み腰痛についてお話を展開されました。
まず腰痛の原因に始まり、危険な姿勢や動作等のお話をして頂きました。椎間板の異常による腰痛では、椎間板は背骨間のクッションであって、大福餅の回りから中のあんこが出てきた状態が椎間板ヘルニアと、わかりやすく説明して頂きました。

背中の「神経根症状」が出てきたら、マクロフアージが食べてくれるので治りやすいそうです。逆にちょっと飛び出したのは直すのが難しいそうです。マクロファージは、白血球の中にある免疫細胞のひとつで、体内に入ってくる細菌やウィルスやがん細胞をも消化する働きがあります。マクロファージの持つ基本的な働きに、「食作用」があります。つまり、体内に侵入してくる細胞やウイルスを捕食して除去していく働きを持っているのです。マクロファージは「食作用」を進める場合に、手を伸ばすように突起が発生して対象物となる細胞やウイルスを食べていきます。この大食な性質もあって、「マクロファージ」の名の由来があるのだそうです。その他、筋肉の状態や腹筋・背筋の強さのアンバランス、腹圧の低下、筋肉の弱さなど詳しく説明して頂きました。特に、筋肉は伸ばしすぎると元に戻ろうとする。吐く息を意識すると副交感神経神経が働くので血圧も下がる等のお話には、皆さん真剣に聞いておられました。

最後は、腰痛体操を実演して頂き、皆さんも実践されておられ、お帰りには「ありがとうございました。大変為になりました」と感想を述べられ、スタッフも企画した甲斐がありました。
蛇足ですが、足裏のかかとから親指の付け根あたりまでに腰痛や神経痛のツボがありますので、お風呂に入った時に刺激して下さい。
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共に生きる

2018-07-03 10:14:57 | 研修会
7月2日は、半夏という薬草の生える頃で「半夏生」と言われています。映画でもあったような気がしますね。夏至から11日目で、夏の3カ月の間、僧侶が1か所にこもって修行する中間の45日目を半夏と言います。この時期の天候で豊作か凶作を占ったともいわれています。ドクダミ科の半夏生の花言葉は、「内に秘めた情熱」だそうです。

さて、この日は、地震で延期された吹田市の民生・児童委員協議会総会が開催されました。いつものように物故者の黙とうに始まり,民生児童委員信条、児童憲章が朗読され、色々な方々の挨拶で始まりました。
挨拶は、総じて地震関連が中心でした。市長の挨拶では、災害対策では平常業務をレベルダウンすることなく対応する方針で臨むことでしたが、習性で自治体の中だけで完結させようとし、公用車が不足することで立ち止まってしまった。しかし、その不足分は大阪南部の各市や池田市のダイハツから借用するという発想に切り替え、市内はじめ被災地に多くの公用車が走り回らせることができた。

つまり、甘えるという事が恥であるという考えとSOSをどこに発信したら良いのかわからない。誰もが気付いているはずなのに、誰もが誰かがやるだろうと考え、問題が起こってしまう。現代社会の考えを、元に戻して、互助の強みを発揮することと、甘え過ぎはいけないが、甘えは恥ではない。と述べておられたようでした。
また、社旗福祉協議会の会長は、地震後すぐにボランティアセンターを立ち上げ250件を超える問合せがあって、支援活動が開始されたことや、民生委員の情報でボランティア派遣につながった案件もあって、福祉委員会の小地域ネットワーク活動においても民生委員の支援による地域が多いと称えておられました。少し恥じたのは、子ども家庭センター所長の「はぐくみホーム」の話で、事情があって実の親と離れて暮らす子どもは、吹田市で70人。そんな子どもたちに家庭を提供する「はぐくみホーム」の登録数はわずかに、約7家庭だというポスターでした。電車の中刷りでチラッと見たことを思い出しましたが、あらためて広報不足ではないかと、気分が晴れませんでした。
毎回、この総会は前年と寸分違わず運営されていることに、感心する一方で、今回初めて議案に対して委員から納得できる質問がなされ、今までと違った流れの扉が開けられたような感じがしました。

第二部は、関大の社会安全学部(世界で唯一の学部と強調されていました。)の奥村准教授による「民生児童委員だからできる安全安心なまちづくり」-巨大災害で死者を出さないために-と題しての講演でした。死者を出さないために何をすべきかで、何ができるかではない。民生委員は福祉に目が向いている今こそ、防災・減災の黒子となって、個々の家庭に声かけし、危険な状況を指摘する役割を担っているのではないか。安心安全の対価を支払う人をマッチングする社会づくりで、吹田市は住みよいまちとして3冠達成と喜ぶだけでなく、安心・安全な減災の街づくりを目標に貢献して欲しいと締めくくっておられました。

確かに、1923年に統計を取り始めて以来、地震らしい地震がなかったようです。しかい、今回の地震で防災・減災は一つの課題として浮上してきましたが、民生委員はそれ以前に、今後の団塊の世代を中心とした急速な高齢化による認知症の増加とそれに伴う徘徊など日常の問題に不安を抱えていますので、今後の活動の方向性を考える悩ましい課題を投げ掛けられたような気がしました。でも大変有意義な講演でもっと時間を取って聞きたいと思いました。

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