まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

モデラーズ FK8 シビックタイプR 完

2019-07-17 20:36:01 | モデラーズレジンキット シビックタイプR(FK8)

 

 


FF量産車世界最速の座は譲れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※7/19追記※

 

ローダウンしたのに伴い、一部画像を差し替えました。

 

 

 

 

2017年9月に発売されたFK8型シビックタイプR。

 

 

この年の4月、ニュルブルクリンク北コースで行われたタイムアタックにて、先代FK2より約7秒も短い7分43秒80を記録し、見事FF量産車世界最速の称号を奪還しました。(なお今年5月にメガーヌR.S.トロフィーRに塗り替えられた模様)

 

 

先代FK2同様英国工場での生産ですが、FK8は台数限定ではなく通常販売モデルになりました。これにはきっと多くのクルマ好きが喜んだのではないでしょうか?

 

 

ベースになったハッチバック(FK7)自体が当初からタイプRの設定を前提に設計されており、徹底して造り上げられたシャーシや効果的なエアロパーツ、進化した電子制御技術等とも相まって、非常に完成度の高いクルマに仕上がりました。ただその分お値段は450万オーバーとかなり高額に。

 

 

搭載されたエンジン「K20C」の最高出力は先代から10馬力アップの320馬力にまで引き上げられ、FF車としては少々やり過ぎな感は否めません。ただターボエンジンでありながらも素早い吹け上りとレスポンスの鋭さは、ホンダらしさを感じさせるものになっているようです。

 

 

こうした高い性能を誇りながら、3つのドライブモードを駆使することで街乗りからサーキットまで幅広く楽しめる懐の深いクルマになっているのも特徴。歴代タイプRの中で最も乗り心地が良いと聞きますから、サーキット一辺倒ではないGTカー的な性格も強くなったのでしょう。

 

 

 

 

 

キットは昨年12月に発売されたモデラーズのレジンキットシリーズです。

 

 

発売直後に購入し、年末年始休暇を利用して製作に着手するも、その後は様々な事情により中々作業が進まず、気が付けばもう7月になっていました。

 

 

キットの構成自体は基本的にこれまでのモデラーズレジンキットシリーズ同様。ただ今回は精度が少々怪しい感じです。

 

 

インストの指示もあまりあてにしない方がいいと思いました。そもそもキットにインストが最初から入っていなかったため、手元にある実車カタログなどの資料を参考にして製作していました。

 

 

FK8は見ての通り面の多い複雑なデザインですので、研ぎ出しや細かい塗り分けは非常に面倒で気を遣いました。

 

 

エッジ部分も実車だともっとシャープでクッキリしているのですが、少しダルくなってしまいました。反省点の1つです。

 

 

今回はハセガワのフィニッシュシリーズにお世話になりました。ルーフモールやアンダースポイラーのカーボン、赤いラインなどです。

 

 

特にカーボン製スポイラー部分にはこだわりました。作業は大変でしたが、ただ単にグロスブラックで塗装して済ませてしまうよりグッと雰囲気が出ますので、やって良かったと感じました。

 

 

内装では、FK2同様自作のトノカバーっぽいものと、スタジオ27製のシートベルトセットで簡単にディテールアップしました。複雑なパターンのフロントシートは付属のデカールを使用せずに気合いのマスキングで塗り分けています。

 

 

ウインドウと窓枠は今回も苦戦しました。ここはやはり非常に手強いですね。

 

 

窓枠のエッチングパーツで大失敗してしまいましたが、何とかリカバリーできたのは幸いでした。いつかは部品注文出来るようになったらいいなぁ・・・(願望)

 

 

 

 

 

と、まぁ色々書き連ねてきましたが、こうして完成すると迫力あって非常にカッコ良いです。

 

 

デカイ、高い、(ゴテゴテして)ダサイなどと批判されることが少なくない現行シビック。でも私は好きですよ。

 

 

