ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

大先輩の目

2009-05-22 15:36:16 | ZZR1400

出張中に知り合った GW の大先輩です。「あなたは GW の何を知っていると言うの?」という様な目の一瞥を出会いの時に喰らいましたが、別れ際のこの目も何かを雄弁に物語っているかのようでした。

GW って、単なるバイクの域を超えて、ある種の高尚な域に達している、敢えて言えば、文化的なものの一つのジャンルになっているかのような気がします。この大先輩もそんな文化村を守る防人の一人なのでしょう。

単に、「アメリカ人受けするバイク」という説明で終わらない魅力、ドイツでは年間コンスタントに300~400台売れている事実、3万ユーロを越える400万円超のGWの値段は、実売値段のZZR1400を新車で3台買えるものです。

単に「アメリカ的なものに憧れる」だったら、ハーレーにすれば良かったのだろうに、「なぜ GW なの?」の問いに、この方は、「なぜ、ハーレーと較べるの?自分は別にアメリカ文化に魅力なんか感じていないよ」と答えていました。

そんな GW の中でも、ポルシェの911シリーズの「空冷」対「水冷」のような断絶に近いものがあるとの印象があり、その辺を掘り下げていくとまた面白いものが見えてくるかも知れません。

いずれにしても、「人との出会い」は新しい事を教えて貰える良い機会です。これからも、そんなチャンスを逸しないようにしたいと思います。中坊時代に聞いた深夜放送に、「話しかけなければ過ぎ去ってしまう」のような事を繰り返し言っていたアナウンサーが居ましたが、まさにその通りなのでしょう、人と人との出会いとは。

 


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