風疹の流行の兆しがあるとのニュースで、調べてみました。
大人の風疹について。風しんウイルスに感染することによって、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが生じる病気です。平成24年から平成25年にかけて20歳代~40歳代の男性を中心に流行がみられました。最も怖いのは、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあることです。その確率は妊娠初期に感染するほど高く、妊娠1か月では50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%というデータがあります。妊娠していることに本人や周囲が気づかず、「無警戒」な時期に感染してしまうおそれもあるのです。(確率部分の引用:NHK赤ちゃんを守れより)
風しんは、風しんウイルスによって起こる感染症で、「三日はしか」と呼ばれることがあります。くしゃみや咳などで飛び散った唾などによって飛沫感染し、通常2~3週間の潜伏期間の後に、発熱や発疹、首や後頭部のリンパ節の腫れ、関節の痛みなどの症状がみられます。まれに高熱が続いたり、急性脳炎などの合併症を生じて入院が必要になったりするケースもあります。
妊娠20週ごろまでの女性が風しんにかかると、母体を通じて胎児がウイルスに感染し、生まれてくる赤ちゃんに「耳が聞こえにくい」、「目が見えにくい」、「生まれつき心臓に病気がある」、「精神や身体の発達が遅い」などの障害(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあるからです。その確率は妊娠初期に感染するほど高いと言われています。
引用:政府広報オンラインより。
平成24年〜25年9月中旬までに風疹による脳炎と診断された患者は18人に上っています。重症に至らないまでも、40度近い高熱が数日間続いたり、血小板が減少したりして入院するケースもあります。1週間ほど仕事ができなくなることが多いため、仕事や生活にも支障が出てしまいます。あなどることなく気を付けて下さい。
風しんは、ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。
平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、ワクチンを受ける機会がありましたが、それより年齢が上の人は受けていても1回。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。
引用:厚生労働省HP
麻しんはいわゆる「はしか」です。今年沖縄や愛知で発生し、6月には患者数が100万人を超えました。
大人の風疹について。風しんウイルスに感染することによって、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが生じる病気です。平成24年から平成25年にかけて20歳代~40歳代の男性を中心に流行がみられました。最も怖いのは、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあることです。その確率は妊娠初期に感染するほど高く、妊娠1か月では50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%というデータがあります。妊娠していることに本人や周囲が気づかず、「無警戒」な時期に感染してしまうおそれもあるのです。(確率部分の引用:NHK赤ちゃんを守れより)
風しんは、風しんウイルスによって起こる感染症で、「三日はしか」と呼ばれることがあります。くしゃみや咳などで飛び散った唾などによって飛沫感染し、通常2~3週間の潜伏期間の後に、発熱や発疹、首や後頭部のリンパ節の腫れ、関節の痛みなどの症状がみられます。まれに高熱が続いたり、急性脳炎などの合併症を生じて入院が必要になったりするケースもあります。
妊娠20週ごろまでの女性が風しんにかかると、母体を通じて胎児がウイルスに感染し、生まれてくる赤ちゃんに「耳が聞こえにくい」、「目が見えにくい」、「生まれつき心臓に病気がある」、「精神や身体の発達が遅い」などの障害(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあるからです。その確率は妊娠初期に感染するほど高いと言われています。
引用:政府広報オンラインより。
平成24年〜25年9月中旬までに風疹による脳炎と診断された患者は18人に上っています。重症に至らないまでも、40度近い高熱が数日間続いたり、血小板が減少したりして入院するケースもあります。1週間ほど仕事ができなくなることが多いため、仕事や生活にも支障が出てしまいます。あなどることなく気を付けて下さい。
風しんは、ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。
平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、ワクチンを受ける機会がありましたが、それより年齢が上の人は受けていても1回。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。
引用:厚生労働省HP
麻しんはいわゆる「はしか」です。今年沖縄や愛知で発生し、6月には患者数が100万人を超えました。