思いついたら、作りたくなって。

おもちゃ、インテリアなど、ちょこっと手作りの品々と作り方を紹介します。

木の電車。55両。

2012-02-06 | 木のおもちゃ
あっという間に2月です。
友人が、1月はいく、2月はにげる、3月はさる、とブログに書いていました。
なんだかジジクサイ、いえ、ババクサイこと言うなぁなんて
思っていたのですが。
2月になってわかりました。この格言はホントです。

ただいま 我が家は2階の一大セルフリフォーム中でして。
やらねばならぬことも、やりたいことも山のようにあるのに、
ひとつひとつ段階を踏まないと片付かないので、完成がはるか遠くに思えて
イライラと焦りばかりがつのります。

そんな中、この4月。早いもので次男も幼稚園に入園です。
次男はとても個性的な自由人で、幾何学模様とアルファベットと数字が好き。
そして規則正しくモノを並べたり、ブロックやカプラを使って情景を作るのに余念がありません。
レゴでも車を作るのではなく、車が止まっている風景を作るのです。
長男とは遊び方がまったく違っていて、同じ兄弟でも個性がでるなぁって感心します。

そんな次男のため木の電車のおもちゃを作りました。
普通の知育玩具のナンバートレインなら10両のところ、
全部で55両あるところが、母のこだわり。

ここから、長男が小さいころに気づいて以来、ずっと温めていた持論です。
1~10までの知育玩具は、1~10までの数を数えたり、覚えたりするのに役立ちますが
数の並びを算数として理解できるわけではないと思うのです。
「1、2、3、・・・」という数は、「1、1+1=2、2+1=3、・・・」と
前の数に1を足している数の並びだということにつながっていない、と。
そう思ったのは、4歳ごろに一緒におやつを食べていたとき。
子どもに「お皿にお菓子は何個ある?」と聞くと、
「いち、に、さん、よん! よんこ」とバッチリな返事。そこへ一つ足して、
「なんこになった?」と聞くと、もう一度はじめから数えて
「いち、に、さん、よん、ご! ごこ」と答えます。
そこで、ははーんと。数は数えられても、順番としてしか理解していないなと。

そこで、数を並べて遊ぶと感覚的に一つ多いことに気づく
数字のおもちゃは作れないかと頭をひねり、思いついたのがこの木の電車です。
同じ色でそろえると車両の長さで、数と量感の違いがわかるのでは・・・と。

ここまで数があるとなかなか壮観です。車両をつなげると、すごーく長くなります。
電車好きの次男は楽しそうにつなげて遊んでいます。
肝心の狙いは? ですよね。残念ながら、制作意図にはまったく気づいてくれていません (^_^;)
ま、そのうち。遊びながら教えていこうかなと思います。

作るような物好きはあまりいないかもしれませんが、こんなの売っていないし、
久しぶりに作り方を。

<作り方>
1)太さ12mm×18mmの角材を長さ35mmにカットする。55個分。
2)ナンバーを描き、10色にペイントする。
3)片側にボンドを塗ってから画鋲を刺し、反対側にマグネットを貼る。
  (ダイソーで売っている、片側に両面テープがついた貼れるマグネットが便利)
4)マジックで窓や扉を描くと、電車っぽくなります。

電車とはいえ、車輪がないので簡単。でも、すごく根気がいりました。
いろいろ試行錯誤したので、写真をよくみると変なのがあります。
次男がしっかり「これちょっとちがうみたい」って (T_T)
ケースには、セリアのコレクションケースがピッタリでした。
子どもが大きくなったら、インテリアとしてもいいかなぁと思います。こんなに沢山はいりませんが。。。
少々 自己満足な木の電車です。


以前に紹介した、木の電車おもちゃのパーツはこちら↓
ちょっと壊れてきたけど、今も大活躍です。
2009-03-09 車庫、トンネル、行き止り。

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