山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

鬼さんが出てきた

2023-01-19 14:06:49 | 子育て
1月19日のワクワク子育てサロンは、スタッフが前週から色々と準備して、いつものようにマットや多目的ホールの床面も綺麗に拭いて実施しました。
今日は、16組が参加、直前になって急に公民館に申込があって、慌てましたが何とか出来て一安心です。16組に親子が参加してスタッフも入れると全員で46名がお正月遊びの凧つくりとちょっと早いですが豆まきで遊びをしました。
また、ゲストに栄養師さんを迎え、離乳食と幼児食について2グループに分かれて話をして頂きました。ただ、反省すべきは、設営計画では、子どもたちの遊びのスペースを確保してじっくり聴いて頂く予定でしたが、設営ができてなかったので、お母さんたちは子供たちの動きが気になってきちんと伝わったか、気になりました。スタッフのコミュニケーション不足でした。

コロナ状況で申込が少ないかと思われましたが多くの親子が参加してくれました。
今日の遊びのメインは、節分の豆まきですが、遊んでいる時に突然鬼のお面をかぶった男性スタッフ2人が鬼に扮して次々に会場に入ってきました。怖い表情の赤鬼、可愛らしい青鬼、ユーモラスな鬼に子どもたちは、豆代わりの小さなボールを必死になって鬼に投げました。中には豆巻きは、見たことないのか鬼さん登場に泣き出す子、お母さんの後ろに泣きながら隠れる子、鬼に近づき豆を投げては飛んで逃げていく子、鬼と握手する子どもなど十人十色でしたね。

節分とは、「季節を分ける」という意味があります。言いかえると、季節の変わり目ということです。日本には四季がありますので、季節の変わり目というのは年に4回あります。各季節の始まりは、立春、立夏、立秋、立冬が季節の始まりです。
なぜ豆をまくのか、というと、昔から穀物や果実には「邪気を払う霊力」があるとされていたからだそうです。豆をまくようになったことについては、収穫量が多かったことや投げやすかったから等々で諸説はあるようです。今日は豆の代わりにボールを投げ鬼さんが痛いと転んでいました。参加したみんなが、次の年も健康で幸せに過ごせるよう願っています。
ところで、豆巻きでは、お母さんたちの参加にノリが悪かったようでしたが、どうしてかなぁと思う反面、鬼さんが出場する前に間をとって「鬼さん来るよ〜❗️」と言ってメリハリのある仕掛けが必要だったのではないかと反省しました。
また、節分に巻き寿司を食べる風習は、福を巻き込むという意味と、縁を切らないという意味が込められ、幸福を司る歳徳神のいる方角の恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりするようになったそうです。

今年の節分の恵方は、南南東(細かくいうと南南東微南)だそうです。恵方巻を食べる風習はもともと関西で行われていたものだそうで、一説には今から91年前の昭和7年大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり、この流行は古くから花柳界にもてはやされていました。恵方を向いて無言で壱本の巻寿司を丸かぶりすれば其の年は幸運に恵まれる」と書いたチラシを配布したころからの始まりかもと言われています。知らんけど!当時のチラシが、大阪中央区本福寿司に残っているそうです。

初詣も恵方の方向の神社に参ったり、初めての事を行うときは恵方を向かって行ったそうです。恵方というのはとても身近なものだったのですね。
鬼が鰯の臭いと柊のトゲが大の苦手ということで、柊の枝にあぶった鰯の頭をさした「焼い嗅がし」を玄関先などにつるしておくと鬼がやってこないというものです。
今のお母さんたちには、古いかも知れませんが季節の行事もこのように古くから受け継がれている日本の伝統行事なのです。このまま廃れないように、ワクワク等の活動でつないでいきたいものです。
最後には絵本を読んで頂き、体操はありませんでしたが、さようならのごあいさつでお開きになりました。
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