ホンダスポーツ、しかも現行タイプRのキットですので、こうして発売してくれるのはとてもありがたいことです。現行車種のキットを続々発売し続けているインターアライドさんはこれからも応援したいですし、今後もホンダ車のキット化に期待しています。最近発表された無限FK8とかZE4インサイトとか。

 

 

後半は今年のGWに製作したアオシマプリペイントの86と並べてみました。今手元にあって直ぐに撮影できるのがこれしか無くてですね・・・。

 

 

いずれキチンと歴代シビックタイプR達と一緒に並べて撮影したいと思います。

 

 

 

 

 

次回作は、現時点では同シリーズの無限S660を予定しています。ボディーカラーは、今個人的に気になっているアノ色にしようかと考えています。


モデラーズ FK8 シビックタイプR その6

2019-07-16 18:05:26 | モデラーズレジンキット シビックタイプR(FK8)

いよいよモデラーズFK8もラストスパートです。

 

 

前回記事を書いていて気付いたのですが、カーボンスポイラーに入る赤いラインの存在をすっかり忘れていました。

 

 

キットにデカールは付属しますが、ここはお手軽にハセガワの赤色フィニッシュを貼って再現してみました。

 

 

 

 

 

 

少々太いかもしれませんが、ここは雰囲気重視です。

 

 

 

 

どうでしょう。

 

 

 

 

 

テールランプ取り付け&リアガラスのリベンジです。

 

 

テールランプは合いが悪い(特に左側)です。ハイマウントストップランプが付いているバーとも干渉するようなので、取り付ける際に若干削って調整しました。

 

 

 

 

やり直したリアガラスは、この画像ではしっかり付いているように見えますが、やはり時間が経つと徐々に下側が剥がれて浮いてきました。この素材苦手です・・・。

 

 

あとリアワイパーのブレードも浮いてますね。

 

 

 

 

 

内装をボディーに取り付けます。

 

 

と、その前に、内装を製作した際に後回しにしていたシートベルト関連を。

 

 

今までシートベルトの金具やバックルは基本プラ板から自作していました。ですが、毎回いちいち自作するのは面倒ですので、今回はスタジオ27製のシートベルトセットを使用してみました。

 

 

 

 

 

 

生憎スタジオ27のセットには赤いシートベルトは付属しないため、2台目S2000製作時に余ったディテールアップキット付属のシールを赤く塗装して使用しました。

 

 

 

 

完全に自己満足です。自作トノカバー同様、完成するとじっくり覗き込んでも見えにくい部分ですから。

 

 

 

 

 

シャーシとボディーはねじ止めで固定します。

 

 

車高は、

 

 

 

 

 

 

実車に比べると少し高めです。

 

 

このシリーズは構造上車高を下げる加工が大変そうなので、今回はそのままにしました。タイヤやホイールを変えればうまく誤魔化せそうな気もします。

 

 

 

 

 

※7/19追記※

 

 

やはり車高の高さがちょっと気になったので、完成後にバラして車高を調整しました。

 

 

フロント。

 

 

 

 

リア。

 

 

 

 

 この方がやはりしっくりきますね。

 

 

 

 

 

さぁ、これで完成!と思ったのですが、どうも窓枠の処理が納得出来なかったのでやり直すことにしました。

 

 

これがまた大変で、ボディーからエッチングパーツを剥がす際に折り曲げてしまいました・・・。薄い金属製のエッチングパーツは一度折り曲げてしまうともうおしまいです。

 

 

やってしまったものはしょうがないです。模型製作に失敗は付き物。失敗してもリカバリーすれば良いのです!(ポジティブ思考)

 

 

 

 

何とか再使用できそうな箇所を切り取り、それ以外はプラ板やプラ棒でピラーやゴムモール部分を自作。ついでにフィルムパーツを少しカットしてボディー側と合うように調整しました。

 

 

 

 

塗装してこの通り。無事何とかなりました。

 

 

 

 

 

最後余計なことをして無駄な手間が掛かりました(笑)

 

 

次回ついに完成です。ここまで本当に長かった・・・。(シミジミ)


モデラーズ FK8 シビックタイプR その5

2019-07-15 00:28:00 | モデラーズレジンキット シビックタイプR(FK8)

