山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

コロナ禍での試み!”ふれあい昼食会”

2021-07-08 15:36:21 | 昼食会
コロナ禍で不要不急の外出を控え、人と接触の機会を減らした生活が1年以上続く中、山三地区福祉委員会では、一昨年まで地域の独居生活の高齢者が孤立しないように進めてきたふれあい昼食会が開催できなくなって、昼食会参加者へのお手紙やプレゼントなど少しでもつながりを感じることができるような活動を進めてきました。

とは言え、全ての人々の地域共生社会を実現するには、地域住民自身が思いやり、つながり、支え合いを実現する方向に向かう必要があります。残念ながら、人々の価値観は一様ではなく、多様であり、相いれないことも多々あります。そんな中で孤立してしまうことがないように、ちょっと外出して、顔だけでも見知った人に会えるなどの機会をと、テイクアウト昼食会を開催しました。もちろん、コロナ禍の中で、活動について話し合いを重ねながら、休止するという選択肢もありましたが、自主性と自由意思を尊重するボランティア活動と言え、今まで参加して下さった高齢独居の方々のお顔が頭をよぎります。
だからこそ、緊急事態宣言が解除された時期を見計らって、何とか機会を得ることができました。当日は、16名の昼食部会の委員がコミュニティセンター2階に集まり、それぞれの役割を担って43名参加予定の高齢者を待ちました。もちろんコロナ感染症対策は万全に準備しての開催です。

参加者には、お弁当を持ち帰って頂くだけではなく、いったん椅子席に座って頂き、委員がコロナ禍での生活に問題がないか、話しかけながら聞き取りをしていました。
そして、元民生委員の方にお願いして、「ご当地ソングで旅する日本・北海道編」としてビデオを上映して頂きました。会場では、もう一度行ってみたい北海道が懐かしいという声を聞きました。

いつもなら、終了後にスタッフの皆さんと、反省会を開き、問題点を抽出して次回につなげるようにしていましたが、今回はその機会もなく、皆さんお茶だけで、10時半から12時半まで気持ちよく頑張って頂き感謝感謝です。
コロナ禍が続く中、今年も水害の多い季節になりましたが、今後もコロナ感染対策を続けながら、今日の活動を個々人で反省をし、次回に続けられるようにしていきたいと思います。
次回は高齢者へのコロナワクチン接種率が好調に推移し、他の世代への接種も拡大していくことが期待されますので、もう少し充実した昼食会になることを期待されるところですが、ワクチン接種をすれば100パーセント感染しなくなるわけではなく、国全体で接種が進んでもしばらくは感染症対策を続けていく必要があるといわれていますので、慎重に進めて行きたいと願っています。早く安心して生活できる日々がくるとよいですね。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-07-08 17:20:40
昼食会の皆様お疲れ様でした。
今この時期に何が出来るか問いかける中
安心、安全を心がけ、検温、アルコール消毒はもちろん
会場までの動線も決められて、スムウズに移動も出来
会場内での北海道の旅気分を過ごされたと思います。皆さん方はお土産を持って楽しく帰られたと感じました。
Unknown (Unknown)
2021-07-08 19:19:20
コメントありがとうございます。!

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