ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

タンデムの意味

2019-08-31 10:20:10 | ZZR1400

※これは院長先生宅の置物

タンデムの意味、普段はタンデムしないとか、決してタンデムしないとか、タンデムする相手がいないとか、タンデムばかりしているとか、状況は色々だと思いますが、"意味"について考える事ってあまりありませんでした。
今度の夏季休暇は別に仕事と結びつけなくても自分のバイクでも来れたんですが、女房の方から"バイクで行かない?"って誘われて、彼女の"渇き"を察し、咄嗟に"うん"と言ってしまったんです。本当は2013年の大きなバイク事故以来、長距離や二人乗りは避けていたんです。長い時間走っていると、どうしても想い出しそうで怖かった、が本音でした。
K1600GTLは、発売当時の長距離テストランの印象では好印象でしたし、現在所有しているバイクにABS付きが無く、女房を乗せたくは無かったんです。それで、2016年にマイナーチェンジを受けたK1600GTLの長距離タンデムランをすることになりました。この手のバイクはせいぜい乗ったと思っていましたが、徹底的にタンデムしないと見えなかったことが沢山あって(見つかって)、走れば走るほど事故後のトラウマも薄まって来ています。
事故後に女房が我が家の主のようになり既に6年目になります。それまでは私が25年間主だったんで、現実とは直ぐにはリンクしないにせよ、短時間、精神的にタンデムの前後を交換したかった、のでしょう。先日の夜(スロベニアの最後の夜)に思い切って女房に訊いたら、"そう明確には考えていなかったけど、そうハッキリ言われると、そうだと思う"って言われました。
私は事故後に全く違う職種に転身中ですが、それは元々したかったこと、それをドイツでリアライズするとは思いいませんでしたが、家族の応援無しには不可能なことでした。女房にも娘にも感謝しています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。