山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

スーパーフードサバ缶が話題に

2018-10-28 19:46:51 | 健康
健康効果の高いスーパーフードといわれているサバ水煮缶が、色々とメディアで取り上げられています。現代人の健康には、食生活やストレス、睡眠不足などからくる生活習慣が大きく影響していますが、サバ缶には、①豊富なEPAで血管、血液の健康維持、②肌の老化予防、しみやそばかす対策に、③肥満対策、余分な脂質が少ない、④記憶力の維持、向上にDHA、⑤骨も強くなるなどの5つの効果が期待できるようです。

日本人の疾患について癌の次に多いのが心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞、動脈硬化など血管の老化や詰まりからくる血管病だそうです。血管病は、「生活習慣病」とも言われ、日頃の生活や習慣、食生活の乱れが積み重なって症状があらわれる病気なのですが、サバ缶は食生活の改善、血管の老化予防、血流の改善に効果があると注目され話題になっています。

サバは、生のまま缶に詰められ大型の圧力釜で、120℃で1時間熱処理されているので、栄養素が空気に触れず酸化防止になっているため、生のサバよりカルシュウムは43倍、ビタミンDでカルシュウムの吸収を助けてくれ血合いの劣化もなく、肥満対策に必要なEPAは生の1.3倍(イワシ缶は1.7倍)、DHAも多く含まれています。青魚の油にはEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が必ず含まれていて、血管、血液の健康維持に重要な役割を果たしていることが解っています。特にEPAやDHAは、ほとんど人の体ではつくられ難いとされている栄養素だそうです。一日の摂取量としては、水煮缶の約半分を食べればEPAの推奨される摂取量をクリアーすることが可能です。

サバには、新陳代謝を高めるビタミンB2やコラーゲンを生成してくれるビタミンEといった、肌に働きかけてくれるビタミンも豊富に含まれています。シミやそばかすの原因は、肌の生まれ変わりサイクルの乱れが原因であることも多く、これらのビタミンが足りていない可能性も考えられます。ビタミンB2を多く含む納豆や海苔、卵などと合わせて食べることによって、推奨される一日の摂取量は、成人の男女で約1mg~1.6mgを割と簡単に達成できるようです。
又、サバ缶の煮汁にも多くの栄養素が含まれていますので、味噌汁に入れるなど上手に活用した方が良さそうです。

実は女性の母乳にもDHAが多量に含まれていて、母乳で育った赤ちゃんと、粉ミルクで育った赤ちゃんとでは、記憶力に若干の違いが出たという研究結果もあるそうですよ。
食べ方では、サバ缶と根曲竹と味噌の組み合わせで脂肪燃焼アップ、サバ缶と納豆と引っ張りうどんで骨の強化になるそうで、朝食の方がより効果的なようです。10代後半から30代にかけてのAYA(アヤ)世代と呼ばれる若い世代でがんになる人が、年間2万人あまりいることが、国立がん研究センターの調査で初めてわかりましたが、この世代はより欧米化した食生活のようですから、サバ缶はお勧めですよね。特にがんともなると免疫力のこともありますので、免疫力にはさけ缶にアップの効果があるようです。肉の赤い部分に強力な抗酸化物質のアスタキサンチンがビタミンCの3000倍含まれているそうです。さけ缶とトマトのサラダやさけ缶とニンニクをオリーブオイルで炒めるのも効果的だそうです。みんなで、缶詰を見直して新しい料理に挑戦してみましょう。
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大汗 フキフキ たのし~い!

2018-10-25 17:05:07 | 子育て
今日は、朝からいいお天気でスタッフは黙々と準備にかかり、子どもたちが来るのを待っていました。時間が来ると幼児とお母さんたち、ともに続々と集まりました。10月のワクワク子育てサロンのテーマは“運動会”です。
先週の準備会では、幼稚園にあがる前の幼児たちの競技で色々と心配して頭を悩ませていましたが、やってみると、「ワーっ!頑張って!」「ほらママこっちよ」とスタッフも一緒になって楽しい運動会になりました。