世間では3連休ですね。という訳でモデラーズレジンキットFK8の製作を再開しました。

 

 

 

 

 

前回ボディーの鏡面まで終えていました。その続きからです。

 

 

角を出してしまった箇所をササっと再塗装してから、

 

 

 

 

マスキングしました。複雑な塗り分け箇所が多く、結構時間が掛かりました。

 

 

 

  • 窓枠、フェンダーダクト、ボディー裏側、タイヤハウス・・・タミヤラッカーのフラットブラック
  • 前後バンパーガーニッシュ、アンダースポイラー・・・ガイアEXブラック
  • テールランプ部分・・・EXシルバー

 

 

入り組んだ形状故に、

 

 

 

 

 

 

はみ出したり汚くなってしまうのはしょうがないですね。この後スミイレしつつ修正しました。

 

 

 

 

 

さて今回のFK8製作で肝(?)となるのがカーボン製スポイラーの再現。実車を見た時からここをどう再現しようか考えていました。

 

 

単にツヤありブラックで塗装しただけではイマイチ雰囲気が出ないですし、かといって塗装で再現するにも難しそうです。また不器用な私にはカーボンデカールだとさらに難易度が跳ね上がりそう・・・。

 

 

そこで今回はハセガワのカーボンフィニッシュ12を貼ってみることにしました。ミラーフィニッシュ同様薄くてよく伸びるので、曲面でも馴染みやすいです。

 

 

 

 

 

 

リアはディフューザー形状なのでかなり厄介でした。細かく切ったシートを複数回に分けて地道に貼っていきました。

 

 

 

 

苦労して貼った甲斐あって、中々良い雰囲気になったと思います。ハセガワの○○フィニッシュシリーズはホント便利ですね。

 

 

ちなみにルーフモールはキット付属のデカールではなく、細切りにしたツヤ消し黒フィニッシュを貼りましたよ。

 

 

 

 

 

エッチングパーツは、

 

 

 

 

ガイアマルチプライマーを先に吹いてからタミヤラッカーのフラットブラックを塗装。ボディーに接着して行きます。

 

 

 

 

フォグランプ横の細かいダクトや、フロントフェンダーのダクトもエッチングパーツになっています。非常に細かいので紛失には要注意!

 

 

あと少し気になったのが、「TYPE R」のエンブレムデカールはインストでは小さい方がリア、大きい方がフロントに貼る指示になってますが、恐らく逆だと思われます。

 

 

私はフロントに小さい方、リアに大きい方を貼りました。

 

 

 

 

 

テールランプのカバーはマスキングして塗り分けました。

 

 

 

 

コの字型の外側部分は、裏側にツヤ消し黒フィニッシュを貼りました。

 

 

取り付けは後程。

 

 

 

 

 

鬼門のウインドウ&窓枠の取り付けです。

 

 

フロントはまだいいですが、サイドとリアは安易に接着剤を使用するとはみ出してしまい、十中八九汚くなります。ここはFK2の時のように両面テープで慎重に貼り付けました。

 

 

 

 

 

 

FK8の場合、どうもボディーと若干形状が合わないような?ファイルムパーツやエッチングパーツの曲げが足りなかった?からか、FK2より取り付けに手間取りました。

 

 

また、気を付けないとミラーがうまく嵌らなくなります。私は強引に接着してしまいましたが。

 

 

リアガラスは、

 

 

 

 

こんな感じで両面テープを貼りました。

 

 

 が、フィルムパーツの反発力でどうしても下側が少し浮気味になります。貼る前に少し曲げたんですけどね。

 

 

 

 

うーむ、気になりますね。この後やり直します。

 

 

あとインストでは指示がありませんが、リアワイパーを取り付けるためフィルムパーツに穴開け加工が必要です。

 

 

 

 

 

取り敢えず何とかここまで来ました。

 

 

今回で一応山場は越えたと思うので、完成までもう一息ですね。連休中の完成は無理でも来週中には何とか・・・!

