山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

おひな様と一緒にワクワク!

2019-02-28 16:57:09 | 子育て
2月28日のワクワク子育てサロンのテーマは「ひなまつり」です。

紙皿を折っておひな様の体にして、紙に顔を書いて形を作りました。参加したお母さんと子どもたちで、いろいろな顔をつくりお内裏様とおひな様として完成させます。
参加の皆さんには、静かに集中して一生懸命作っていただきました。

ワクワク子育てサロンは活動を開始して以来、山三地区に限らず千里ニュータウンの東部全域から多くの方々が、この亥子谷地域コミュニティセンターでの開催に向け楽しみにして参加して下さいます。

先人のボランティアが目指した理念である「地域の子育て中のお母さんの子育て支援」にを、踏襲して狭い地区を越えて参加して楽しんで頂いています。今年は、200回目の開催を11月に実施します。さてどんな企画になるのかな?
前日の27日には、スタッフの方が所有する7段飾りのひな人形をお借りして、みんなで飾りました。今回の雛飾りは、昨年の関東風から関西風に戻しました。元々、男雛と女雛の二体だけで、元来は宮中での天皇と皇后の並び方に倣い、日本古来の「左上位」の風習が採用され、男びなは向かって右、女びなは向かって左に飾っていました。

現在でも、関西では古くからの伝統を重んじて、この並べ方が一般的です。
ところが、関東では逆で、男びなは右向かって左、女びなは向かって右が主流となっています。この並べ方は、大正天皇と貞明皇后の宮中賢所での、御成始式でのお二人の並び方が知られてから、それに倣ったと言われています。
今回は、並べ方もみんなで色々と話しながら飾っていきましたが、いろんなWEBを検索しても微妙に違うのが分かりました。
きれいな雛飾りの前を元気な1歳4ヶ月の男の子が動き回り、興味津々!男性スタッフに“高い・高い”をしてもらってご機嫌でした。

ひな祭りの歴史は古く、その起源は3世紀頃の中国で行っていた風習です。
当時の中国では、「季節の変わり目は邪気が入る」と考えられて、上巳※じょうみと呼ばれる3月最初の巳の日に、水辺でみそぎをし、身体を清めることや、“曲水の宴”と言う水の流れのある場所のかたわらに座り、酒を注いださかずきを流し、自分の前を通り過ぎるまでに詩歌をよみ、さかずきの酒を飲んで次のひとに流すという風習がありました。
約1000年前の平安時代中期には、天皇のけがれをはらうために行われていたみそぎと結びつき、宮中行事へと移っていきます。
ひな人形を飾ることで女の子の不幸を人形が肩代わりしてくれるため、女の子が健やかに成長して幸せになれるというふうに言われています。
桃の花を飾るのは、桃の花には元々「魔除け」や「長寿」のパワーがあるとされ、桃の葉が入ったお風呂に入って邪気はらいを行っていたそうです。

今年もワクワク子育てサロンでは、地域の子どもたちが、いつまでも、元気で幸せになって欲しいと願って、ひな祭りのお祝いをしました。今回も前日にスタッフの方の家に1年間眠っていたのを出してきて、スタッフみんなで夕方5時から飾りつけしました。
後方で牛乳ブロックやボールで遊んでいた小さいお子たちも、お母さんと一緒になって顔に目鼻を入れ衣装に飾りつけて作っていました。
おやつの後は、絵本「ポッティなくいしん坊」を読んでもらい、手遊びのアンパンマンして頂きました。

さて、恒例の誕生会は、2月生まれはなく、1月生まれの1人と、2月生まれのスタッフ3人が祝ってもらいました。ひな飾りを横にしたアングルでスタッフとお母さんや子どもたちが一緒になってローソクの火を消していました。体操は、エビカニクスを行いお開きになりました。
今日の参加者は、33名でした。みんなどこから来るのかなと思って平成30年度の参加者を集計したら200名強で、その分布は山三地区周辺の地区からも半数弱が来ていました。スタッフのジュニアにもお手伝いして頂きました。ありがとうございました。