幼児にとっては広い空間で、沢山の知らない人達(おじさんもいたなあ!)と一緒になって、体を動かし、不安だったけど、ちょっと喜びを味わって、ママやお友だちと一緒に遊んだ実感をいつまでも忘れることがないと思います。お昼寝に夢に出てきて体を動かし笑っていませんでしたか?
今日の運動会の種目は、大玉を座ったままでみんなで転がす、みんなで力を合わせてつなひき、スタッフが二つの箱を引っ張って、それに玉を入れて数を競う追っかけっこの玉入れ、牛乳の箱で作ったブロックをつなぎ合わせて作った迷路?とトンネルをくぐってゴールイン、それに風船に向かって、よーい!ドンなどを行い、泣きながらハイハイする幼児と、「こっちよ~!」と大声を出すママさん、或いはスタッフも参加して、にぎやかな運動会でした。

幼児期に体を動かす遊びを十分することは、基本的な動きを身に付けるだけでなく、生涯に渡って健康を維持し、積極的に活動に取り組み、豊かな人生を送るための基盤となるはずだと思っています。だからこそ季節柄のこともありますが、この時期に運動会としました。今年のワクワクの幼児たちは運動神経も良いのか踊るポンポコリンの曲をかけていたらリズムをとって踊る子も現れました。

お誕生会も、一人だけでしたが、幼児が終わるとママさんやスタッフの10月生まれが集まってハッピーバースでの歌でローソク消しをやって盛り上がりました。恒例のパラバルーンも少し慣れてきたようで、みんなでキャーキャーと言いながら親子で触れ合い、楽しい時間を過ごすことができました。

少し年齢が上がってくると、発達段階に合わせた運動遊びは、どうしたら良いかと頭をひねりますが、今日のは親子のふれあいと幼児の新しい経験みたいな感じで実施しましたので、何とか良い思い出作りになったのではないかと思いました。

みんな~!楽しかったかな~っ!来年はハイタッチで終わろうね!(来年の話はしない)
次回11月の子育てサロンは、22日ですよ!お友だちを誘ってふるって参加して下さい。
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安心子育て!赤ちゃんのサインをよく観察

2018-10-16 11:31:00 | 子育て
毎日の育児、お母さんは大変なのですよね。今日は、赤ちゃんについて参考になるかどうかわかりませんが、図書館で読んだ本をメモしていましたので少し書いてみました。
まず、赤ちゃんの離乳食の量です。気になるところですが、お腹が一杯になれば自然に食べるのを止めますので、食べるだけ与えても、食べ過ぎにはならないそうです。ウンチがちゃんと出ていれば問題ないそうですから、赤ちゃんのサインをよく見て下さい。

また、ウンチの色は緑黄色の良い便ですが、下痢が続く症状はおなかの中の消化酵素「ガランターゼ」が不足して下痢症状が長引いていることがあります。いつもの黄色や茶色のウンチが、緑色なのはおなかの中の良い細菌が少し少ない時に出るそうです。山吹色は、便秘の時に、少量の血液が混じる時は腸の壁に傷が出来て混ざったと考えられますが、血便といってほとんどのウンチに血が混じる時は、お腹の中で腸がねじれて、腸重積という病気を起こしていることがありますから急いで病院で治療してもらって下さい。

次に、赤ちゃんは、呑み込むことが苦手ですから、飲み物を飲もうとしてよくむせます。何もしていないのに咳き込んだりしますが、ぜん息のことがあります。でも、いつか飲み込むことができるようになりますので、成長を待ってみると良いでしょう。

これから冬に向かっていきます。風邪かなと思って病院に行くと「風邪ですかね」と言って薬を処方されましたが、一向に快方に向かわず病院を変えても同じ診断で同じ薬を処方されることがあります。咳や発熱が続いているのに薬の変更も検査もされず、症状の改善が見られない時は、病院を変えてみることです。お医者さんも得手不得手がありますから、他の病気を見逃している場合もあるのです。咳や発熱といえば、赤ちゃんは、インフルエンザの検査を嫌がりますが、ちゃんと優しく説明してあげると安心するようです。注射についても小さくても、いつもと違うという雰囲気で予防接種を感じているので「痛くないからね」と言ってあげると案外大泣きしないようです。終わった後には「偉かったね」と褒めてあげるようにしてあげて下さい。

