6月のある日曜日にマメの幼稚園の日曜参観に行ってきました。
保育参観の前に講演会があったんですが、今回の記事はこの講演会の話。
この日は双子も連れていったので、ゆっくり話は聞けないことは覚悟してたんですが、案の定、目と手は我が子に耳だけ講師の先生に預けるということに…。
私の文才では全部を伝えることも、要約して分かりやすくすることも難しいですが、なんせいい話で、夫も私も感動して、今だにその話で盛り上がったりしています。
最近、何か余裕がなくて、何もかも投げ出したくなるような気持ちだった私、そんな時、先生の話は私が子育てする上で自分が目指していること、心に留めて育児していることを思い出させてくれました。
忘れかけていたことを思い出したとき、涙が溢れてきて、双子を相手しながら、それをこらえるのに必死でした。
うまくまとめられるか分かりませんが、覚えていることだけ少し…
<子どもに絵本を読んであげたら、読み終わった時に子どもは必ず「もう一回」と言います。
その話が面白かったから、楽しかったからです。
また別の日も同じ本を持って来ます。何回読んでも誰が読んでも同じ結末だから安心するんです。>
そう、私も育児して一番大事にしていることは生活リズムを守るということです。毎日同じ時間に起き食べ、遊び、寝る。
毎日の決まった繰り返しの中で子どもは安心を覚え、そしてそこから旅立つ勇気と自信を養います。
自分でいろいろ考えて五体を使って遊ぶ、これだけで、子どもにとっては新しい発見があるし、日々発達しているから同じことが同じにならない驚きと喜びがあります。
だから、特別なことは必要ないと思ってます。
親にとってはマンネリな毎日も子どもにとっては新しい毎日なんです。
ただ子供の笑顔があれば何もかも忘れて幸せ…だと思えるほど私は聖人君子ではありません。
家事も時間どおりにやりたいし、自分の時間も欲しい。マンネリな毎日に刺激も欲しくなる。
私の場合、ここら辺の調整を間違うとノイローゼになってしまうのかなと。
幸いまだそこまでには至っていませんが、最近の状況はちょっと危なかったです。病んでいたんですね。
絵本の話に戻りますが、私は絵本を読む時、字に書いてないこと、あれこれ付け足して読んでいました。でもそれって親の欲目というか色気なんです。
それが見えた時点で絵本はつまらなくなってしまうんですって。
とんでもないことをしでかしてましたよ私は。
それがよく分かったのが、講師の先生が読んでくれた『ぐりとぐら』です。
この本の最後で二人は車に乗ってるんですが、そのページには文がありません。
そのページを見せながら、先生が一言。
「車に乗ってお家に帰ってるんだね。なんて言わないでくださいよ。」と。
それまでに先生は、絵本のページをめくりながら、ぐりとぐらの家のあるのがどちらの方か私たちに推理させていました。めくるたび、どうも読み手から見て左側じゃないかと結論が出たところで最後の車のページです。
車は読み手から見て右側に向かってます。
「親はね、お家に帰っておしまい…にしてしまいたいんですよ。でもね、まだ終わらない、ぐりとぐら(子どもたち)はまだ冒険に出かけるんです。」
やられました。
私、『ぐりとぐら』読んだことありませんでしたが、たぶん、最後のページ、「家に帰ってるんだね~」と満足げに絵本を閉じていたでしょうね。ダメ母です。あぁ反省です。
想像力の豊かな子に育って欲しいと思いながら、想像する機会を奪っていたなんて。
他にも私の思い上がりを気付かせてくれるお話がたくさんありました。
この日の話し、感じたことを忘れないために、『ぐりとぐら』買いました。
もちろん、子どもたちに読んであげるためですが、私たち夫婦のためにも。
今度、この先生の話を聞く機会があったなら、じっくり一番前で聞きたいものです。
さぁ、また子育ても新しい気持ちで頑張れるかな。
保育参観の前に講演会があったんですが、今回の記事はこの講演会の話。
この日は双子も連れていったので、ゆっくり話は聞けないことは覚悟してたんですが、案の定、目と手は我が子に耳だけ講師の先生に預けるということに…。
私の文才では全部を伝えることも、要約して分かりやすくすることも難しいですが、なんせいい話で、夫も私も感動して、今だにその話で盛り上がったりしています。
最近、何か余裕がなくて、何もかも投げ出したくなるような気持ちだった私、そんな時、先生の話は私が子育てする上で自分が目指していること、心に留めて育児していることを思い出させてくれました。
忘れかけていたことを思い出したとき、涙が溢れてきて、双子を相手しながら、それをこらえるのに必死でした。
うまくまとめられるか分かりませんが、覚えていることだけ少し…
<子どもに絵本を読んであげたら、読み終わった時に子どもは必ず「もう一回」と言います。
その話が面白かったから、楽しかったからです。
また別の日も同じ本を持って来ます。何回読んでも誰が読んでも同じ結末だから安心するんです。>
そう、私も育児して一番大事にしていることは生活リズムを守るということです。毎日同じ時間に起き食べ、遊び、寝る。
毎日の決まった繰り返しの中で子どもは安心を覚え、そしてそこから旅立つ勇気と自信を養います。
自分でいろいろ考えて五体を使って遊ぶ、これだけで、子どもにとっては新しい発見があるし、日々発達しているから同じことが同じにならない驚きと喜びがあります。
だから、特別なことは必要ないと思ってます。
親にとってはマンネリな毎日も子どもにとっては新しい毎日なんです。
ただ子供の笑顔があれば何もかも忘れて幸せ…だと思えるほど私は聖人君子ではありません。
家事も時間どおりにやりたいし、自分の時間も欲しい。マンネリな毎日に刺激も欲しくなる。
私の場合、ここら辺の調整を間違うとノイローゼになってしまうのかなと。
幸いまだそこまでには至っていませんが、最近の状況はちょっと危なかったです。病んでいたんですね。
絵本の話に戻りますが、私は絵本を読む時、字に書いてないこと、あれこれ付け足して読んでいました。でもそれって親の欲目というか色気なんです。
それが見えた時点で絵本はつまらなくなってしまうんですって。
とんでもないことをしでかしてましたよ私は。
それがよく分かったのが、講師の先生が読んでくれた『ぐりとぐら』です。
この本の最後で二人は車に乗ってるんですが、そのページには文がありません。
そのページを見せながら、先生が一言。
「車に乗ってお家に帰ってるんだね。なんて言わないでくださいよ。」と。
それまでに先生は、絵本のページをめくりながら、ぐりとぐらの家のあるのがどちらの方か私たちに推理させていました。めくるたび、どうも読み手から見て左側じゃないかと結論が出たところで最後の車のページです。
車は読み手から見て右側に向かってます。
「親はね、お家に帰っておしまい…にしてしまいたいんですよ。でもね、まだ終わらない、ぐりとぐら(子どもたち)はまだ冒険に出かけるんです。」
やられました。
私、『ぐりとぐら』読んだことありませんでしたが、たぶん、最後のページ、「家に帰ってるんだね~」と満足げに絵本を閉じていたでしょうね。ダメ母です。あぁ反省です。
想像力の豊かな子に育って欲しいと思いながら、想像する機会を奪っていたなんて。
他にも私の思い上がりを気付かせてくれるお話がたくさんありました。
この日の話し、感じたことを忘れないために、『ぐりとぐら』買いました。
もちろん、子どもたちに読んであげるためですが、私たち夫婦のためにも。
今度、この先生の話を聞く機会があったなら、じっくり一番前で聞きたいものです。
さぁ、また子育ても新しい気持ちで頑張れるかな。