山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

心のかようお弁当で

2022-03-02 15:35:14 | 昼食会
3月2日(水)、山三昼食会では、久しぶりにお弁当の配食を行いました。
本来なら独居でも自立生活が可能な高齢者にとって、外出自粛が招いたリスクは、身体的なリスクとしてその影響は大きく、回数を増やして対応したいところですが、ボランティア活動に限定されているために、ボランティアに参加する人も限られるために、そちらの方への負担も増加していくので、間隔を置かざるを得ないと考えています。

一方で、高齢者は感染のリスクを避けることで、運動不足によるフレイル(虚弱)が進むことが心配されます。飲食店が閉まり、お友達との会食が出来ない上、買物などちょっとしたお出かけが少なくなり、季節性もあって散歩や運動をする機会も減ってしまいました。運動をしないと、高齢者では2週間で筋力が23%低下するという調査もあります。一度減少した筋力の低下を元に戻すのはかなり難しいことになります。

スタッフが高齢者に「元気だった」などお弁当を渡すとき声掛けしていました。
また、人と会う機会やストレス解消の機会が減り、抑うつ傾向が強まることも心配されます。週1で参加していたサークル活動が中止になる上、近所での交流機会の減少もあって、抑うつ傾向を強め、さらには認知症のリスクも高まることは、様々な調査で明らかになっているようですから、少しでも顔見知りの人に会う機会や、話をする機会をつくることもあって、昼食会を開催したのです。皆さんお会いになって話される機会もあるのではないかと、開場では過去の昼食会の映像を流しました。

後ほど、お弁当に対しての感想も頂きました。細かく色々と入っていて、食べやすく、いろんな味が楽しめて良かったとおっしゃっていました。また、いつもお世話になるばかりで、何かお役に立ちたいと思っている方もおられました。

今日の参加者には、案内書に同封したアンケートの結果をまとめたものを、お渡ししてアンケートで困ったことがあると回答した方へは、若干のフォローができたようでした。
コメント
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