後片付けした後に、現在使わせて頂いているボランティア室が、3月から使えなくなり、準備や反省会など不自由になる可能性があることから、スタッフのみんなでおしまい!
次回は3月28日(木)です。アートバルーンをしましょうね!
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一日が有意義でした

2019-02-20 18:53:40 | 研修会
今日20日は、年に1回の福祉委員会実践委員研修交流会を開催しました。
日頃から福祉委員会の活動に積極的に参加して頂いている方々と学び、議論し、見聞を深めていこうという試みで、年1回開催しているものです。今年は20名の方が参加しました。
最初に、フットケアサロンBaumの代表の黒田さんと足育アドバイザーの藤田さんが「転ばないための靴選び」と題して講演して下さいました。

足クイズでは、足の裏の表面積は身体全体の2%とか、足の骨は28個あるとか、足のタイプにはエジプト型(日本人の7~80%がこれ)、ギリシャ型(2~30%くらい)、スクエア型があるそうです。
靴選びを失敗しないためには、①自分の足のことを知る、②サイズを決めつけない、③両足はいて歩いてみることだそうです。つまり自分の足に合った靴で、ウォーキング、ランニング、登山等々用途に合った靴を選ぶことが大切と言っておられました。
そもそも人間が靴を履く理由はというと、諸説ありそうですが、猿人の段階で木の上で生活していたのが地上で歩行するようになって、足を守るために靴のようなものを履くことになったようです。2007年の調査によると裸足で歩く方が、膝に与える影響が12%も少ないそうです。でも、素足での歩行は地面にの頃あらゆる細菌や汚泥物を直接自分の身体につけることになり嫌ですよね。

また、お二人で参加者全員の足の測定をして頂き、その上靴の履き方を正しく修正し、靴紐の結び方まで直して下さいました。参加の方々は、それぞれ自分の特徴がわかり、感心しきりでした。
昼食をはさみ、午後の部は昨年「5年後の福祉委員会はどうなっているか」をテーマに議論した内容で具現化したものや他に積み残したものも含めて、ボランティア活動の内容を深く掘り下げ、何ができるか・何を変えることができるかなどなど様々な視点で議論して頂きました。

結果、このままでは福祉活動は自然消滅しかねないとの危機感を持った意見もあるものの、皆さん未来志向で様々な方向性を掲げて頂きました。①各部会活動間の交流、②福祉活動の小中学生との協働活動。③課題を抽出し役員会で、具現化できそうな活動の可能性を検討し、各部会との共通認識をする。若い夫婦も交えた”子育てカーニバル”や”昼食会での誕生会”、”昼食会献立会議時にメニューの料理をして品評試食会”など、福祉委員間のコミュニケーションを高めることで活動の空気が変わり、新しい人も参加しやすくなる好循環ができるのではないか等々の発表がありました。
最後に委員長が大変有意義な意見交換ができて良かったと挨拶され、参加者を称えました。
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つながれ・みんな!

2019-02-13 13:56:56 | 子育て
吹田市民生・児童委員協議会の主催事業の一つとして毎年開催されている「夢のファミリーフェスタ」が、今年も2月16日(土)メイシアターで開催されます。
毎年、映画や将棋などのイベントを実施し、多くの親子連れが訪れています。
私たち山三地区の福祉委員会では、毎月第4木曜日に行っている子育てサロンの活動を1枚のパネルに表現して展示しています。
今回のテーマは「ワクワク子育てサロンってどんなところ」です。

パネルを通して福祉委員会のボランティア活動を見ることができるようにと、子育て部会のスタッフとライン上で意見交換しながら、「つながれ!泣いて笑って大きくなあれ!こころ豊かに大きく育て!子育ては大変だ!DAKARA楽しいのだ!」をサブテーマとして、今日コミセンに集まり、今までの写真を懐かしみながら、みんなで展示パネルの制作を行いました。
当日は、吹田市内33地区の福祉委員会が展示しますので、地区ごとの活動内容の特徴がわかると思います。楽しいですよ。
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