また、赤ちゃんは良く頭をぶつけます。ぶつけた時は、24時間は注意して観察して下さい。もし何らかのトラブルがあれば、嘔吐や、顔色が悪くなったり元気でなくなってボーっとしたり、いつもと違う症状が出てきます。こんな時はすぐに病院につれて行きます。24時間経ってもこんな症状がなければひとまず安心です。お母さんの観察力は、意外と当たっていることが多く、自信がない時にはママさんの情報ネットワーク(※子育てサロン等でお友だちを作りましょう)で色々な病気を発見してくれます。
私の子育ての時に、びっくりした経験は、風邪で熱が出た時に、こたつに寝かしていたら「けいれん」を起こしてしまいました。慌てて舌をかまないように処置をして病院に連れて行ったことを思い出します。
短時間に急激に体温が上昇した時に起こる「熱性けいれん」は、次の発熱の時に再びけいれんを起こしやすいので、小学校に入るまでは、かかりつけのお医者さんに、以前に「熱性けいれん」の経験があると、伝え熱性けいれんを予防するお薬(座薬)を処方して頂いておく方が良いと思います。特にけいれんを起こすと脳にもダメージを受けることがありますから注意しましょう。

熱については、赤ちゃんの朝の体温は36.3℃だったのが夕方には37.3℃になって発熱ではないかと心配ですが、どこも悪くないことが多いようです。こんな高めの平熱は3歳頃からは、なくなるそうです。外気温が高い日が続いたり、保育園のエアコンが動いていなかったりする時は、体温が上がって帰宅して涼しい環境に変わると平熱になるなど、体温の調節が難しくなってきていることも考えられます。他にも3~4日ほど高熱を出した後に熱が下がった時に体中に発疹が出るのが突発性発疹です。
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自律神経のバランスを整え免疫力の向上を

2018-10-07 12:07:24 | 健康
自律神経とは、私たちの身体を構成する約60兆個の細胞を無意識下に調節している神経で、生命活動の根幹を担っているそうです。自律神経の働きで多くの細胞が一つの目的に向かって協調し作用しているのです。ご存知のように自律神経には交感神経と副交感神経があり、両者がうまくバランスを取り合って私たちの健康状態が維持されています。それらは相反する働きを持っており、交感神経は身体を活発に動かします。これが優位になると血圧が上がり、心臓の働きが高まります。血液にのって酸素や栄養素が身体中に巡り、大量のエネルギーが生成され活動時にふさわしい体調へと身体を導いてくれますので、主に昼間の時間帯に優位になります。一方副交感神経は身体を休息モードに導く神経で、細胞の興奮を鎮めて、身体をリラックスさせ、血圧を下げて心臓の働きを穏やかにし、血管を拡張し、呼吸を深くします。身体の緊張をほぐして心地よい眠りへ導いてくれますので、夜間に優位になります。

この二つが互いに正しく機能していると病気にかかりにくく、かかっても重症化しにくいと言われています。いうなれば「免疫力」が高い状態になるのです。自律神経が免疫システムに関与していることは、免疫細胞として血液中を循環する白血球の働きからも分かるそうです。白血球は、顆粒球、リンパ球、単球(マクロファージ)、の3種類の細胞からなり、この中で、マクロファージは、およそ5%を占め体調や年齢による変動はないそうですが、顆粒球は54~60%、リンパ球は35~41%前後を占めるようです。この二つは不安定で病気の発症と共にその割合は変動します。日本自律神経免疫治療研究会理事の安保先生は、その研究から交感神経が優位な時に顆粒球の割合が多くなり、副交感神経が優位な時にリンパ球が多くなることが分かったそうです。顆粒球は細菌を処理する細胞なので細菌感染が起これば増加し、必要以上に増えると体内の有益な常在菌まで攻撃します。その結果、正常な組織に化膿性の炎症を引き起こします。顆粒球は死滅する時活性酸素を放出し、それによって組織の破壊が進行します。

一方のリンパ球はウイルスなど小さな異物や、がん細胞など体内で発生した異常細胞を処理する働きがあります。しかし、副交感神経が優位な状態が続くとリンパ球が増えすぎて、花粉やほこりなど無害な異物に反応してアレルギー性の炎症を引き起こします。昔は交感神経が優位な人が多かったのですが、現代は副交感神経が日常的に優位になりすぎているのでアレルギー疾患にかかっている人が多いそうです。過食や運動不足、冷暖房に頼りきりの楽すぎる生き方をあらため、積極的に外気を浴び、運動で筋肉を刺激するようにした方が良いようです。逆に無理をし過ぎている人は、働きすぎや悩み過ぎに気を付けることだそうです。
自律神経を乱す要因となるストレスはなるべく排除し、自律神経のバランスを整えれば免疫力が高まり、薬に頼らずとも病気に打ち勝つ身体になるそうです。
では自律神経のバランスが乱れるとどうなるのか、一つは「低体温」です。体温は35.8℃~37.2℃なら健康体だそうです。「早寝早起き」「体を温める」「適度な運動」「日光浴」で低体温を克服しましょう。

