11月28日(水)今年も山三小学校3年生と世代間交流を図りました。
今日は、福祉委員会9人と晴朗会9人とで、小学3年生2クラスを訪ね、2班に分かれ、パワーポイントで昔の生活道具のスライドショーを見ながら、児童たちと語らいました。
昔のかまどやちゃぶ台、湯たんぽ、ごみ箱、それに井戸水くみ上げポンプなどのスライドを見ながら、「何に使うのでしょう?」と質問すると、児童たちからは「知っている!」と言う声がたくさん上がり、それぞれ正解や、ちょっと違うかなって感じの回答が出てきて、高齢者の方が使い方や経験などを説明し、和やかに、にぎやかに交流しました。
また、その時間に別の班は、1階の校庭に下りて、七輪で火をおこすことから始めます。最初に新聞紙を少し丸めて置き、その上に枯れ枝や割りばしなどを重ねて炭を置き、マッチの擦りかたなどを教えてもらいますが、なかなかマッチが上手く擦れません。やっと火をつけて七輪に入れると、中の新聞紙が燃え上がり、枯れ枝にも火がつきました。好奇心旺盛な子どもたちの瞳もキラキラと輝きを増していきます。もう、サバイバルOKです。
福祉委員会のスタッフで竹の一端に節(ふし)を残して小さな穴があけてある長さ30cmぐらいの竹筒火吹竹を準備しました。それを使って火の勢いを増すようフーッと吹くと、子どもたちは、「わーっ!すごい火が上がってる」といって驚いていました。炭に火が付くと、子どもたちは、火吹竹で空気を入れる子、うちわであおぐ子など、煙の中で「煙い、煙い」と言いながら一生懸命それぞれに経験していきました。
続いて、いよいよ餅を焼きます。火がついた炭を少し少なめにして、火を弱くして七輪の上にもち網を置き、餅を焼きます。
火吹竹は、室町時代末にはすでに見られ火おこしの道具だったようで、昔は火種を絶やさず毎朝火をかきおこして吹きつけるのが主婦の重要な役目であり,このため火吹竹は重宝な道具だったようです。今日は、火吹竹の先端を火につけすぎて穴のある部分が焼けてしまい、使えなくなるハプニングもありました。
さあ!餅がプーっとふくれて焼き上がると、それぞれに先生砂糖は?醤油は?と言いながら、砂糖醤油を作り、それをつけて美味しくいただきました。
昔の子どもたちは、多くの兄弟姉妹、祖父母に囲まれて成長しました。子どもだからといって何もしないのではなく、家族の中でも役割を持っていたし家事も担っていました。でも現在は、少子化の波の中、兄弟姉妹の数は激減し、祖父母との同居も減少し、家族の中での人間関係が希薄化して学校生活が中心となっているようです。
また、高齢化の波は、老夫婦世帯や独居世帯が急増しており、生活の個人化と孤独化が進んでいます。
つまり、昔のように地域社会の中で誰かが見守ってくれた社会は、都市化・過疎化の急激な進展の中で、家族や地域のあり方が大きく変化してきました。地域社会の崩壊が危ぶまれ、子ども・青年・中年世代・高齢者の生活が個別化しています。あらゆる世代が健康に生活出来る地域社会を構築するための仕組みづくりが必要となっています。
その一環として、今日のような世代間交流もあるように思います。火おこしや昔の生活道具を学んだ子供たちは一様に「面白かった!楽しかった!」と言ってくれました。その後は、各々教室に入り、高齢者と共に給食をいただきながら楽しく歓談しました。
今日は、福祉委員会9人と晴朗会9人とで、小学3年生2クラスを訪ね、2班に分かれ、パワーポイントで昔の生活道具のスライドショーを見ながら、児童たちと語らいました。
昔のかまどやちゃぶ台、湯たんぽ、ごみ箱、それに井戸水くみ上げポンプなどのスライドを見ながら、「何に使うのでしょう?」と質問すると、児童たちからは「知っている!」と言う声がたくさん上がり、それぞれ正解や、ちょっと違うかなって感じの回答が出てきて、高齢者の方が使い方や経験などを説明し、和やかに、にぎやかに交流しました。
また、その時間に別の班は、1階の校庭に下りて、七輪で火をおこすことから始めます。最初に新聞紙を少し丸めて置き、その上に枯れ枝や割りばしなどを重ねて炭を置き、マッチの擦りかたなどを教えてもらいますが、なかなかマッチが上手く擦れません。やっと火をつけて七輪に入れると、中の新聞紙が燃え上がり、枯れ枝にも火がつきました。好奇心旺盛な子どもたちの瞳もキラキラと輝きを増していきます。もう、サバイバルOKです。
福祉委員会のスタッフで竹の一端に節(ふし)を残して小さな穴があけてある長さ30cmぐらいの竹筒火吹竹を準備しました。それを使って火の勢いを増すようフーッと吹くと、子どもたちは、「わーっ!すごい火が上がってる」といって驚いていました。炭に火が付くと、子どもたちは、火吹竹で空気を入れる子、うちわであおぐ子など、煙の中で「煙い、煙い」と言いながら一生懸命それぞれに経験していきました。
続いて、いよいよ餅を焼きます。火がついた炭を少し少なめにして、火を弱くして七輪の上にもち網を置き、餅を焼きます。
火吹竹は、室町時代末にはすでに見られ火おこしの道具だったようで、昔は火種を絶やさず毎朝火をかきおこして吹きつけるのが主婦の重要な役目であり,このため火吹竹は重宝な道具だったようです。今日は、火吹竹の先端を火につけすぎて穴のある部分が焼けてしまい、使えなくなるハプニングもありました。
さあ!餅がプーっとふくれて焼き上がると、それぞれに先生砂糖は?醤油は?と言いながら、砂糖醤油を作り、それをつけて美味しくいただきました。
昔の子どもたちは、多くの兄弟姉妹、祖父母に囲まれて成長しました。子どもだからといって何もしないのではなく、家族の中でも役割を持っていたし家事も担っていました。でも現在は、少子化の波の中、兄弟姉妹の数は激減し、祖父母との同居も減少し、家族の中での人間関係が希薄化して学校生活が中心となっているようです。
また、高齢化の波は、老夫婦世帯や独居世帯が急増しており、生活の個人化と孤独化が進んでいます。
つまり、昔のように地域社会の中で誰かが見守ってくれた社会は、都市化・過疎化の急激な進展の中で、家族や地域のあり方が大きく変化してきました。地域社会の崩壊が危ぶまれ、子ども・青年・中年世代・高齢者の生活が個別化しています。あらゆる世代が健康に生活出来る地域社会を構築するための仕組みづくりが必要となっています。
その一環として、今日のような世代間交流もあるように思います。火おこしや昔の生活道具を学んだ子供たちは一様に「面白かった!楽しかった!」と言ってくれました。その後は、各々教室に入り、高齢者と共に給食をいただきながら楽しく歓談しました。