OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

やっぱりあんたはカッコマン

2016-05-11 15:39:00 | 日本のロック

カッコマン・ブギ c/w 港のヨーコ・ヨコスカ・ヨコハマ / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド (東芝)

さて、巷ではアメリカのオバマ大統領が広島訪問というニュースが大きく騒がれていますが、これに釈然としないのはサイケおやじだけでしょうか?

結論から言えば、ど~して「広島」だけで、「長崎」には行かないのか?

そして核廃絶を世界に訴えるという目的ならば、例えどんな理由があったにせよ、その悲惨を世に知らしめた当事国の現責任代表者が、既に全く「謝罪」を蔑ろにする姿勢を露わにしているのは、もちろん本人の思惑以外の力関係があろうとは知りつつも、冗~談じゃ~ねぇ~!

と憤りたいのがサイケおやじの正直な気持ちです。

そして我が国の安倍総理が鬼の首を取ったような態度で、喜々としている事にも、呆れるばかり……。

なんであんたは、「長崎にも行くべきだっ!」と言えないのかねぇ~~~。

そもそも、今回の訪問には、オバマ米国大統領の「俺は歴史に名を残したい」という目的意識が強くある事はミエミエであり、ついでに北朝鮮を揺さぶる狙いが見え隠れしているのは、なにもサイケおやじだけの勘繰りではないはずです。

だいたい戦争なんてものは勝った者の言い分が正論となるだけで、その最中には互に自らを正義と信じなければ遂行出来ない愚行の極みですから、それを終わらせるために原爆を使ったのは当然する思想論法を用いるのであれば、中途半端な被爆地訪問なんてのは、まさに愚行の上塗りですよ。

そりゃ~、来ないよりは良いって事も確かですが、果たしてそこで神妙になっていられるかは大いに疑問ですし、なんだか偉そうな演説をブチ揚げるというのですから、現アメリカ大統領の腹の中は肌の色と一緒なのかっ!?

とさえ思っちまうわけですよ。

うむ、あんたはやっぱりカッコづけが好きで、自分のために政治をやっているのだと思われても、気の利いた言い訳すら出来ないんでしょうねぇ~~。

ということで、本日は極めて過激な暴言を連ねた、そのついでに口ずさんだのが宇崎竜童率いるダウン・タウン・ブギウギ・バンドが昭和50(1975)年に出したシングル盤A面曲「カッコマン・ブギ」です。

ご存じのとおり、これは彼等が一躍ブレイクした前年の大ヒット「スモーキン・ブギ」の二番煎じであり、また結果的にB面収録だった「港のヨーコ・ヨコスカ・ヨコハマ 」が我が国芸能史に燦然と輝くメガヒットになった事から、今となってはちょっぴり忘れられた感もあるんですが、宇崎竜童の作曲よりも、当時は放送作家であった奥山恍伸=現・奥山コーシンの綴った歌詞の本音の面白さが痛快で、それこそまさに現在のオバマ米国大統領にはジャストミートですよっ!

どうか皆様には、今一度の鑑賞をお願いしとうございます。

最後になりましたが、未だオバマ米国大統領の広島訪問がどのようになるのか、その詳細が明らかになっていない段階では、サイケおやじのような者にしても、このような不見識な暴言は慎むべきなのが本当の日本国民の姿なのかもしれないという気持ちはあります。

でもねぇ~、それでも書かずにはいられなかったわけですよ、残念ながらねぇ……。

きっと、誰かが賛同してくれると信じるばかりです。

コメント (6)
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