夏休みが終わって、もうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。
来週末は小学校の運動会。翌週は幼稚園の運動会。
あー、ダメダメ。
うかうかしていると夏休みのことをすっかり忘れてしまう。
来年に役立てるために、書いとかなきゃと重い腰をやっとこさ上げました。
今年の夏休み、我が家に導入したのは「カンバン方式」。
表題下の写真のものです。
90×110の白いトタン板をリビングの壁に貼り付け、大きなホワイトボードを作成。
そこにマスキングテープとホワイトボードマーカーを使って
子どもたちの一日の行程表を作りました。
左の黄緑枠が幼稚園年少の下の子、右の緑枠が小学2年生の上の子用。
ところで、夏休みの問題ってなんでしょう。
・一日の時間の使い方
・生活習慣のみだれ
・40日という長い期間で片付ける宿題
・長い休みだから親としてやらせたい課題(1学期の復習などの勉強)
子どもと大人の決定的な違いは、時間に対する感覚という気がします。
大人は朝起きてから夜寝るまでの時間に限りがあることを
少なくとも分かってはいるけれども、
うちの長男は、遊んでいるうちに「いつのまにか」寝る時間がくるのです。
あとでやろうと思っていた諸々のことが、何もできていないのに!
そこで母は思うのです。そしてついキーキーと言うのです。
「やらなきゃいけないことは、早めに片付けなさい」と。
そしてケンカのゴングがなって、「だから言ったでしょ」↔「だって」の報復合戦です。
普段から上手くいかないのに、夏休みなんて絶対モメることまちがいなし。
だから、カンバンです。長男のカンバン。
まず日付、今日の外出予定、一日のスケジュール。
左がタスク(まだやってないこと)、右がOK!(できたこと)で、
左に並んだマグネットシートの「やることカード」を、できたら右に移動させます。
「漢字ドリル」や「はみがき」、「ふきそうじ」などの「やることカード」は、
朝に長男と一緒に、できるだけ時間を細かく設定しながら並べます。
そして、外出や昼食、おやつなどの10分前ぐらいに「予定通り進んでいるかなー?」と
ホワイトボードをチェック。それまでは、どれだけ遊んでいてもグダグダゴロゴロしていても、グッと我慢。
なんとか帳尻合えばそれでOK。できてなければ、もちろんお出かけはお留守番だし、おやつもナシ。
でも、「必要なことを、必要なだけ、必要なときに」が一目瞭然なので、
半泣きになりながらもたいていギリギリ間に合って、
実際にお留守番になったり、おやつ抜きになったことはなかったです。
(そのへんはまだ小2なので、素直で助かります(^^ゞ)
一番下の枠は、夏休み全体。宿題の進み具合をここでチェック。
こちらも終わったら左から右へカードを移動させます。
何がどれだけ残っているかが分かって、親としても先を見通せて安心。
このへんで「自由研究を片付けた方がいいな」とか「絵日記はいついつのお出かけで」とか、声をかけやすいし。
この方式、概ね上手くいったように思います。
問題点としては、おそらく2点。
・だんだん慣れてくると、「できてなくてもいいや」という気持ちが子どもに生まれてくること
(モチベーションを保つのが難しい)
・毎日リセットされるので、昨日の「できていない」が、できていない分を加算して今日に残らないということ
次の長いお休みは(冬休みかな)は、このあたりを改善して、
子どもが自ら考えて動けるよう、あまり小言を言わずにすむようにできたらいいなと思います。
ていうか、長男くん。お母さん、いろいろめっちゃ考えてんねんけど!
