セルスタンバイ対策（禁断の設定変更）

今日は、SC-02Bの設定に関するお話です。
設定なのですが、通常の設定変更ではありません、いわゆる「★★自己責任★★」で行なって下さいに属するものです。
元ネタはWeb検索で引っかかった内容であり、私の持っているSC-02Bで試した限りでは、現在のところ問題は発生していません。
動作保証、サポート等は一切行えませんので、予めご了承ください。

ドコモ製のスマートフォンに、日本通信などのMVNOが提供するSIM（パケット交換サービス専用）を入れて使うと、「バッテリーが大量に消費される」「アンテナの表示がされない」などの問題が発生する場合があるそうです。
いわゆる「セルスタンバイ」と言われる不具合ですが、原因は、Web検索をすれば引っかかりますから、ここで詳しいことは述べません。

対策も、Webで検索すると色々引っ掛かりますが、私が参考となったのは、以下のブログです。
・バッチファイル(要root) ブローヴちゃん（さん）
http://bl.oov.ch/2012/01/android-sim.html

ただ、この方法は、スマートフォンの「root権限を取る」という作業が必要です。
root権限というのは、Androidを採用したスマートフォンに対して、設定変更が何でもできてしまうようにしてしまうことです。
良いように見えるんですが、何でもできるということは、下手な設定変更を行うと、スマートフォンが動作しなくなる場合もありうるということです。
さらに、root権限を取る操作自体が、ハードルが高いと感ずる人も多いと思います。
最初、私も、root権限を取って、上記のバッジファイルで設定変更しようと考えました。
だけど、色々と情報を集めたら、Galaxy限定（全ての機種ではありません）で、ルート権限を取らなくても、設定変更できそうなことが分かりました。
Galaxyは、利用者へオープンにされた設定変更メニューの他に、製造会社等が使う設定変更メニューがあるそうです。
ユーザから見ると、隠しコマンドだといえば、イメージが湧くと思います。

前提として、私の持っているSC-02BのAndroidバージョンは「2.2.1」です。
OSのバージョンアップはしていません。
具体的には、以下の内容で、設定変更します。
ダイヤルパッドで、「*#*#197328640#*#*」（単純にダイヤルするだけです）とダイヤルします。
設定画面が表示されたら、 MAIN MENU → [1] DEBUG SCREEN → [8]PHONE CONTROL → [7]NETWORK CONTROL → [3]SERVICE DOMAIN → [3]PS ONLY （※多分、パケット交換サービス専用モード）を選択します。
選択した後、戻るで通常の画面へ戻ってから、電源の入れ直しを実施する。
これで終りです。

上記の対策を施して、一昨日から今日まで様子を見ました。
スマートフォンを「ほったらかし状態（セルスタンバイ）」にしても、大幅なバッテリー消費はありませんでした。
したがって、セルスタンバイ問題は解決したと思われます。
アンテナ表示については、電波強度のピクトとFOMAハイスピードのアイコンが表示されて、通信を行うとアイコンの表示がカラーに変化します。（※キャプチャー画面のとおり）
いわゆる「圏外」の表示は確認されませんでした。

Galaxyの一部機種限定になりますが、MVNOのSIM（パケット交換サービス専用）でバッテリー大量消費や圏外表示に困っている場合は、解決されると思います。
なお、MVNOのSIMでも、通話が可能なSIMを突っ込んだ場合、セルスタンバイは発生しないとのことです。

最初の説明通り「禁断の設定変更」ですから、自己責任でお願いいたします。


昨日は、天候が緩んで、やっと寒波が過ぎ去ったかと思ったんですが、まだ完全に去っていません。
昨夜から今朝にかけて、雪が断続的に降り続いたようで、朝は地面の上に10センチ強の新雪が積もっていました。
今日も、朝から雪かきで、もう雪は見たくないというのが、本音です。
日中は、昨日と同じで、気温が低めに推移したけど、空を見あげれば青空が見えていました。