思いついたら、作りたくなって。

おもちゃ、インテリアなど、ちょこっと手作りの品々と作り方を紹介します。

カメさん→ハリネズミのおもちゃ

2006-03-29 | 木のおもちゃ
織物をすると木が触りたくなり、
木工をするとまた織りたくなる・・・困ったモノです。

仕事柄 不自由しなかったモノ。
集めているわけでもないのに、
自然と手元にはクリップ、クリップ、クリップ。
引き出しを捜すのが面倒で、
次々新しいゼムクリップを使っていた私。(スミマセン)
退職時に返したはずなのに、
自宅にはまだまだ沢山あったのです。

そこで。何かおもちゃが作れないかな、と。
幸い息子は2歳を間近にひかえ、誤飲の心配もない様子。
磁石にくっつけて遊ぶおもちゃを作ってみました。

カメさんにクリップをつけると、ハリネズミに変身です。

息子の反応はというと。
まだ手があまり器用ではないからか、
磁石にくっつけるよりも取る方が楽しいようです。
「ここっ! ここっ!」と指差して、クリップを付けろと指示出し。
そして「ジャーッ!」と大喜びでクリップを取ってはぶちまける・・・(^^;)
正直 このおもちゃで遊ぶには親の修行が必要です。
忍耐という文字を噛みしめながら、
クリップをひろう母。
「もう少し大きくなるまで遊ばせない!」と心に決めながら・・・

ステーショナリーとしてオフィスで使うのはどうか。
実は少し問題があります。
クリップを取るとき、たまに1つだけではなく
バラバラッといくつか落ちるときがあるのです。
忙しいとき、きっと「イーーーーッ」となるはず。
ただ「ハリネズミさん、今日はどんな髪型がいいですか?」なんて
癒されたい時には良いかもしれません。

全ては試行錯誤から生まれるモノ。
このアイデアはまた別の形で成功させたいなと思います。


●今回ボディに使用した木片、実は以前に紹介したガクブチを作った残りです。
 木片をボンドで貼り合せ、木刀でカタチを削りだしました。
 ・2005-05-23
 旅先で描いた風景画にガクブチを。


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創作「まる織り」

2006-03-23 | 織りモノ
とっても画期的なことを発見した気分です。
名づけて「まる織り」。

急に思いついて創ってみました。
ツルを丸めて、糸を張って、よこ糸を
クルクル クルクル クルクル回して織ります。

我ながらおもしろいと思うのは、
枠があって糸を張ることができれば、
どんな所にでも何にでも布が織れるということ。
特別な道具も場所も必要ありません。

今回はひとまずコースターを織りましたが、
この発想はいろいろなモノづくりに活かせると思うのです。

すでにいくつかの構想もあって、
これはライフワークとして世に広めていかねば!
なんて興奮している私。少し調子に乗りすぎています。。。


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裂き織り「コースター2」

2006-03-17 | 織りモノ
以前に紹介した青いランチョンマットを織った際、
経糸が少しあまったのでコースターを織りました。

写真は近くのお寺で撮影。
花は息子が摘んでくれました。
小さな草花は咲き出しています。
桜ももうすぐですね。

花器は知人の作。
小さな小さな花がよく似合います。

正方形に織ったつもりが、
機から外してみると思ったより短くて。
そこで捨て織り部分を生かして、
なんとか正方形に仕上げました。

裂き織りは少しクドクなるところもあり、
ちょうどよいアクセントになったかも。
ケガの功名です。


今回の更新は、実は時間稼ぎ。
最近 とある大発見(自分としては)をしまして、
それをなんとかカタチにすべく、作りまくっています。
次回の更新をお楽しみに。。。


●以前に紹介した裂き織りシリーズはこちら
 ・2006-1-28 裂き織り「お箸いれ」
 ・2006-2-15 裂き織り「コースター」
 ・2006-3-05 裂き織り「ランチョンマット」


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創作 木のおもちゃ「プッシュ*プッシュ」

2006-03-10 | 木のおもちゃ
ずっとお出かけ用のおもちゃが欲しかったのです。

電車やバス、駅のホーム、病院の待合室やレストラン、
場所を選ばずどこでも遊べて、飽きないモノ。
なおかつ持ち運びのしやすいモノ・・・。

テーマは「プチプチ」。
そう、あの梱包材のプチプチです。
見ると思わず手が出る、少しの間ハマってしまう。
大人でも子どもでもヒマがつぶせる・・・そんな感じ。

そして、ある日突然思いついたのが、
「プッシュ*プッシュ」(写真)。

遊び方は単純。
木のボタンを押すだけです。
片面を押し終えたら、今度は反対から、そしてまた反対・・・と。
ところがこの木のボタン、
押し心地がなかなか絶妙なのです。
キュッと押し出す感じ。目指したのは茶筒のフタの感触。
そして、うまく押せると
木と木が当たって「カコンッ」と気持ちのいい音がなります。

両手で持って、親指で押す。
カッツン、コッツン、リズムを楽しんだり、
ボタンを早押ししたり、押し心地の違いを比べたり、
大人もついつい押してしまいます。
もちろんちびっ子も。

息子(現:1歳10ヶ月)もこれが好きです。
カバンに入っているのを見つけると
喜んで引っ張り出して遊びます。
お出かけのとき限定のおもちゃ、というのもミソ。
いつも遊べると鮮度が落ちてしまいますから。

ボタン横には木のボタンを動かせる道を開けました。
これは子ども用。
クネクネ動かして遊ぶのです。

長い時間遊ぶのはムリ。でも少しの間ならしっかり集中。
そしていくつになっても遊べそう。
外出先の待ち時間、大人しく座って遊ぶ息子を見ながら
「これはいいモノを作ったゾ」と思わずほくそ笑む母なのです。
動き回ってイタズラをする子どもを怒りながら追いかける、なんて
想像するだけで、もうウンザリですもんね・・・(^^;)


●以前に紹介したお出かけ用おもちゃはこちら
 2005-6-20
 ながーく楽しめる布絵本


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裂き織り「ランチョンマット」

2006-03-05 | 織りモノ
裂き織りシリーズ。
ランチョンマット(写真)がようやく完成しました。

糸の量が少なく、赤系が一枚しか織れなかったため、
別の糸で青系をもう一枚織りました。
私は赤の方が気に入っているので、青は夫です。

市販のランチョンマットは横幅が狭くて
お皿とカトラリーを並べると、ワイングラスの場所がないのが不満。
そこで幅は長めに仕上げました。
色鮮やかなランチョンマットも
白いお皿を置くとしっくりきまります。
黒っぽい和食器もいい感じ。
ただ、柄のある瀬戸物はいただけません。
別にシックなランチョンマットを織る必要がありそうです。

裂き織りに使った布の写真も載せました。
左の赤系2種類、右の青系2種類、
それぞれ組み合わせて織っています。

最近は息子もランチョンマットをひきたがります。
自分だけプラスティックのトレーなのが不満な様子。
大人の真似がしたいのです。だんだん生意気になってきました。

息子用に、左のオレンジっぽい布と右上の緑っぽい布を使って
もう一枚織ろうと思っています。


●以前に紹介した裂き織りシリーズはこちら
 ・2006-1-28
 裂き織り「お箸いれ」
 ・2006-2-15
 裂き織り「コースター」


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