もうちょっと自分で考えな、時間の使い方!!! と、愚痴のひとつも言いたい母です。
ちなみに。下の子はお兄ちゃんと真逆で、流れが分かっている方が落ち着くタイプなので、
お兄ちゃんのついでに作った下の子用カンバンは今日の予定を説明するのと、
基本的な生活習慣を身につけるのに随分役立ちました。
●去年の夏休みはこちら。
2011-09-29 夏休みの宿題。(親ばかですが、)
●応援クリックをしていただけるとうれしいです。
人気blog ランキング
来週末は小学校の運動会。翌週は幼稚園の運動会。
あー、ダメダメ。
うかうかしていると夏休みのことをすっかり忘れてしまう。
来年に役立てるために、書いとかなきゃと重い腰をやっとこさ上げました。
今年の夏休み、我が家に導入したのは「カンバン方式」。
表題下の写真のものです。
90×110の白いトタン板をリビングの壁に貼り付け、大きなホワイトボードを作成。
そこにマスキングテープとホワイトボードマーカーを使って
子どもたちの一日の行程表を作りました。
左の黄緑枠が幼稚園年少の下の子、右の緑枠が小学2年生の上の子用。
ところで、夏休みの問題ってなんでしょう。
・一日の時間の使い方
・生活習慣のみだれ
・40日という長い期間で片付ける宿題
・長い休みだから親としてやらせたい課題(1学期の復習などの勉強)
子どもと大人の決定的な違いは、時間に対する感覚という気がします。
大人は朝起きてから夜寝るまでの時間に限りがあることを
少なくとも分かってはいるけれども、
うちの長男は、遊んでいるうちに「いつのまにか」寝る時間がくるのです。
あとでやろうと思っていた諸々のことが、何もできていないのに!
そこで母は思うのです。そしてついキーキーと言うのです。
「やらなきゃいけないことは、早めに片付けなさい」と。
そしてケンカのゴングがなって、「だから言ったでしょ」↔「だって」の報復合戦です。
普段から上手くいかないのに、夏休みなんて絶対モメることまちがいなし。
だから、カンバンです。長男のカンバン。
まず日付、今日の外出予定、一日のスケジュール。
左がタスク(まだやってないこと)、右がOK!(できたこと)で、
左に並んだマグネットシートの「やることカード」を、できたら右に移動させます。
「漢字ドリル」や「はみがき」、「ふきそうじ」などの「やることカード」は、
朝に長男と一緒に、できるだけ時間を細かく設定しながら並べます。
そして、外出や昼食、おやつなどの10分前ぐらいに「予定通り進んでいるかなー?」と
ホワイトボードをチェック。それまでは、どれだけ遊んでいてもグダグダゴロゴロしていても、グッと我慢。
なんとか帳尻合えばそれでOK。できてなければ、もちろんお出かけはお留守番だし、おやつもナシ。
でも、「必要なことを、必要なだけ、必要なときに」が一目瞭然なので、
半泣きになりながらもたいていギリギリ間に合って、
実際にお留守番になったり、おやつ抜きになったことはなかったです。
(そのへんはまだ小2なので、素直で助かります(^^ゞ)
一番下の枠は、夏休み全体。宿題の進み具合をここでチェック。
こちらも終わったら左から右へカードを移動させます。
何がどれだけ残っているかが分かって、親としても先を見通せて安心。
このへんで「自由研究を片付けた方がいいな」とか「絵日記はいついつのお出かけで」とか、声をかけやすいし。
この方式、概ね上手くいったように思います。
問題点としては、おそらく2点。
・だんだん慣れてくると、「できてなくてもいいや」という気持ちが子どもに生まれてくること
(モチベーションを保つのが難しい)
・毎日リセットされるので、昨日の「できていない」が、できていない分を加算して今日に残らないということ
次の長いお休みは(冬休みかな)は、このあたりを改善して、
子どもが自ら考えて動けるよう、あまり小言を言わずにすむようにできたらいいなと思います。
ていうか、長男くん。お母さん、いろいろめっちゃ考えてんねんけど!
もうちょっと自分で考えな、時間の使い方!!! と、愚痴のひとつも言いたい母です。
ちなみに。下の子はお兄ちゃんと真逆で、流れが分かっている方が落ち着くタイプなので、
お兄ちゃんのついでに作った下の子用カンバンは今日の予定を説明するのと、
基本的な生活習慣を身につけるのに随分役立ちました。
●去年の夏休みはこちら。
2011-09-29 夏休みの宿題。(親ばかですが、)
●応援クリックをしていただけるとうれしいです。
人気blog ランキング