山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

幼児の噛みつきについて

2020-08-30 17:17:42 | 子育て
コロナ禍で自粛生活を余儀なくされている方は多いと思いますが、今日は新聞記事か雑誌かは忘れましたが、メモを見たら「保育園の子どもで他のお子さんにかみつく子がいました。ご近所で自分の子どもの周辺や公園では人にかみついている子どもを見たことがありません。もしかすると密の状態で長時間過ごすことによるストレスではないかと感じました」とのご質問があり、それについて、お茶の水女子大学の浜口順子教授(幼児教育学)以下のような回答をされていましたので、掲載します。
子どものかみつきの原因と、周辺環境の影響について、かみつきは1~2歳の子どもに多いと言われています。0歳児でも多いのですが、歯があまり生えていないこともあり、問題とされることは多くありません。3歳くらいからは大きく減少するとされています。という事でした。

さて、山三地区福祉委員会の広報誌「ふくし通信」ですが、前回6月号も掲載することを忘れていました。今日は「ふくし通信8月号」を掲載します。
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コロナ感染続き

2020-08-05 15:51:38 | 広報活動
最近のテレビでは、都市部の感染経路が不明な新型コロナウイルス感染症が増えていると報道しています。誰と濃厚接触したのか覚えがなく、どこで、どうやってウイルスを取り込んだのかが分からない人の感染は、おそらく、身の回りの物の表面に存在していたウイルスが手指を介して、目、鼻、口の粘膜に到達すること(接触感染)によって生じていると考えられるそうです。感染者の飛沫と共に飛び散ったこのウイルスが、さまざまな物の表面に付着してからどれくらい長く感染力を維持しているのか、そうした表面や手指をどのような方法で消毒すれば感染を防げるのかについて知ることは極めて重要だという事で、香港大学のAlex W H Chin氏らは、新型コロナウイルスを様々な環境下に置いて、感染力を維持している期間を検討し、有効な実験を行った結果を知らせています。
新型コロナウイルスは、4℃では高い安定性を示し、ウイルスの感染力を示す感染価は14日後までほとんど変化しませんでした。22℃では7日後まで、37℃では24時間後まで感染力を維持していましたが、56℃では30分後、70℃では5分後には、感染性のあるウイルスが検出できなくなったそうです。
各種表面での感染力の維持では、コピー用紙とティッシュペーパーの表面からは、30分後まで感染力を持つウイルスが検出されましたが、3時間後には検出できなくなっていました。紙幣の表面では2日後まで(4日後には陰性化)、ステンレス表面とプラスチック表面では4日後まで(7日後には陰性化)、感染性のあるウイルスが検出されました。
新型コロナウイルスが各種表面で感染力を維持している時間は下表のとおりです。


続いて消毒薬(家庭用漂白剤や消毒用エタノールなど)の効果を検討しました。
 室温22℃で、新型コロナウイルスを含む液15μL(体積、容積などの単位で読みはマイクロリットル。1μLは0.001㎖)に、通常使用する濃度に希釈したさまざまな消毒薬135μLを加えて、5分後、15分後、30分後にウイルスの感染価を調べました。
その結果、ハンドソープ液のみ、5分後に感染力のあるウイルスが残っていましたが、それ以外の条件ではウイルスは感染性を失っていました。
表2 消毒薬の新型コロナウイルスに対する効果

 今回行われた実験で、新型コロナウイルスは、ウイルスに適した環境下では安定性が非常に高いこと、しかし、標準的な消毒法はいずれも有効であることが明らかになりました。今注目され始めたポビドンヨードは、イソジンのうがい薬等に入っていますが、エビデンスは少ないが、口腔内のウイルスの減少が早くなりそうだと言っています。
 マスクをはじめとして、紙幣やステンレス、プラスチックなどの表面には、比較的長時間ウイルスが付着している可能性を念頭に置き、それらを触ったらできるだけ速く手を洗う、または消毒することが大切です。手洗いや消毒が済むまでは、目や鼻、口元を触らないようにしましょう。さらに、マスクの取り扱いには十分な注意が必要です。外すときには表も裏も触らず、密閉できる袋に入れて、布製であれば薄めた家庭用漂白剤を袋に注ぎ、浸してから洗濯をする、使い捨てマスクならば袋ごと廃棄する、といった方法を用いるほうが良さそうです。
出典:医学ジャーナリスト大西淳子さんの記事から。
コロナは、長期にわたる闘いであれば、自分たちで何ができるかを正しく知っておいたほうが良いと、無理せず続けられる対策を紹介していました。

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