免疫力を高めて健康体をめざすという事では、医療界において従来のがん治療法に加え「免疫療法」が脚光を浴びています。がんの三大治療として、がんを切り取る「手術」、がんに放射線をあてる「放射線療法」、抗がん剤などの薬を用いる「薬物療法」があります。身体に本来備わっている免疫のはたらきを利用する「免疫療法」は、第四の治療法と言われています。

その研究でノーベル賞を受賞された本庶佑氏は、免疫細胞が自分の体を傷つけないように、あるブレーキ役のPD-1というものを機能しないようにし、免疫力をフル活動させることができる分子を突き止め、画期的な治療薬のオプジーボとなりました。まだ見つかっていない標的分子は多く、新たに特定できれば既存薬「オプジーボ」を上回る治療効果のある免疫薬ができるかもしれない。とメディアで報じられています。

従来のがん治療法は、手術で切り取るか放射線で壊し、後は抗がん剤で追い詰めるのですが、小さな取り残しが再発や転移につながらないよう、抗がん剤で追い詰める考え方です。しかし、がん細胞は「死んだフリ」をして、抗がん剤の治療が終わったら、また動き始めるそうです。しかも、抗がん剤は正常細胞まで大きくダメージを与えるので、がん細胞と闘う免疫細胞や抗酸化機能などの生体防御機能まで損なわれてしまうのだそうです。しかし、がん細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見して、そのブレーキを取ってしまおうというのがオプジーボで、免疫細胞を働きやすくして生体防御機能を大きくし、がん細胞との綱引きに勝とうという、画期的ながん免疫療法に結びついたそうです。がんは、常在するがん細胞と免疫力のバランスが崩れて起きる生活習慣病とも言えるので、免疫力の向上は大切ですね。
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助け合いの心

2018-10-04 21:25:38 | 各種の地域行事
台風が過ぎ去った後の10月2日に共同募金の街頭募金活動を実施しました。赤い羽根共同募金は、今から70年以上前の1947年にはじまりましたが、共同募金のルーツは、はるか昔のスイスの山深い街から始まったのだそうです。街には、その日に食べるものもない人たちがいて、教会の牧師さんは心を痛めていました。
ある日、牧師さんは道ばたに箱をおきました。その箱には、「あたえよ とれよ」と書かれていたのです。「食べものが足りていて、誰かに分け与えることができる人は、箱に食べものやお金を入れなさい。」「今日、食べるものにも困っている人は、箱から食べものやお金を貰っていきなさい。」この箱は、現在の募金活動にもつながる、つぎの3つのキーワードでなり立っていました。

一つ目は、「匿名であること」です。決められた誰かを助けるのではなく、助けを必要とする皆のために与えたのです。与える人も、自分が誰なのかを明らかにしなくても構いません。二つ目は、「任意」です。与える人も、取る人も、参加するのは自由です。
そして三つ目は、「信頼」。道ばたに箱があれば、泥棒に取られたり、嘘をついて持って行ってしまう人もいたかも知れません。だけど、街の人たちがこの箱の意味をわかって、本当に必要な人の為のものなんだと、お互いに信頼し合っていたからこそ、なり立った仕組みでした。

太平洋戦争が終わって、焼け野原で沢山の人たちが苦しんでいる中で、助けあいの「赤い羽根共同募金」が始まりました。最初は、戦争で家や家族を失った子どもたちのために、寄付が役立てられました。だれもが苦しい生活でしたが、5億円をこえる寄付が集まりました。赤い羽根共同募金は、一人で暮らしているお年寄りの話し相手になったり、障がいのある人が出かけるお手伝いをしたり、私たちの住む町で助けが必要な人たちの為に使われます。

今日は、「赤い羽根共同募金にご協力ください」と呼び込みをするのですが知らん顔で通り過ぎる人も多く、募金箱は寂しい限りでした。しかし、スーパーの前での声かけ中に、お店の方の協力を頂き、店内で3000円集めて下さって、募金箱に温かい心が入りました。
その他にも、「ご協力お願いします!」の声が聞こえたから後ろを振り返り戻ってきて募金をして下さった方や「羽根はいいよ」とさりげなくポトン!と入れて通り過ぎる人等々様々な方が行き来した中、まだまだ人々の思いやりの心は残っているのだなと感じて募金活動は終わりました。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
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