 

 


モデラーズ FK8 シビックタイプR その4

2019-03-26 22:46:31 | モデラーズレジンキット シビックタイプR(FK8)

またまたかなり久しぶりのモデラーズFK8製作です。息抜きに少しだけ進めてみました。

 

 

 

 

今回は研ぎ出しから。ボディーの続きは正月以来です。

 

 

2000番ペーパーや3000番スポンジヤスリをかけてから、スジボリ堂バフレックスを使用しました。

 

 

 

 

 

ボディー全体が艶消し状態になりました。

 

 

FK8はFK2以上に面やエッジの多いデザインなので、作業はかなり気を遣いました。ホンダさん、もう少しシンプルなデザインにして下さい。

 

 

その後タミヤコンパウンド3種、ハセガワセラミックコンパウンドで磨きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ツヤはまずまず。ややぼってりかも?

 

 

ルーフのシャークフィンアンテナやボルテックスジェネレーター周辺はちょっと柚肌っぽいです。この辺りは別パーツになってたらもっと作業し易いんですが。

 

 

よーく見ると、

 

 

 

 

 

 

何箇所か角を出してしまいました・・・。

 

 

 

 

 

ボンネット先端は少し欠けてしまいました。(青丸の部分)

 

 

 

 

 

瞬間接着パテで修正しました。

 

 

ここは後々黒く塗装することになるので、まだ目立ちにくい箇所です(多分)。助かりました。

 

 

角を出した部分はエアブラシでこの後ちゃんと修正するつもりです。

 

 

ただ現在は住宅事情的な意味で塗装が出来ないため、まだ先の話になりそうです。窓枠などの塗り分けもいつになるやら。

 

 

 

 

そんな訳で、短いですけど今回はここで作業終了です。

 

 

先に無限S660の表面処理でも始めてしまいましょうかね。でも表面処理始めたら塗装もしたくなるな・・・。





モデラーズ FK8 シビックタイプR その3

2019-02-02 20:42:38 | モデラーズレジンキット シビックタイプR(FK8)
早くも無限S660のキットが届いてしまいましたが、現在製作途中のFK8が完成してからの予定です。





久々ですね。今回は内装です。


構成的にはFK2とほとんど変わりません。


まずシート。


複雑なパターンはFK2同様デカールで再現するようになっていますが、頑張ってマスキングして塗装しました。





先にガイアジャーマングレーを塗装してからピンクの下地を塗装し、クレオスハーマンレッドを重ねました。





デカールが付属すると言っても、シートのサイドや裏側は自力で塗装しなければならないので、この方が結果楽なように感じます。





シルバーの部分はエナメルの筆塗り。仕上げに全体にフラットクリアーを塗装してあります。





リアシートもガイアジャーマングレーです。






インパネやフロア、ドア内貼りは、私の中で定番のガイアニュートラルグレーⅤを塗装。





後はカタログ等を参考に細かい部分をチマチマと塗り分けてデカールを貼り、最後にフラットクリアーを塗装しました。





赤いラインはデカールと筆塗りです。細くてデカールが貼りにくいです・・・。




ドア内貼り。




インストの指示ですと、カーボン調ガーニッシュのデカールの貼り付け位置が、





この赤く囲った部分になっていますが、どうやら間違いのようです。分かりやすいようにハッチバック(FK7)の画像を持ってきました。








もう少し上の所ですね。しかも前側だけのようです。


デカールはカットして長さを調整しました。





ラゲッジスペースは、FK2同様床面が低くてスカスカなのが気になったので、





今回もプラ板でそれっぽくトノカバーを自作してみました。








フェルトを貼っておきました。


リアガラスを取り付けるとほとんど見えないとは思いますが、ちょっとした自己満足ポイントです。





ひとまず雰囲気の確認を・・・。








フロアにもフェルトを貼りました。














レーシーなインテリアです。


この時点ではまだシートベルトがありませんが、この後ちゃんと取り付けますよ!





今回はここまで。


やるべきことが色々とあるので、またしばらく製作出来ないかもしれません。


今月中に完成出来たらいいなぁ・・・。